娘が語る、天才・赤塚不二夫

サンスター 文化の泉 ラジオで語る昭和のはなし

今回は「ギャグマンガはこうして生まれたのだ!」と題し、昭和が生んだ偉大な漫画家、赤塚不二夫さんの一人娘で、フジオ・プロダクション代表取締役社長の赤塚りえ子さんをお迎えしてお送りしました。

赤塚不二夫さんは昭和10年、今の中国東北部でお生まれになりました。中学校に在学中、手塚治虫さんの「ロストワールド」に影響を受けて漫画家を志しました。昭和31年、少女マンガでデビュー、多くの人気漫画家を生み出す、かの「トキワ荘」に入居します。昭和37年、「週刊少年サンデー」に「おそ松くん」、「りぼん」に「ひみつのアッコちゃん」の連載を開始、その後は「天才バカボン」「もーれつア太郎」「レッツラゴン」といったヒット作を次々と送り出し、ギャグ漫画の王様と謳われました。平成10年に紫綬褒章を受章。平成20年、かねてからの闘病中、肺炎のため、72歳で逝去されました。

今回のゲスト、赤塚りえ子さんは30歳でイギリスに渡り、ロンドン大学ゴールドスミス校ファインアート科を卒業、現代美術家として活動されています。平成18年に帰国され、現在は株式会社フジオ・プロダクションの代表取締役社長を務められています。

「ギャグマンガはこうして生まれたのだ!」というタイトルの通り、今回は、大ヒット作品の「きっかけ」をいろいろな角度から伺いました。「おそ松くん」の誕生の裏には、赤塚不二夫さんの奥さん、つまり、りえ子さんのお母さんのヒントがあったそうです。

さらに、「勉強しなさいと両親に一度も言われたことがない」など、赤塚家の温かい教育方針などのお話しもいろいろとご披露下さいました。もちろん、人気の主題歌もお聴きいただきました。

築40年以上になる赤塚不二夫さんの仕事場兼自宅の老朽化が進み、ついに建物を壊すことになったそうです。そこで「フジオプロ旧社屋をこわすのだ!!展 ねえ、なにしに来たの?」という展覧会が、東京都新宿区中落合にある「フジオプロ旧社屋」で開催されます。展覧会の内容は、赤塚不二夫さんをオマージュしたアート作品、壁画、フジオプロの歴史階段、赤塚不二夫さんが暮らした自宅の公開、1970年代から2002年までの写真およそ1000枚の展示、秘蔵プライベートフィルム上映、赤塚不二夫の原稿・原画の展示、懐かしのキャラクターグッズ、アシスタント・編集者との思い出の披露などなど。ライブやトークショーも予定しています。「フジオプロ旧社屋をこわすのだ!!展 ねえ、なにしに来たの?」は9月29日・木曜日から10月30日・日曜日までの、毎週木曜日から日曜日まで開催されます。詳しくは展覧会のホームページ、kowasunoda.com をご覧ください。

番組は「radiko」の「タイムフリー」で放送後一週間、お聴きいただけます。下記のバナーをクリックしてください

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