Runから広がる新しい生活~安田美沙子さん

コシノジュンコ MASACA

安田美沙子さん(Part 2)
1982年生まれ。20歳の時に雑誌のコンテスト『ミス・マガジン2002』でミス・ヤングマガジンに選ばれ、デビュー。以降、映画・TV・雑誌など多岐にわたって活躍しています。

出水:安田さんは今年1月に『安田美沙子のRunから始まる笑顔な暮らし: 美・食・走る---私のゆる楽しい日々の習慣』を出版していますね。マラソンは通算何回ぐらい挑戦したんですか?

安田:フルマラソンは7回走ってて、アイアンマン・レースは1回。オリンピック・ディスタンスも、トライアスロンも、気づけばハーフマラソンも数えきれないぐらい出てます(^^)

JK:資格も取ってるんでしょう? ランニングアドバイザー! そこまで徹底して。ランニングは子供のころから?

安田:中高バスケ部のころから、ランのトレーニングは1人だけ2回やってたんですよ。山の方だったんで、山の方まで登って分岐点から戻ってくる、っていうコースを1回でいいのに、1人で2回やってた。そのぐらい走るのが好きで、負けず嫌いっていうメンタルもちょうどよかったみたいで、1回フルやったらハマっちゃって。15年ぐらい走り続けてます。

JK:フルマラソンは何分ぐらい?

安田:最高で3時間44分ですね。

出水:すごいですね~!! マラソンを完走したり目標を達成することで、心と体の変化はどんなことがありましたか?

安田:やっぱり、4時間を切れなかった時期に自分を受け入れられなかったんです。すごく悔しくて悩んだんですけど、コーチに「受け入れなさい」って言われて受けいれたら楽になってきて。その間にトライアスロンをやってスイミングとかバイクをやったら、違う筋肉が使えたりメンタルも変わったりして、「悩み事やハプニングがあったら1度受け入れて、前向きに考えればいいんだ」ってことを学んだり。

 

安田:この本も本当はRunは関係なかったんですけど、全ての自分の考え方がRunから来ているなって。最初はフォームを考えるんですけど、途中からメンタルのほうが大きくなって、「この仕事はこうやってみようかな」とか「今日の反省をしようかな」とか、ふと悟るというか。1歩1歩前に進んでるから、ネガティブよりもポジティブな法に気持ちが動く。

JK:走ってるときに下りてくるのね。本当にクリアになるんですね。私も本に書いたけど。

安田:そうなんですよ、運が動くんですよね! 他の仕事も走ってるとうまくいくから、本当に不思議と運が動くんです。

JK:ふっきれるのよね。深く考えるよりも、楽ですよね。楽に動くのが正解ですよね。私も朝ジムに行くんですよ、週2回だけど。必ず30分はまず走る。いや、私の場合歩いたり走ったりですけど。聖火マラソン走るって決まった時から、ずっと続けようと思って今でもやってる。

安田:何時ぐらいに行くんですか?

JK:朝7時半。決めてるの。決めないと行かなくなるから(^^)なにしろ何か続けないと。たまにやるっていうんじゃなくてね。行く前は眠いとかいろいろあるんだけど、「来てよかった」っていつも思ってる。

安田:わかります! ランニングもそうですね。絶対よかったって思えるとわかってるからできる、って言うのもありますね。

出水:走る楽しみというか、リスナーの方にお勧めするとしたらどんなところですか?

安田:前はタイムとか測って走り込んでましたけど、最近はカフェランっていうのをしていて。2か所ぐらいかな、10kmぐらい走ってコーヒー2杯ぐらい飲んだりしてっていうのを仲間と一緒にやるのが楽しくて。出会いも増えたし、店も知れたし、「今度あそこに行ってみよう」とか考えも広がるし。走ると見えることも増えるし。

JK:たとえば外国に行っても走りますか?

安田:走ります。ニューヨークでも走ったし。ロンドンでも1人で走ろうと思ったんですけど、リッツに泊まってたんですが、空気的に「リッツの中をウェアで歩いちゃいけないな」って感じました(^^;)

出水:ママとしても忙しくしている安田さん、朝と夜のルーティンの中に「肩甲骨回し」をやっているそうですね?

安田:やってます。肘を直角にあげて、耳の横につける感じで後ろに回す・・・肩甲骨がくっつくイメージで回すのを朝晩30回ずつやってて。肩甲骨って代謝がすごく上がるんですよ。燃焼率が上がるので、痩せやすくなる。

JK:姿勢がよくなるわ! 結構30回大変ね。20回あたりから疲れが出てくる。
出水:背中がポカポカしますね。

安田:目も開くし、肩こりも治るので、これはもうぜひおすすめです! ジュンコさんがこれだけは毎日続けている健康法とかルーティンはありますか?

