「全体的に言葉が多い」東直子、武田砂鉄の短歌を批評!

アシタノカレッジ

TBSラジオで月~金曜午後10時~11時55分に放送中の「アシタノカレッジ」。   
5月20日の放送回では、歌人で作家の東直子さんをお迎えしました。

初めに、砂鉄さんがエッセイを読んで衝撃的だったことについて伺いました。
それは、東さんはまだ乳歯が2本残っている(!)こと。
しかし根は溶けていて、もう次の歯は生えてきません。
VIP扱いをしているその歯は、歯医者さんに「ほんと頑張ってる!ほんと頑張ってる!」と良く褒められるそう。
東さん「根も“歯”もない話で」

「公募ガイド」で短歌を選評する連載をしていた東さん。
短歌の選別は残酷に行かなければなりませんが、
そこで同じような発想は落とし、発想のひらめきがあるもの、
最終的には作者の個性がにじみ出るものを残すそうです。

東さんが短歌を始めたのも、20代後半の時に公募に応募したのがきっかけ
当時は何か表現をしたかったけれど、子どもが生まれて忙しく、
子どもが寝ている時間で短歌を作っていたそう。

また、短歌の作り方についても伺いました。
ポイントは「なるべく説明しない」こと。それでいて新鮮に映るようにすること。
「伝えるべきものは伝えないといけない」ですが、
全部言いすぎず、一番言いたいことは匂わせるようにします。
読者はこの先の余白から想像するのです。

砂鉄さんも「小学生」という題で短歌を3つ書いてきて、
なんと、それを東さんに批評してもらいました…!

砂鉄さんの短歌
【ランドセル背負った子たちの声太くポストでまだ待つアベノマスク】
【よろしくね風に消されて新学期見下ろす整列こいつら敵なんか】
【500円ちっとも動かぬカブトムシキュウリに土かけ食べたと言い張る】

それに対し、東さんの批評は…!
「ただその、ちょっと迷ったのは…。もしかしてアベノマスク目線の歌かなって」
「全体的に言葉が多い感じがするので減らし気味に」
「『こいつら敵なんか』を余白にして…」
などなど具体的なレクチャーをしていただきました。

他にも「想像よりも妄想の方がいい」、子育ての経験と短歌、東さんの「ものすごく古いホームページ」などについてお話しました!

東さんの著書『短歌の時間』は春陽堂書店から、
『一緒に生きる 親子の風景』は福音館書店から発売中です!
番組では、みなさんからのメッセージをお待ちしています!
◇メール:ashitano@tbs.co.jp
◇Twitter:@AshitanoCollege
◇Instagram:ashitanocollege

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