水中写真家 中村征夫がファインダー越しに見た昭和

サンスター 文化の泉 ラジオで語る昭和のはなし

今回は「水中写真家 中村征夫がファインダー越しに見た昭和」と題してお送りしました。スタジオに日本を代表する水中写真家、中村征夫さんをお迎えし、中村さんがカメラのファインダーから見た「昭和」という時代についていろいろと伺いました。

中村征夫さんは昭和20年生まれ。秋田県のご出身です。高校卒業後に就職で東京に来られ、19歳の時、神奈川県の真鶴岬で水中写真を知り、その後、水中写真の撮影を独学で始められました。昭和52年、東京湾に初めて潜り、ヘドロの海で逞しく生きる「いきもの」に感動。その後、東京湾だけでなく、水俣湾、諫早湾など環境問題が叫ばれるところを始め、半世紀以上にわたり、各地の海を撮り続けていらっしゃいます。第13回木村伊兵衛写真賞、第26回土門拳賞、2007年度の日本写真協会・年度賞など数々の賞を受賞。水中写真界のレジェンドとしてご活躍です。

宮崎美子さんにとっては「ダイビングの師匠」でもある中村さん。和気あいあいとした雰囲気の中、中村さんが見てこられた海、環境、そして昭和について伺いました。

中村さんは昭和44年に、日本で初めて創刊されたダイビング雑誌の会社に入社。プロカメラマンとしてデビューを果たします。しかし、好きな写真でご飯を食べられると思ったけれど甘くなかったようで、撮影はもちろんのこと、営業も含めていろいろなことを担当されたそうです。

そして昭和51年、のちに中村さんが独立するきっかけとなる出来事が発生します。「奥多摩湖 一家6人行方不明事件」です。新聞社の写真部から電話があり、「奥多摩湖に沈んでいる車の写真を撮りたいから協力してほしい」との依頼が・・・中村さんの運命を変えた1枚といっても大げさではない写真を撮ることにつながりますが、その詳細は番組をお聴きください!

さらに、海を通して地球環境を間近でご覧になってきた中村さんに、その変化や思うところについても伺いました。「中村さんだからこそ」説得力のあるお話しが盛りだくさんです。

中村征夫さんのインタビューが掲載されている一冊をご紹介します。「1日1話、読めば心が熱くなる365人の生き方の教科書」というご本です。様々な世界の第一線で活躍されている365人の皆さんへのインタビューで構成された一冊で、先日亡くなられた稲盛和夫さんや五木寛之さん、王貞治さん、瀬戸内寂聴さんらジャンルを超越した豪華ラインナップです。致知出版社から定価:2585円で販売中です。お近くの書店、インターネットの書籍販売サイトでお買い求め下さいさい。

番組は「radiko」の「タイムフリー」で放送後一週間、お聴きいただけます。下記のバナーをクリックしてください

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