【2022/07/24】建築家で東京大学大学院工学研究科 教授の千葉学さんが考える『自転車の未来』

自転車協会 presents ミラクル・サイクル・ライフ

7月24日放送分 石井正則(七代目自転車名人)と疋田智がいろんな角度から自転車の魅力を発信するTBSラジオ「ミラクル・サイクル・ライフ」(毎週日曜日18時30分~19時) 今週の「ポイント オブ サイクルトーク」はこちら!

建築家で東京大学大学院工学研究科 教授の千葉学さんをお迎えしました。

 千葉さんは1960年、東京のお生まれです。東京大学建築学科をご卒業され、東京大学大学院修士課程修了。2001年に「千葉学建築計画事務所」を設立されます。新潟県の魚沼市庁舎をはじめ、多くの建築物を設計され、岩手県釜石市の復興住宅がグッドデザイン賞になるなど、いくつもの賞を受賞。一方、本格的なサイクリストで、「建築・まちづくりと自転車」という視点で発信もされています。 

まずは千葉さんによる企画、宮城県・牡鹿半島で開催されるサイクルイベント「ポタリング牡鹿」の話題から。東日本大震災をきっかけに始められたそうです。建築家として被災地の復興に携わる際、初めて向かったのが牡鹿半島。その傷跡に痛ましさを感じる一方で、「美しいこの街にまた人が戻ってこられるような何かを始めたい」と思われたそうです。「将来の観光についても考えたい」という地元の方の言葉を受け、「自分なら自転車イベントかな」と思いつかれたと千葉さんは語ります。そして、2014年から牡鹿半島一周のイベントを開始。およそ100kmを一泊二日で一周するというもの。最初は何もかも手探り。当初は1日で1周するスケジュールだったそうです。ところが一部の参加者から「これってポタリングなんですか?」との指摘があったのだとか。100kmという距離に加え、標高差1400メートルとアップダウンがあるため、ビギナーにはなかなかハード。その意見を取り入れ、途中から一泊二日に切り替えたのだそうです。今年2022年は9月10日、11日に開催される予定です。 

そして、後半は「自転車の未来」について。千葉さんは自転車レーンについて、ある画期的なアイデアをお持ちです。それは現状のような道の脇ではなく、道路の真ん中、つまり中央分離帯になっているところに設けるというもの。「バイシクルハイウェイ」と呼んでいるそうです。「大きな道路の脇にはトラックやバスが止まり、レーンが塞がっているケースも多い。真ん中をレーンにすると停車する車とのバッティングがなくなり、ドライバーからもサイクリストの様子がよく見える。今より安全で速く走れるのでは」というのが千葉さんのアイデアです。石井さん、疋田さんも納得の様子でした。詳しくは音声でお楽しみください。 

番組ではメールを募集中です。 自分の身の回りで起きた自転車のニュース「マイ自転車ニュース」、 サイクリストなら誰もが感じてしまう「サイクリストあるある」、 自転車に乗っているときに、頭の中でつい流れてしまう曲「自転車脳内BGM」、 「忘れられない愛車の思い出」などなど。 cycle-r@tbs.co.jp までお送りください!

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