『SDGs企画』 「若い世代の皆さん、地球環境問題を考えてアクションを起こして欲しいです」 東京大学客員准教授の松本真由美さん & 香蘭女学校中等科・高等科の「SDGs活動」に取り組む2人に学習の特徴などを聞く 6月20日放送分▼石井大裕×美空×嘉蓮(TBSラジオ ・月曜21時~)

TOMAS presents High School a Go Go!!

「High School a Go Go!!」は、「学校」を取りまくいろいろな話題にスポットを当てて、高校生の興味ある話題や悩み、そして疑問などを直撃取材する「高校生活応援プログラム」です。ハイスクール・ア・ゴー・ゴー、通称「ハイゴー」です。

パーソナリティはTBSアナウンサーの石井大裕です。

 

2022年6月20日 放送

スタジオは、高校3年生の美空(みく)さん、高校3年生の嘉蓮(かれん)さんとお送りしました。

高校生の主張

毎週、番組のリポーターが各地の高校にお邪魔して、直撃インタビューする「高校生の主張」のコーナーです。番組では今年も、いろいろな角度から「SDGs」、持続可能な開発目標について取り上げています。今週と来週は、その第三弾です。

今週も、東京都品川区にあります、香蘭女学校中等科・高等科を紹介します。香蘭女学校中等科・高等科は、創立が明治21年(1888年)という伝統ある中高一貫の女子校で、キリスト教の精神を教育の基盤に置きながら、長年、日本人としての心を育む時間を大切にしている学校です。

今回は、香蘭女学校で「SDGsの活動」を展開している2年生の赤松花帆(あかまつ・かほ)さんと、加藤乃絵奈(かとう・のえな)さんに、片桐千晶リポーターが伺いました

片桐千晶リポーター:香蘭女学校の授業の特徴や、好きな場所などを教えてください

生徒の皆さん:「香蘭では、英語の授業で多読の時間が多く設けられています。また、中学1年生でオンライン・スピーキングを、毎週、行います。海外の方と一対一で話す機会はなかなか無いので、良い経験だったと思っています。私のお気に入りの場所は音楽室です。弦楽部に所属しているので、週に3回、多いときで毎日使いますし、ピアノを弾くのが好きなので、たまに弾きに行ったりするなどお気に入りの場所です。あとは『ビカステス記念館』というところが好きです。香蘭女学校の創設に関わったビカステスという方の名前から取った記念館です。ここに入ると、とてもぬくもりを感じることが出来て落ち着く空間です。先生方の会議や、私達の活動の場所のように、多目的な空間でもありますし、弦楽部が演奏会を行うこともあるスペースです」(赤松さん) 「香蘭は、毎日、『朝の礼拝』があります。毎日、朝の礼拝をすることで、日々の生活や自分自身を顧みることが出来ます。私達は、日々、多くの人に支えられて生活しているので、感謝の気持ちを忘れずに生活を送ることができると思っています。私は『築山』という自然豊かで様々な生物が生息している空間が好きです。休み時間に友達と(築山を)散歩したり、築山には川が流れているので、そこで生息している『サヤミドロ』を使って藻の研究を行っています。とても自然豊かで、リラックスできる空間です」(加藤さん)

 片桐千晶リポーター:お2人の進路や、就きたい職業などを教えてください。

生徒の皆さん:「私はまだ、就きたい職業は具体的に決まっていないのですが、大学生になったら、もっと、探求の幅も広がると思うので、環境問題についてより深めたいと思っています」(赤松さん) 「私は、生命理学や生物化学科に進みたいです。環境を改善するための、生物を利用した物質生産や研究職にとても興味があるので、生物や化学に関する勉強ができる大学に進みたいです」(加藤さん)

◇◇◇

なんでも課外授業

「学校ではあまり教えてもらわないかもしれないこと」をゲストを招いて色々と教えてもらうコーナー。このコーナーも「SDGs」の特集企画です。今週も、東京大学客員准教授の松本真由美(まつもと・まゆみ)さんをお迎えしました

松本真由美さん

熊本県のご出身です。上智大学に在学中からテレビ朝日の報道番組のキャスターやリポーター、ディレクターとして取材活動を行いました。大学卒業後、NHK BS1のワールドニュースのキャスターとして「ワールドレポート」などの番組を担当。2008年から、研究員として東京大学で環境・エネルギー分野の人材育成プロジェクトに携わり、2013年から、教養学部客員准教授として、環境とエネルギーの観点から持続可能な社会の在り方をテーマに研究に取り組むほか、教育活動に携わっています。さらに、講演、シンポジウム、執筆など幅広く活動されています

◇◇◇

美空さん、石井大裕アナウンサー:日本は2050年までに「カーボンニュートラル」(温室効果ガスの排出を全体としてゼロにする)の達成を目指していますが、他の国の取り組みを教えて下さい

松本真由美さん:積極的に取り組んでいるのが、まず、ヨーロッパですね。ヨーロッパは、水素(の政策)を積極的に進めています。オランダのロッテルダム港は、水素のハブ、水素の輸出入の拠点にして、そこで水素産業を活性化させるということで、早々に「カーボンニュートラル・ポート」という名前が付いています。日本も、国土交通省の中でカーボンニュートラル・ポートを選ぼうと、今、10数の港湾で検討されている状況ですね。また、アメリカもバイデン政権で、前政権から大きく変わって脱炭素を積極的に取り組むということで、再生可能エネルギーの導入の拡大や、水素の技術開発の推進に巨額の投資をしてやってゆくということも表明しています

石井大裕アナウンサー:次世代の社会で活躍する高校生の皆さんにメッセージをお願いします

松本真由美さん:若い世代の方に知っていただきたいのは、地球は本当に繋がっていて日本だけの問題では無く、地球環境問題とはもう、世界の問題であるということです。ですから、若い皆さんがしっかり考えて、これからの社会をどうしていかなければならないのか、この課題に対してどう取り組まなければならないのかということをしっかり考えて、アクションしていくことが大事だと思いますね。脱炭素に向けて、持続可能な社会を作ってゆくためにはどうしたら良いのか、まず、一人で出来ること、そして、グループで出来ることを、いろいろ議論して、アクションを起こして欲しいなと思っています。(将来)企業にお勤めになったりした後もですね、ぜひ、サステナブルな社会を作ってゆくということと、また、その企業の価値を高めてゆくということを両輪で考えるような社会人になって欲しいです

◇◇◇

番組は下記のバナーをクリックして、radikoのタイムフリーでお聴きください!放送後1週間以内、聴くことが出来ます!

ツイート
LINEで送る
シェア
ブクマ