イトメンのチャンポンめんがご当地袋麺として石川県で愛される理由とは?

全国の皆さんと電話でつながる「ニッポン列島生電話~ローカルレコメンド~」。
8月28日の放送は「JRN各局推薦!ご当地袋麺」をレコメンドテーマにお送りしました。
石川県・MROラジオ推薦のご当地袋麺は「イトメンのチャンポンめん」。しかしこの袋麺、実は石川県ではなく、兵庫県の会社の商品なんです。イトメン株式会社の伊藤しげりさんにお話をうかがいました。

昭和20年(1945年)創業のイトメンは、そうめん、うどんなど乾麺の製造販売メーカーです。
数々の乾麺づくりからヒントを得て誕生したのがインスタントラーメン「イトメンのチャンポンめん」で、昭和38年販売開始のロングセラー商品です。
パッケージに添付されているスープも自社で製造されています。エビ、しいたけの「だし」が独特の風味のスープとマッチして、あっさりしています。60年間変わらない味も、ロングセラーの秘訣なんです。

黄色のパッケージが印象的。昭和50年代のキャンペーンで、感謝を込めて「五円玉」と封入したところ、消費者の皆さんから「縁起がいい」「黄色いパッケージで幸せを呼ぶ」と評判になりました。
兵庫県のご当地麺として人気ですが、「北陸地方で人気の理由として、イトメンのチャンポンめんは、麺に食塩を使用しない「無塩製麺」を採用していてあっさりしていることから、北陸の野菜や魚など、新鮮で美味しい素材をトッピングすると、そのおいしさを麺が引き立ててくれるからでは、と考えられています。」と、伊藤さん。
「他の地方に引っ越した時、ずごく食べたくなって送ってもらいました。」という声もあり、北陸地方の定番ラーメンとなっています。

試食でいただきました!
ユイカさん「この香り、好き~! うま~!これ好きなやつ。この塩味いいです!このまろやかさと甘味は、エビとしいたけですかね。」
斉藤さん 「うまっ!これ!これなんです!これじゃなきゃ!麺とスープだけでシンプルにおいしい。」
「イトメンのチャンポンめんは発売から60年を迎えました。他にはない、ありそうでない味です。まだ召し上がったことのない方は、ぜひ!召し上がっていただきたいです!」と、伊藤さんからメッセージをいただきました。

「イトメンのチャンポンめんは発売から60年を迎えました。他にはない、ありそうでない味です。まだ召し上がったことのない方は、ぜひ!召し上がっていただきたいです!」と、伊藤さんからメッセージをいただきました。
ユイカさんと斉藤さんにとって“どストライク”な味の「イトメンのチャンポンめん」。富山のリスナーさんからも「家庭で食べるラーメンの定番」と、メッセージをいただきました。北陸で愛される定番ラーメンなんですね。