あなたの筋肉を広告に

森本毅郎 スタンバイ!

コロナ禍で働き方が変化し、「副業」への関心が高まっていますが、そんななか今日は、コロナ禍で生まれたユニークな副業について取材しました。

 

■歩いて稼ぐ「ストチャー!」

まずは、街をぶらぶらするだけでお小遣い稼ぎができる「ストチャー!」というバイトについて。このサービスを始めた、現役の大学2年生、小野塚 悠(とわ)さんに伺いました。

株式会社ワナ・テクノロジーズ 代表取締役 小野塚 悠さん:

歩いて稼ぐ広告バイト「ストチャー!」というサービスを展開しています。

バックパックにiPadを入れて街中を歩くだけになってまして、そのiPadには、常に広告が表示されるような形になってます。

現在は稼げるエリアっていうのが「渋谷」のみなんですけど、1時間歩くと最大で1200円、報酬として得ることができます。

最初の方は結構恥ずかしいんですけど、自分で実際背負って街を歩いてみると、「見て見て、なんか流れてる、流れてる」みたいな感じで指差して追ってくれたりとか。

渋谷色んな人がいるから、自分がこれやってても変じゃないというか、「え、何あれ」みたいな感じで見てくれる方が多い。

いや、反響はすごいですね。仕事終わりのサラリーマンの方が、歩いて稼いで、今日の飲み代をゲットしてから帰りますみたいな感じで言ってくれたりとか、色々な方がいらっしゃるような感じですね。

昔でいうサンドイッチマン、の現代版。こちらは先月から正式に始まったばかりのサービスで、iPadを取り付けた専用のリュックを背負って、ただひたすら歩き回ります。画面に流れるCMは、ドリンク会社の広告や、ゲームの広告、求人広告など様々。1時間歩くと、最大1200円の報酬。

稼いだお金は、スマホの電子決済アプリに入金されて、すぐに使うことも可能。

でも、さすがに恥ずかしいのでは?と思って聞くと、「慣れるともっと見て欲しくなる」と話していましたが、現在は渋谷のハチ公像を中心に、半径500メートルのエリアのみで展開していて、順次エリアを広げる予定とのこと。

「若い世代でも簡単に稼げる仕組みを作りたい」と始めたサービスですが、300人の募集枠に、2000人の応募者が殺到し、小野塚さんも反響の大きさに驚いていました。

 

■マイカーで走って副収入「WithDrive(ウィズドライブ)」

歩きながらお金が稼げるのは手軽だなと思いますが、「歩いて稼ぐ」の次は、「車で稼ぐ」です。続いての副業は、株式会社Essen(エッセン)の代表、橘 健吾さんに伺いました。

株式会社Essen  代表取締役 橘 健吾さん:

「WithDrive」は、自分の車に広告シールを貼って走行するだけで、広告収入が得られるサービスになっております。

車の後ろのリアガラスに、30センチ×60センチほどのサイズの、外が透けて見えるシースルーシールを貼っていただく。

それを貼り付けた状態でスマートフォンでアプリを起動しながら走行していただくと、走行の結果に応じて収入が入ってくる。

本当に通勤、通学で1日1時間も乗らないような方だと、月で数千円レベルですね。多い方だと、月に2万円ほど広告報酬をもらっている方もいらっしゃいます。

軽自動車やコンパクトカー、あとは一部スポーツカーに乗ってる方なんかもいらっしゃいます。

大変反響をいただいて、もっと広告シールの種類を増やして欲しいみたいな感じで、今増やそうとやっているところになります。

マイカーのリアガラスに外側から広告ステッカーを貼って運転すると、広告収入を得ることができる「WithDrive」

タクシーやバスなどの車両を使った広告はありますが、こちらは、マイカーでのいつものドライブが、副収入になるというものです。

貼り付ける広告は、地域のお店や、会計事務所の広告など様々ですが、リアガラスが半分ぐらい埋まる大きさなので、後ろを走っている車から、バッチリ見えます。
(ちなみに、自家用車のリアガラスにステッカーを貼ることは道路交通法としては違法でなく、広告物は、各都道府県、市区町村の「屋外広告条例」に従って許可を得ているそうです)

走った距離に応じて報酬が決まり、1日1時間ほど走る人だと、月におよそ数千円。どこをどれくらい走ったか、車に乗せたスマホのアプリで位置情報を記録していき、人通りのない森の中や、前の車との車間距離が遠くて見えにくい高速道路はカウントされません。

現在、試験的に川崎市内限定で展開し、3000人のドライバーが登録。来月から順次、県外にも拡大していく予定ですが、ガソリン代も高騰しているので、抵抗がなければ、お小遣い稼ぎに良いかもしれません。

 

■マッチョの筋肉で宣伝「筋肉広告」

「歩いて稼ぐ」「走って稼ぐ」…。最後は、「鍛えて稼ぐ」サービスをご紹介します。株式会社レバレッジの代表、只石 昌幸さんのお話です。

株式会社レバレッジ 代表取締役 只石 昌幸さん:

鍛え上げた筋肉に、企業のロゴを載せるという広告ですね。

第1弾でやらせてもらったのが「上腕二頭筋」で、第2弾は「シックスパック」。

企業名をシールにさせてもらって、それをペタッて貼って本人で写真を撮ってもらって、ご自身のSNSに乗っけたら、我々がそれをシェアするという形で拡散しています。

我々としましては本当にお気持ちの物品提供として、我々プロテインのブランドですので、我々のブランド「VALX(バルクス)」のプロテインをお渡ししております。

筋肉を鍛え上げてる人って見せたがりなんですよ。やっぱり夏のビーチ以外でも見せたいんですよ。なので、何か価値として何か埋めないかなって言ったのが、この筋肉広告ですね。

マッチョ広告画像。第一弾は「上腕二頭筋」!(株式会社レバレッジ提供)

ムキムキの筋肉の上に、企業名が書かれたシールを貼って写真を撮り、SNSで拡散。誰でもできるわけではなく、厳正な写真審査のもと、より立派な筋肉を持つ人が選ばれるそうです。

「自分の筋肉を見て欲しい」鍛える側と、「自社のサービスを知って欲しい」企業側、双方の願いがうまく嚙み合った広告で、今後は謝礼のプロテインだけでなく、資金提供も検討していきたいと話していました。

今後予定している第二弾は「シックスパック」!割れたお腹に自信のある方は、応募してみては…(採用された人は、返礼品としてオリジナルプロテインがもらえます)
ご自身も鍛えている、株式会社レバレッジの只石 昌幸さんに聞きました

 

(TBSラジオ「森本毅郎・スタンバイ!」取材:田中ひとみ)

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