鈴木啓太×角谷リョウ2

スナックSDGs powered by みんな電力

土曜日の夜、ラジオの中にオープンする社交場が、「スナックSDGs」。    
毎週いろいろなお客さまを迎えて「この星の未来」を話し合う番組です。    
スナックのホストは、再エネソムリエの大石英司TBSアナウンサー上村彩子    
今回のお客さまは、鈴木啓太さんと角谷リョウさんです。    
 

         ↓放送音源はコチラ!

 


鈴木啓太  

16年にわたって過ごしたプロサッカー選手の時代には、Jリーグ年間優勝、AFCチャンピオンズリーグ制覇などを経験。日本代表として国際Aマッチに通算28試合出場。2015年にプロ生活を引退後、起業。アスリートの便を集めて腸内細菌を研究し、その成果を、アスリートや一般の人に向けた健康維持に役立てる会社、「AuB」の代表を務めている。  
 

角谷リョウ  

肩書きはスリープコーチ。上級睡眠健康指導士。これまでに累計6万5千人の睡眠改善をサポートしてきた。大学時代には都市工学を専攻。神戸市役所に勤務していた頃に体づくりに目覚め、トレーニングスタジオの経営者として独立。運動と食事のプロフェッショナルを経て、スリープコーチに。2022年3月には、『働くあなたの快眠地図』を上梓。  
  


今回のSDGsは・・・

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―起きてすぐのコーヒーはNG?


上村
角谷リョウさんはおよそ120の会社で累計65,000人の睡眠改善をサポートしてきた上級睡眠健康指導士ということで、「スリープコーチ」の肩書きで活動を行っています。複数の著書もお持ちですが、現在話題を呼んでいるのが3月に出版された「働くあなたの快眠地図」。この本の目次だけ少しご紹介しますと・・・「早寝早起きでなく、早起き早寝」、「目覚めて起きるではなく、起きて目覚める」、「寝起きのコーヒーはNG」、「目覚めには朝日ではなく照明」、「目覚めのコツはシャワーと白湯」、「目覚まし時計の使い方次第で1日のパフォーマンスが変わる」、「1日で最もストレスに強いのは、朝起きた1時間」。気になる言葉が並んでいます。


大石
興味深いですね。


鈴木
この項目を見て、「寝起きのコーヒーNG」って、いうのが気になりました。寝起きだからコーヒーを飲んで目を覚ますっていうイメージがあるんですけど、それは違うんですか?


角谷
そうなんです。人間って、自分で目覚める機能があるんですけど、寝起きにコーヒーを飲むと、その目覚めをコーヒーでしちゃうので、コーヒー飲まなくなると目が覚めない、みたいなふうになっちゃうんですよね。最初、自力で目覚めた後にコーヒーを飲む、であれば目覚めが持続するんでいいんですけど、まず起きてから最初に飲むことはしない、ということです。ただ、朝の飲み方についてはそうなんですけど、実は、すべての一般的な食べ物や飲み物の中で、コーヒーは抜群に健康な飲み物というデータもあるんです。国立の研究所が出している発表によれば、もちろん個人差はある上で、コーヒーを飲むと、1日4杯ぐらいまでなら、4大疾病に関して、100の数値が60くらいまで下がるという統計があります。それぐらい、良いんですね。他にそんな数値を出す食べ物や飲み物は、ぼくには見当たりません。もちろん、飲みすぎてしまうのも問題ですので、いかに、うまく付き合うかですね。長期的に見ると、コーヒーをうまくポイントポイントで飲むと、より人生は良くなっていく、という感じでしょうか。


鈴木
僕、半年ぐらいやめているんですよ。コーヒー飲み過ぎちゃっていたので、やめたんです。


上村
4杯以上飲んでいました?


鈴木
飲んでいました。朝の会議、夜に眠くなった時、もちろんそれ以外にも飲んで、コーヒーでお腹いっぱい、みたいな。そんな生活だったので、一旦、抜こうと思ったんです。


角谷
それ良いと思います。相当耐性もあるので、鈴木さんの場合は二杯ぐらいをポイントで飲むと体にもいいし、パフォーマンスにもいいんじゃないかと。


鈴木
そしたら、もう明日から飲んじゃう。(笑)


上村
久しぶりに飲んだら体がどんな感じになるのか気になりますね。


大石
4杯ぐらいまででね。


鈴木
これ、みなさん、明日からやれるんじゃないですか?


