男の子2人に悪戦苦闘~安田美沙子さん

コシノジュンコ MASACA

安田美沙子さん(Part 1)
1982年生まれ。20歳の時に雑誌のコンテスト『ミス・マガジン2002』でミス・ヤングマガジンに選ばれ、デビュー。以降、映画・TV・雑誌など多岐にわたって活躍しています。

JK:久しぶりですね! Lineでつながってるから、いつも会ってる気がするけど。でも活躍ぶりが目に見えるわ。いいママをやってるわね。

安田:いえいえ、いっぱいいっぱいですけどね~(^^;)男の子2人 のママですけど、毎日こんなに大変なのかって感じです。

JK:大変だけど、きっと実りますから(笑)
出水:お二人の接点は、NHKの連続TVドラマ小説『カーネーション』で、コシノ・ミチコさんの役を演じられたんですよね。

JK:そう、みっちゃん! みっちゃんとはまったくタイプが違ってて、みっちゃん得したなって(笑)ドラマって錯覚の世界よね!

安田:でもずっと不思議だったのが、台本でいつも「はぇ~」っていうセリフがあって、「これは何ですか?」って思ってたら、ミチコさん本人にお会いしたら「はぇ~」ってホンマに言ってる!って(笑)ふだんから「はぇ~」って言ってらしたんですね。

JK:それが岸和田弁で、ずーっと標準語なしでまっすぐロンドンでしょ。ロンドンでも岸和田弁みたいな英語しゃべってると思う(^^)

出水:わざわざロンドンまでミチコさんに会いにいかれたんですよね?

安田:そうなんです。やっぱり演技させてもらって、本当にどういう感じの世界観なのか見てみたいと思って。でもたまたまロンドンに行ってお会いした日が、ミチコさんが初めてロンドンに行った同じ日だったんですよ。「実は今日やねん!」「ホンマですか?!」って。ご縁を感じました。

JK:事件モノで行ったのよ。大変だったの! 初めてだからアパート探したり大変だろうってことで、姉がついていくことになってて、姉はアンカレッジ経由だったの。アンカレッジでキャビアか何か買いたいってことになってトランクからショルダーバッグを出したら、そのショルダーバックを盗られちゃったの。そこにチケットからお金からパスポートから車の免許から、すべて入ってたの! あの当時で100万円。ぜーんぶ盗られた。

安田:ええ~!! それでどうしたんですか?

JK:それで警察に行ってわぁわぁ泣くのよね。もう映画みたいだった! 

安田:ドラマではそこのシーンはなかったですね(^^;) 

JK:ロケが大変だものね。だからみっちゃんは1人単身で行ったのが良かった。あれきりずーっと行ってるわけだから。そういう宿命というかね。だからそう簡単には帰らない。

安田:でもそれからロンドンが好きになってて、ちょこちょこ行かせてもらってて。でも東京に帰った際にデパートに行くと、たまたまミチコさんがいらしたりして。偶然がつながってて、他人じゃない感じがしています。

出水:当時、連続TVドマラ小説のオーディションはどのような形でやったんですか?

安田:ミチコさんの役はオーディションじゃなかったんですよ。脚本の方からお声がけいただいて。でも、20歳ぐらいの時に朝ドラのオーディションを何回も受けて、落ちてたりしてたので、まさかこういう形で実現するとは・・・。

JK:こういうのってあきらめた時に来るのよ! ふっと肩の力を抜いた時にくるの。やりたいやりたい!っていう時は意外と逃げていく。

安田:不思議ですよね。そのころちょうど舞台もいくつか経験していたので、30歳でまさかセーラー服着るとは(笑)ちょうど10年前ですね。そのころちょうど主人とも出会って、「私これに命かけてるから、朝ドラの収録が終わってから付き合あおう」って言ってて(笑)

出水:先ほどからちらほら関西弁も出てきていますが、京都にお住まいだったこともあるそうで、岸和田とも親和性がありましたか?

安田:全然違いました! 京都やったら「おおきに~」だけど、岸和田は「オオキニッ!」ですよね(笑)「うち」も京都は「うちなぁ」なんですけど、大阪は「ウ・チな~」みたいな感じだった気がします。

JK:同じこと言ってるんだけど、イントネーションが違うのよね。でも岸和田弁のプロがいるから、ちゃんと訂正してくれるの。夏木マリさんなんかね、歌詞を覚えるみたいに岸和田のイントネーションを音符にしてた。そういうやり方もあるんだなって。大阪弁とはまた違うのよね。

安田:上にいったり下にいったりする感じが多かったように思いますね。

出水:『カーネーション』から10年近く経ちますが、女優・安田美沙子としてはどんな作品でしたか?

安田:本当にその時代を生きた感じがしてました。もうミチコさんになり切って、周りからは「ミサコ・ロンドン」って言われて(笑)

JK:いいわね! ゴロもぴったり!

安田:尾野真千子さんも本当に素敵で!

JK:尾野真千子さんは奇跡的だったわね。やっぱり朝ドラに出る人ってその後の活躍がすごいわね。

安田:その場の雰囲気を作ってくださる空気感というか。途中から入ってもその役にすっとなじめる感じ。もう面白いシーンめっちゃありましたもんね! 脚本の時点で面白かったんですけど、本番でもさらにハプニングが起きたりして。偶然テーブルの脚が折れて、倒れたテーブルの上を真千子さんが滑っていくっていう。絶対笑ったらアカン!と思ってこらえながらやったシーンもありましたし(笑)

出水:『カーネーション』は三姉妹のお話でしたが、安田さん自身はごきょうだいはいらっしゃるんですか?

安田:私は実は双子なんです。二卵性双生児で、もう1人は男の子なんです。

JK:そうなんですか! 珍しいですね。やっぱり似てますか?

安田:弟は中高ぐらいのときめっちゃモテてましたね。大沢たかおさんに似てるって言われてて。悔しいぐらいモテてましたね(笑)

JK:でも芸能界には入らなかったんですね? 声かけられなかったのかしら?

安田:入らなかったですね。なぜか私が(^^)

JK:ご自分でこれはマサカ!という思い出や経験はありますか?

安田:やっぱり育児をしているので、男の子2人がこんなに大変だとは思わなかったです。昨日も夜寝る前に「秘密基地を作ろう」って言われて(^^;)夜10時ぐらいで、もう寝る時間やねん!と思いながら、へとへとになりながら秘密基地作って(^^;)弟がそれを壊して喧嘩になって・・・もうこっちはゲッソリで「勝手にして!」みたいな。

出水:いま5歳と2歳ですよね? 

JK:一番やんちゃな時ね。

安田:イヤイヤ期と反抗期が被ってる(^^) でも男の子の育児はいかがでしたか?

JK:うちはそんな大したことないけど、仕事をずっとしてるから、世界中どこにでも連れて行きました。ショウの日にち決める時、学校のお休みに合わせて決めるとか。

安田:「この日はショウがあるから参観日いけないです」みたいなこともあったんですか?

JK:そんなのしょっちゅう。だから私のスケジュールを先に先生に渡すの。「ここはどうしてもいないんです」って(笑)でないと、運が悪いとも言えないし。

安田:私にはできないです~(;^_^A  でも自然と背中を見て大きくなったんでしょうね。いい経験ですよね。

JK:そうね、だからうちの主人を「お母さん」と間違えたぐらいだもの。でもやってるじゃないですか。えらいえらい!

安田:でも男の子はかわいいですね。これから助けてくれるのかな? たまに「ママ大嫌い!」と言ったりしますけど、安心して言ってるのかな、と思ったりしています。


==OA曲==

M.  飛べない鳥  / ゆず

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