第480回「好きなウルトラマン論」

マキタスポーツ、プチ鹿島、サンキュータツオがお送りしている「東京ポッド許可局」。7月2日の放送では・・・
鹿島:好きなウルトラマンはなに?
マキタ・タツオ:アハハハハッ!
鹿島:今また『シン・ウルトラマン』が映画でやって、庵野さんのセレクトした昭和のウルトラマンの4作品だかを映画館でもやってたんですよ。
マキタ:そうなんだ。
鹿島:ウルトラマン、今キテるから。
マキタ・タツオ:アハハハハッ!
鹿島:僕は1970年生まれで、マキタさんもそうだよね。
マキタ:そうだね。
鹿島:最初のウルトラマンって1966年なんですよ。
タツオ:そんな前なんだ!
鹿島:じつは僕もマキタさんもウルトラマンは再放送直撃世代ですよね。
マキタ:そうだね。
タツオ:「再放送直撃」という言い方はないんですよ。
鹿島:再放送が直撃したんですよ!
タツオ:僕らの番組だけで言ってる言葉ですからね(笑)
鹿島:僕は「これがリアルタイムだ!」と思って見てましたから。あれは小学校3年生くらいですかね。7歳8歳くらい、昭和53年くらいに直撃しました。リアルタイムでいうと、マキタさんはなに覚えてる?

マキタ:俺はタロウだね。
鹿島:あ~、やっぱり!
タツオ:『ウルトラマンタロウ』ですね。
鹿島:僕らはタロウかレオですよね。
タツオ:レオってあったね!
マキタ:レオはM78星雲じゃないんです!
鹿島:ほら始まった、来たよ(笑)
タツオ:うるさい人がたくさんいるジャンルだからな~。
マキタ:タロウはウルトラの母と父の実子なんですよ。
タツオ:そうなんだ。
鹿島:「実子」
マキタ:アハハハハッ!
タツオ:家父長制だね。
鹿島:そのときに初めて母は出てきたんじゃないかな。
タツオ:それはボーナストラック的な感じがあるね。
マキタ:ツインテールみたいな感じだよね。
鹿島・タツオ:そうそう。
鹿島:父の角、触りたかったよね。
タツオ:「角を触りたかった」っていう話なの?
マキタ:水牛みたいだったよね。
鹿島:そのうえで、誰が好きですか?
マキタ:俺は思い出があったのは、やっぱりちゃんと見てたからタロウかな。タロウは良かったよ。
鹿島:「ウルトラの父がいる~♪」
マキタ:「ウルトラの母がいる~♪ そしてタロウがここにいる~♪」
鹿島:そうです、そうです。
タツオ:その曲は知ってるよ。
鹿島:それは再放送とかで見たことある?
タツオ:俺はセブンだね。
鹿島:あ~、セブンね!
マキタ・タツオ:「セブン、セブン、セブン、セブン~♪ セブン♪セブン♪セブン♪」
鹿島:これは歌い出す番組ですから。
タツオ:とはいえこれは85~6年の番組だったから、10歳になるならないくらいの感じでした。なんか、セブンのメガネみたいなの売ってたよ。
鹿島:ウルトラアイ。
タツオ:ウルトラアイっていうんだ。
鹿島:NHKにもそんな番組あったな。
マキタ:あったね、『ウルトラアイ』
鹿島:化学研究のね。
マキタ:あれは面白かったね。
タツオ:なんか、あれはみんな学校でやってた記憶があるかな。
マキタ:メガネかけてるやつは「メガネ貸せ」って言われて、「セブン!」ってやってたよな。
鹿島:ウルトラマンごっこだね。
タツオ:でもやっぱり俺はウルトラマンは世代じゃないかな。あんまりピンと来なかったね、最後まで。「なんで3分しか持たないんだろう?」とか。「敵みたいな生物はなにをしに来たんだろう?」とか、いろんなことを考えちゃって。でもそういうこともなんの説明もなくやってるもんだから、「そういうもの」っていうのを飲み込むしかないから。だからもう乗っかれなかった。「仕上がったルールにお前は乗っかるんだよ」っていう。
鹿島:最初からそういう目線で見てたんだ。子どものころからな。
タツオ:そうだね(笑)
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