『SDGs企画』 気象や天気は全てに通じています!気象予報士の長谷部愛さんに聞く & 聖学院中学校・高等学校の「SDGsプロジェクト」 授業の特徴は? 5月23日放送分▼石井大裕×美空×嘉蓮(TBSラジオ ・月曜21時~)

TOMAS presents High School a Go Go!!

「High School a Go Go!!」は、「学校」を取りまくいろいろな話題にスポットを当てて、高校生の興味ある話題や悩み、そして疑問などを直撃取材する「高校生活応援プログラム」です。ハイスクール・ア・ゴー・ゴー、通称「ハイゴー」です。

パーソナリティを務めるのはTBSアナウンサーの石井大裕です

 

2022年5月23日 放送

スタジオは、高校3年生の美空(みく)さん、高校3年生の嘉蓮(かれん)さんとお送りしました。

高校生の主張

毎週、番組のリポーターが各地の高校にお邪魔して、直撃インタビューする「高校生の主張」のコーナーです。番組では今年も、いろいろな角度から「SDGs」、持続可能な開発目標について取り上げてまいります。先週と今週は、その第一弾です。

先週と今週、ご紹介しているのは、東京都北区にあります、聖学院中学校・高等学校「SDGsプロジェクト」です。聖学院中学校・高等学校は、1903年・明治36年創立の中高一貫の男子校で、教育の理念に「一人ひとりが神からかけがえのない賜物を与えられているという確信に基づき、それぞれ固有な賜物を発見することを助け、個人の人格の完成へ導く『ONLYONE FOR OTHERS』の教育」を掲げている学校です。

聖学院「SDGsプロジェクト」のメンバー、3年生の黒沼七音(くろぬま・なおと)さん、2年生の西大河(にし・たいが)さん、1年生の渡邊悠生(わたなべ・ゆい)さんに、片桐千晶リポーターがお話しを伺いました

片桐千晶リポーター:聖学院の授業の特徴、好きな授業などを教えてください

生徒の皆さん:「大好きな授業は、高校2年生で受ける『現代の社会』です。『現代社会』とはまた別の教科で、何が違うかというと、教科書にのっとったものではなくて、先生が(内容を)オリジナルで決めて、社会とものすごく繋がれるような授業になっています。いろいろな業界の方に来ていただいて、そこでプレゼンのスキルを学んだり、実演販売士の方を招いて実演販売をしてみる企画がありました。めちゃくちゃ勉強になるというか、社会に出るためには、絶対に必要というものが得られるような授業です」(黒沼さん) 「英語ですね。聖学院は他の学校と比べても、すごく英語に力を入れているということを聞いていました。クラス分けをされていて、『Sコース』という特進の子がいるクラスでは、(英検)準2級以上で、高校2年生になると(英検)2級以上なのですが、さらにその上に『SSコース』という帰国生向けのクラスがあります。僕はそこに入っていて、このコースは英語を学ぶのではなく『英語で学ぶクラス』で、英語を通して社会問題や、今、問題となっていること、地域の社会の問題を取り上げているので、大学などで海外に行ったとしても、不自由なく、すぐに対応できるようなクラスです」(西さん)

片桐千晶リポーター:今後の進路や、なりたい職業を教えてください

生徒の皆さん:「僕は多様性を重視するような社会を作りたいです。今、すごくぼやっとしたものなのですが。僕たちがやっているSDGsプロジェクトでどういう活動をしていこうというのも、もちろん大切ですけれど、それにとらわれ過ぎるのもまた何か良くないのではないかという意見を持っていて、いろいろな人にもっと自分の意見を持ってもらいたいです。『社会がこう言っているから』ということではなくて、『自分の意見としてこうなんじゃないかな』というふうに思うような、何か、そういう作品を映像で作っていく活動をしていまして、それを継続できたら良いなと考えています」(黒沼さん) 「具体的に、将来なりたいものは無いのですが、逆に、将来なりたいものを探すために大学に行くというのが僕の現状です。僕の志望校は、(アメリカの)サンフランシスコにあるミネルバ大学です。4年間で7カ所ある世界中のキャンパスを廻りながら現地でプロジェクトをしていくというカリキュラムに惹かれていて、2年後に入れたら良いなと考えています」(西さん) 「自分も、まだ、特には決まってはいないですが、中学1年生の時、『投資家』というのが夢でした。最近になって、本当に投資家で良いのかということを考えてきています。自分もこれから人生があり、まだ高校1年生なんですけれども、自分のやりたいことが本当に投資か何かを探したく、大学に行きたいです。海外の大学で、経営について学んで、自分が投資家に合ってるのかを調べてみてみたいです」(渡邊さん)

さらに、黒沼七音さんには、「聖学院のお気に入りの場所」も教えていただきました!

