【音声配信】(月)特集「2つの重要裁判判決からみる日本の課題~<生活保護・基準引き下げ裁判><風俗業へのコロナ給付金・裁判>▼小久保哲郎×亀石倫子×荻上チキ×南部広美2022/07/04/OA

荻上チキ・ Session

TBSラジオ『荻上チキ・Session』(平日午後3時半~生放送)  
『荻上チキ・Session-22』から続く、新世代の評論家・荻上チキと南部広美がお送りする発信型ニュース番組。

 

▼16時30分~ Main Session

2つの重要裁判判決からみる日本の課題

~<生活保護・基準引き下げ裁判><風俗業へのコロナ給付金・裁判>  
 


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




きょうは、2つの国に対する重要な裁判判決を通して、今の日本の論点を考えます。

 一つは、先月24日、国が2013年から3回に渡り、 生活保護費の基準を引き下げたのは、 生存権を保障する憲法25条に違反するとして、 東京都内に住む生活保護の受給者31人が取り消しなどを求めた裁判の判決です。 生活保護費の引き下げは、物価の下落に合わせるとして、「デフレ調整」などを 名目に行われていましたが、原告側は、計算方法をめぐって争っていました。 東京地裁の清水知恵子・裁判長は、「専門技術的な見地からの検討を行ったとも うかがわれない」として、引き下げの取り消しを命じる判決を言い渡しました。 ただ、原告が国に求めていた賠償は認めませんでした。

 もう一つは、新型コロナの影響を受けた事業者に対する国の給付金について、 性風俗業が対象外とされているのは、法の下の平等を定めた憲法に不当だとして、 業者側が国を訴えた裁判の判決です。 国側は、コロナ関連の給付金を支給しない理由について、 「性風俗業は本質的に不健全で、国民の理解を得ることが困難」などと主張。 東京地裁の岡田幸人裁判長は「大多数の国民が共有する性的道義観念に 反するものである」としたうえで、風俗業者に支払わないことには 「合理的な根拠がある」として訴えを退けました。     

今回のこの2つの裁判は、裁判相手が国であり、 いわば、日本の抱える課題が明らかになっています。 参議院選挙の開票を今月10日に迎える中、 きょうは、この2つの裁判判決を通して、日本の抱える問題について考えます。

出演

弁護士の小久保哲郎さん

弁護士の亀石倫子さん

 

 

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