上村
しかも気軽に実践できますもんね。




―最初の目覚めは、光から


鈴木
最初に起きてから目覚めるためには、何をしたらいいですか?腹筋とか腕立てとか?


角谷
最初に目覚めるためには、基本的には光ですね。


大石
「朝日ではなく照明」、というのも角谷さんの著書の中にありましたね。


角谷
朝日の場合、冬だと7時くらいですが、夏だと5時前ですよね。太陽に合わせて生活をしないといけなくなります。一方で、照明であれば、安定して同じ時間に起きられるので、光を使ったほうがいいんじゃないですかっていう話をしているんです。僕は、今、「スリープコーチ」と言っていますが、元々は、「パフォーマンスコーチ」として、どのように、1日1日のリズムを作るという仕事をしていました。やっぱり、強弱をつけられる人の方がビジネスでも強いんですね。頑張る・OFFる、頑張る・OFFる。経営者の形でハイパフォーマーの方々は、自分が、どこでどういうパフォーマンスが必要だから今は集中なんだ、今はOFFなんだっていうのをはっきりと明確にすることが大切だと思うんです。睡眠はその一つですね。


鈴木
サッカーやっている時もそうなんですよね。大事な瞬間に力が出せないと意味ないので、ずっと頑張っている必要はない。


大石
会社の社員とかもね。一日中忙しいわけはないじゃないですか。ちょっとずつ暇だったりするわけですよ。その時は堂々と寝ていいってことですよね。別に12時だから寝る、じゃなくて、3時でもちょっと空いたら寝ていいっていうね。


角谷
ショートスリーパーと呼ばれている人がいますけど、基本的に、短くて良い睡眠をとるとメインの睡眠が短くなるってのは科学的にわかっているんです。たとえば3時間寝ました、途中でまた3時間寝ました、とかって分断すると、すればするほど睡眠って少なくて済むというのは分かっているんですよ。まとめて寝るからみんな「何時間」っていうけど、ちゃんと寝た後にみんなぽっぽっぽっぽって分断して寝れば限りなく短くできる、みたいな。人によっては9時から1時まで寝て、1時から4時までバリバリ仕事して、4時からまた寝て・・・これ分割睡眠っていうんですけど、そういうのが得意な人もいます。


鈴木
時々ありますよね。10時くらいに寝て、「うわー、めっちゃよく寝た」と思って時計を見たらまだ12時半で。でも今寝る時間だから「寝なきゃ!」みたいになるじゃないですか。


角谷
1時に起きて、しかもキレキレだなと思ったらそのキレキレタイムを使って仕事とかをバーっとやって、また眠くなったら寝る。というスタイルでも良いんです。


大石
僕、いつもすごく体感しているのは、ビジネス上の課題ってあるじゃないですか。運用資金をどうするか、とか、いろんな課題がある時に、15分寝ると次起きた時に結構解決していることが多いっていうか。「こうしよう!」って決められることが多いんですね。寝ている度にいろんな問題解決していくような気がするんで、いっぱい細かく寝れば寝るほどそれだけ問題解決していくっていう風に、僕自身は結構思っていたりして、だから社員にも「みんな細く寝たら?」っていう風に結構言っているんですよね。


鈴木
仕事中に寝ても問題ない?


大石
うちの会社は問題ないです。


鈴木
素敵な会社だ。俺も寝たい。


上村
睡眠のこと、聞きたいこといっぱいありますよね。・・・アスリートの便も、オンの時とオフの時とかで状態全く違ったりするんですか?


鈴木
一度、駅伝チームで調べたことはあります。大会の前後、5回くらいにわたって調べましたけど、やっぱ違うんですよ。違うんですけど、じゃあそれって本当に何がいいのかっていうのはまだデータが集まりきっていないのと、たとえばパフォーマンスが本当によかったらそれはそれでいいかもしれないけど、でもそれってこの人にとってはいいけど、あの人にとっては違うかもしれないっていうことも、まだまだこれからなんですよね。ただ我々としては一つ、「あ、これだな」っていうところ、見る部分はあるんです。なので、それをどういう風に見るか、どういう風に検知するか。データを見ることも大事ですし、それが何を物語っていてどうするべきなのかっていうところを突き詰めているっていう段階です。


上村
角谷さん、コーヒーの話も聞きましたけど、食事に関しては睡眠にどんな影響がありますか?