JK:毎日スケジュールがばらばらでしょ、だから朝は毎日考えてる。起きる前に、布団の中で。何を着よう、何しよう、って頭で考える。

安田:服選び訊きたいです! 今日の服何を着るかっていう時、見ながら選ぶのか、想像で考えるのか。

JK:想像で考えるんだけど、朝起きた時の気分でぱーっと変えます。前の日考えるのと、朝起きた時の気持ちが違うんですよ。前の日に一応考えとくんだけど、朝起きた時に代わってるのよ。瞬間的に思ったのが一番当たりかもしれない。

安田:ファッションでもうひとつ聞きたいのが、デザインとかどういう風に考えるのかなって。

JK:私生まれた時からそういう環境でしょ。しっかりお勉強していちから、っていうんじゃなくて、身体の部分にあるんじゃないかってくらい何も気にしない。がんばってやってきたわけじゃないんですよね。基本は絵。今も描いてます。だから基本はデッサンですね。

安田:すごーい! 私は絵を描くのもできないから(^^;)

JK:描けばできますよ。チャゲさんに「絵馬を描いて」って全部道具を送ったんですよ。そしたら「死に物狂いで描きました」って描いてくれて。それから好きになって今もどんどん描いてるんですって! 大人になってもちょっとしたきっかけでできるようになるのよ。私の場合、絵を描くときはヘアスタイルから描くんです。

安田:へぇ~面白い! 髪の毛ってファッションとの組み合わせでも大事なんですか?

JK:そうそう。たとえばメンズだったら、女の子の顔描かないでしょ? メンズの顔、メンズのヘアスタイル描くでしょ。眉毛もクッと。そうすると私がメンズの気分になるわけ。

安田:たしかにジュンコさんの昔のデザインって、みなさんヘアスタイルが個性的。全然違うパターンがいっぱい載ってましたね。

JK:だいたい三姉妹のヘアスタイルが全然違う。私はずっとおかっぱで、妹はユニークよね。姉は「おねえさま」って感じで。ヘアスタイルでわかりますよね。ただ、自分が着たくないものは作りたくない。私が着たいなって思えるものが正しいかな、と思ってる。

安田:結婚して年数が経ってきて、ちょっと太ったんですよ・・・でも「ものづくりする人なんだから、太らないほうがいいんじゃない?」って言われるんです。そこはどう思いますか?

JK:細く見えるような服を作る(^^) だってうちのお客様なんて、メンズもやってるけど、結構大きな人も平気です。喜ばれるってうれしいですよ。スリムできれいな人ばっかりもいいんだけど、そうじゃない人も洋服欲しがるのよ。錯覚で細く見せる方法ってあるじゃないですか。

安田:ちょっとお腹出てきた人の気持ちもわかるんですね。勉強になります!

出水:安田さんも2019年に和のプロダクトを扱うブランド「405」を設立されてますよね?

安田:伝統工芸とか職人さんの技術とコラボしようということで、京都出身ということもあるので・・・茶筒とか、ケーキクーラーを作ったりとか、燕三条とコラボしてブレッドナイフを作ってもらったり。職人さんなんで、1個作るのに年月がかかったりして。包丁も3年かかりました。

出水:わ~( ゚Д゚)

JK:小さい包丁って便利よね。私も鎧塚さんからもらった包丁があるの。デザート用で、ちょっとジグザグになってて。なんでもかんでもこれでいいわ、って。

安田:小回りも聞くし、洗いやすいし、小さいのでも切れ味がよかったら、これ1本でいけますよね。こだわりと切れ味は抜群です。そういうのをどんどん増やしていって、いつか京都の町家とかでギャラリーしたいなと思ったり。

JK:京都で育って京都で生かす、っていいですね。本物がいっぱいあるから。私も京都の大学で客員教授をしてて、京都の伝統技術をどうするかっていうテーマを毎回やってます。職人さんがどんどんいなくなってるから。

安田:もったいないですよね、せっかくいい技術を持ってるんだから。

JK:彫り師の女の子がいてね。学校卒業したら「岸和田のだんじりを彫りたい」って。女の子よ! それで本当にやってます。

安田:だんじりも伝統ですもんね。今年見に行ったら、これかな?って見てみたいと思います! 行かなきゃ!



==OA曲==

M.  ライフ イズ ビューティフル  /  ケツメイシ

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