【音声配信】「これからの専門家の話をしよう~いま考えたい『専門性』との付き合い方」Part6▽プロフェッショナル、スペシャリスト、エキスパート、専門性と人間関係▽2022年4月24日【文化系トークラジオLife】

文化系トークラジオ Life ニュース版

↑山本ぽてとさん 撮影:ササキミチヨ     
 
出演:鈴木謙介(charlie)、速水健朗、永田夏来、倉本さおり、塚越健司、山本ぽてと、斎藤哲也      

◯そういえば……
・ぼくはアナウンサーや司会の訓練をしたわけでもない。アマチュアがプロっぽいことをして楽しくやる番組だったcharlie
→番組を時間通りに〆るプロだよ(速水)

◯予告編ポッドキャストで話していたことの解説
charlieが予告編で、「専門家は三種類ある。プロフェッショナルとスペシャリストとエキスパート。ちょっとずつニュアンスが違う」という話をしていた(斎藤)
→プロフェッショナルは本業、エキスパートは特化した能力、スペシャリストは専門家。

・学者や研究者は言えること言えないことがあってね、というのは何かが共有されているスペシャリスト集団の話。専門家であるためにいろんなことをしないといけないという態度はエキスパート。自分の生業を何と書くかがプロフェッショナル(charlie

◯専門性と人間関係
・「ライターとして生き残るために、得意分野、関心のある分野を10個持て」と先輩に言われた(山本
10個も興味が持てない。結局、人間関係で引きずられて「この分野は山本さんだよね」と言ってもらえる(山本)

・「ぼくの関心領域はいまここですよ」というアピールができていない。ぽてとさんはブランディングがうまくいっているのでは(速水)
→人間関係に引きずられるのも大事だけれども、自分の「いまコレ」を理解してくれる人がいないと不幸(charlie

・いま考えるとけっこう偶然。自分で思い通りにキャリアを作れたわけじゃない。偶然いい人とめぐりあえたらそれを大事にすればいい(斎藤)

・書き手と読み手、さらに売り場を渡り歩く手をつなげていく仕事が書評家。どんな仕事も一つでは成り立たない、つながりで専門性が開いていく(倉本)
→一つのバトンではなくバトンのつながりを見ながらどこで受けて渡すかが大事。自分がバトンそのものを作っているかもしれない(charlie

・専門家も一人ではない。コミュニケーターとして一緒にやることは、プロフェッショナル同士が仕事をしたことになる(塚越)
→例のテーマソング流してください!(塚越)

◯社会学者はどうしたらいいんでしょうねえ
・何年かあとに冷静に読んだら「距離を置いた客観的なスタンスで書いていたね」って言われるようなことをブログに書こうぐらいは思ってる。とはいえ即レス時代。即レスしたくなったり、逆に閉じこもったりする(charlie
→自然科学の場合は、たとえば魚が魚の立場から教えてはくれない。社会学は当事者がいる。専門家が何か言ったとき、当事者がしっくりくるかは別の問題(永田)

・ラザースフェルドの限定効果説。マスコミの話がすぐに一般人に届くのではなく、間で解説したり噛み砕いて説明するオピニオンリーダーがいるほうがきちんと届く。間に入る役割にみんな関心があるのでは(永田)

◯今回のエンディングテーマ曲はいつもと違います
・専門家は一回書いた論文に飽きているかもしれないけど、10回くらい同じこと言っていい! 何回も言おう!(山本)
・エンディングテーマの代わりに例のテーマが流れている。サブにもプロフェッショナルがいて成り立っています(charlie
・この番組がスタートしたときは、「学者と名乗っているが何者だ? 最近ちょっと本が出ただけだろう」という感じ。最初はみんな素人でも、いまは大学教授とかコメンテーターやパーソナリティ。初期衝動でファーストアルバムを出した気持ちのまま、次もファーストアルバムも出していこう(charlie 

text by ササキミチヨ 
 

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