角谷
食事って、たくさん食べて寝ると気持ちよかったりするじゃないですか。でも、胃の中に食べ物が残っていると、睡眠中でも撹拌したり胃液が出たり、胃って洗濯機みたいに動いているんです。この状態で寝ると、睡眠が浅くなる上に、胃もゆっくりになるので消化も悪くなるんですよ。それこそ海外のトップリーグのサッカーチームなんかだと、「食事を睡眠の3時間前に済ます」っていうルールを作っているチームもあってして、「24時に食べちゃったら3時に寝てください」っていうことですよね。



―ヨーグルトは、毎日、違う種類を


上村
鈴木さんは会社でいくつかアイテムも販売されているということですが、どういうものなんですか?


鈴木
腸内細菌は多様性を高めることが大事、という風に話したんですけど、たとえばヨーグルトにも、「何々菌が入っていますよ」、「生きて届く何とか菌入っていますよ」と書かれているように菌が入っていますよね。でも、あれは、一つの菌なんです。多様性が大事なので、僕は「毎日違うヨーグルト食べてください」とお話をしています。でもそれって結構大変なので、我々は30種類の菌が入っている、ミックスされた「AuBベース」っていうサプリメントを作りました。

また、このお腹の中にいる菌って働いてくれているので、この菌にエサを与えることも重要なんですよね。みんな働くときに報酬なかったら働かないじゃないですか。そういうことで、「AuBグロー」というものを開発しました。これは、約50種類以上の食物から取った8種類ぐらいの食物繊維が取れるっていうスティック状のものです。お腹の中の菌の餌です。食物繊維をとりましょうってよく聞くと思うんですけど、なんで食物繊維やオリゴ糖摂るといいのかっていうと、菌のエサになるからなんですよね。それが便通とかそういったものにも良いですよ、っていうことなんですけど。いろんな菌がいるから、いろんな菌にいろんな餌を与えるために、いろんな食物繊維を混ぜて作りました。工場の人には「こんなもん作らせるな!」って怒られたんですけど(笑)、大変だから。


大石
どこで買えるんですか?これは。


鈴木
私たちの自社のECサイト、「AuBストア」というところで販売しておりますので、是非お買い求めいただけたらと思います。大体一ヶ月分で 5,000円くらい。初回は確か3,000いくらかだったような気がします。


上村
一日、100円くらい。


角谷
ヨーグルト一個買うより安いじゃないですか。


鈴木
そうです。もう本当に私たちの自信作なので。是非、手に取っていただけたらと思います。皆さんベストコンディションでいていただきたいじゃないですか。腸って体の中の本当に土台なんですけど、それでいうと、角谷さんの本の目次にも「寝覚めのコツはシャワーと白湯」と書いてありますよね。白湯は、腸、お腹にもいいんですよ。あっためてあげたほうがいいので。ウォーターサーバーとかある方は朝お湯を沸かしてもらって、そのぐらいのあったかいのを一杯飲んでいただくと、胃を通ってお腹の中に、食道を通って胃の中に入ってくるのがわかったりするんですけど、これがお腹にとってすごくいいんですよ。消化器官みたいなものを目覚めさせて、お腹の中を温めるっていうこともあるので。ぜひ、やってもらいたいですね。


上村
私、白湯を飲んでいるんですけど、この時期になってくると、朝起きてもちょっとずつ気温が上がっているじゃないですか。それで最近飲まなくなってきちゃって・・・。やっぱり一年通して飲んだ方がお勧めですか?


鈴木
おすすめですね。大体、夏場って冷たいもの飲むじゃないですか。そうすると胃腸はやっぱり弱っていくんですよ。なので、あったかいものを飲んでもらいたいんですね。普段、別に冷たいもの飲んでもいいんですよ。飲んでもいいんですけど、冷たいものを飲んだ後にはあったかいものを飲んでもらいたいんです。とにかくお腹を冷やさないってことが大事なんですね。菌はたくさんいた方がいいっていう話をしましたけど、その菌は活性化する方がいい、活発に動いてくれ他方がいいんです。菌が活発に動く温度が何度かっていうと37度って言われているので、深部体温とかってよく言われますけど、この体温が高いほうがいい。


上村
わかりました!これは実践しやすい。気軽に取り入れられますね。


大石
めちゃめちゃ興味深いですね。
 

 

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