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なんでも課外授業

「学校ではあまり教えてもらわないかもしれないこと」をゲストを招いて色々と教えてもらうコーナー。このコーナーも「SDGs」の特集企画です。今週も、気象予報士の長谷部愛(はせべ・あい)さんをお迎えしました。

長谷部愛さん

神奈川県のご出身です。大学卒業後、テレビ局やラジオ局でキャスターやディレクターを務めました。気象予報士試験に合格し、2013年からTBSラジオに出演。現在「森本毅郎スタンバイ!」「パンサー向井の#ふらっと」「ジェーン・スー生活は踊る」「たまむすび」「井上貴博 土曜日の『あ』」など、TBSラジオのいろいろな番組や、ヤフージャパンのサイトの天気・災害動画などに気象キャスターとして出演されています。また、2018年からは、東京造形大学の特任教授として「天気とアート」を研究し、学生に向けて講義を行なっています

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嘉蓮さん、石井大裕アナウンサー:日本は台風が多いですよね

長谷部愛さん:そうですね。台風も気温に左右されるもので、主に海水温なんですが、台風って、温かい海水がエネルギーなんですね。海が温かかければ温かいほど、良く育つということになります。その海水温が27度を切ってくると(台風の力が)弱まってくるのですが、例えばこのまま、海水も温かい状態で日本の近くまで27度くらいになると、台風が成長しながら近づいてきます。勢力が強いままやってくることになります。(今、そういうケースが増えてきていて、気温上昇、温暖化を止める行動に貢献していかないといけないと思います。氷が解けて海水面が上がることも問題ですね)そうですね。もう海水面が迫ってきている島国もあったり、水の都・ベネチアも開発によって水害が起こりやすくなっているという一面もありますが、やっぱり海水温の上昇によって、洪水というか、水が入ってきてしまうことも増えていると言われています。

石井大裕アナウンサー:長谷部さんから見て、高校生や大学生のSDGsへの関心度は、とても高いと思われますか

長谷部愛さん:高いなと思っています。私が中学生や高校生の時は、あまり知識を持っていなかったので、温暖化がどうとか、エコロジーやサステナブルをどうやって考えるかということに、思いが至らずに大人になってしまったのですが、今の学生の皆さんは、もう、それをしっかり考えるのが当たり前になってます。(高校生にメッセージを送るとしたら?)それは何か、いろいろなものに通じるのですが、自分の好きなものをとことん突き詰めるというのが、気象予報士でも大切だと思うんですね。なぜかというと、気象とか天気って、もう全てに通じているんですね。一見、数学とか物理学っぽいなと思うかも知れませんが、天気というものを切り出してみると、そこに歴史があったり、日本語の歴史なども含まれていますし、あと、経済もそうです。小麦の取引とか、インドが暑くなって小麦が獲れなくなると、もちろん小麦の価格が世界的に上がってしまうとか。生活もそうですよね、洗濯物をどうしようかみたいな、そういうちょっとしたこともそうだから、社会そのものだったりするんですね

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長谷部愛さんが所属していて、番組にもお越しいただいた森田正光さんが創設した気象情報会社「ウェザーマップ」の気象予報士の皆さんが執筆された本「気候危機がサクッとわかる本」が、先月、発売されました。イラストや図による解説も多いので、高校生が気象のことを学ぶのに、とても良い教材です!もちろん、長谷部愛さんも執筆陣のおひとりです。「気候危機がサクッとわかる本」は、「東京書籍」より、定価:1760円で販売中です!お近くの書店、アマゾンなどの「書籍販売サイト」でお買い求めください

番組は下記のバナーをクリックして、radikoのタイムフリーでお聴きください!放送後1週間以内、聴くことが出来ます!

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