「とにかく制作期間が短くて。」舞台作曲家の愚痴

宮藤官九郎さんがいろんな職業の愚痴を聞くラジオ「宮藤さんに言ってもしょうがないんですけど」。5月27日の放送は、舞台作曲家の愚痴!
Oぎ野:宮藤さんに言ってもしょうがないんですけど、曲の制作期間が短いことが多いんです…。
宮藤:そうなんですよね。
Oぎ野:考える時間が長く欲しくて、実際に譜面に起こしたり、音を作っている時間よりもモヤモヤしてる時間が長くあると色々浮かぶんですけど、短いとすぐ譜面にしなきゃとかになるんです。
宮藤:モヤモヤする時間ってみんな必要なんですよね。脚本家もそうだし。そのモヤモヤする時間をみんなちょっとずつにすればいいのに、脚本家ばっかりモヤモヤするから、脚本が遅くなってOぎ野さんがモヤモヤできないんですよね。
Oぎ野:ミュージカルとか、曲がないとどうにもできないのに、私は歌詞が先にないと書けないんですよ。なのに、歌詞がこない。
宮藤:わかりました。気をつけます!

Oぎ野:舞台でせっかくの生演奏なのに、お客さんから見えないことが多いのが悲しいんです。
宮藤:確かにオケピットって下にありますよね。
Oぎ野:オケピットがあるときはまだいいんですけど、最近は舞台裏とかも結構多いんです。
宮藤:うわー!そういうこともありますよね!演奏者から舞台が見えないときはモニターで確認する?
Oぎ野:そうなんです。
宮藤:めっちゃ大変ですね!
Oぎ野:大変です!ちっちゃいモニターだと舞台上の人が見えなくて…。演奏を始めるタイミングがわからないんです。

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