「小澤征爾先生から、仕事に向かうスタンスを学びました」指揮者の井田勝大さん & 流通経済大学付属柏高等学校 多彩なコース、盛んな課外活動 4月25日放送分▼石井大裕×美空×嘉蓮(TBSラジオ ・月曜21時~)

TOMAS presents High School a Go Go!!

「High School a Go Go!!」は、「学校」を取りまくいろいろな話題にスポットを当てて、高校生の興味ある話題や悩み、そして疑問などを直撃取材する「高校生活応援プログラム」です。ハイスクール・ア・ゴー・ゴー、通称「ハイゴー」です。

パーソナリティを務めるのはTBSアナウンサーの石井大裕です

 

2022年4月25日 放送

スタジオは、高校3年生の美空(みく)さん、高校3年生の嘉蓮(かれん)さんとお送りしました。

高校生の主張

毎週、番組のリポーターが各地の高校にお邪魔して、直撃インタビューする「高校生の主張」のコーナーです。今週も、千葉県柏市にあります、流通経済大学付属柏高等学校 を紹介します。流通経済大学付属柏高等学校はスポーツの強豪校として知られ、なかでも「ラグビー部」や「サッカー部」は、全国大会で数々の優秀な結果を残しています。また、来年・2023年4月に流通経済大学付属柏中学校開校する予定です。

今回は、流通経済大学付属柏高等学校の「放送部」を片桐千晶リポーターが取材し、部長で3年生の秋山裕夢(あきやま・ひろむ)さん、副部長で2年生の青木多佳良(あおき・たから)さん、2年生の青木陽音(あおき・はると)さんにお話しを伺いました

片桐千晶リポーター:学校の特徴や、学習面でのコースなどを教えてください

生徒の皆さん:「流経大柏は、行事がとても盛り上がりますね。文化祭も、体育祭もすごく盛り上がって、スポーツができる人もいれば、文化祭で楽しめる人もいるので、いろいろな行事をとても活発に楽しめるのが一つの特徴です」(秋山さん) 「『総合進学コース』に通っています。総合進学コースは月曜日から金曜日まで授業があり、それにプラスして、土曜日に好きな授業を受講することができます。選択数学など普通の授業で進んだ内容を学べる授業もあるのですが、第2外国語として、中国語だったりフランス語だったり、ドイツ語などを学ぶことに力を入れています」(青木多佳良さん) 「僕は『特別進学コース』に通わせてもらっています。大学の進学を第一にやっています。先日は、学校にいる一日の時間の全ての会話を英語だけで話すという講座もあって、その時は海外の留学生の方が来て、一緒に話し合いをしたり、発表をしました」(青木陽音さん)

片桐千晶リポーター:皆さんの今後の進路、将来就きたい職業を教えてください

生徒の皆さん:「職業はまだ決まっていませんが、理科系が好きなので工学の分野などに進みたいなと思っています」(秋山さん) 「今、興味があることは、水産や食品についてです。もともと、魚がとても好きなので、大学では水産のことなどを学べたら良いないいなと思っています。将来の夢ですが、私はプロ野球がとても好きで、球団職員になりたいなと思っています。遠い夢ではありますが、プロ野球の場内アナウンスのウグイス嬢になれたら良いなと思っています」(青木多佳良さん) 「放送系、テレビの仕事に進みたいと思っています。また、僕は今、科学や理科系もとても好きなので、そういう研究などができる大学に行きたいなと思っています」(青木陽音さん)

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なんでも課外授業

「学校ではあまり教えてもらわないかもしれないこと」をゲストを招いて色々と教えてもらうコーナー。今週も、指揮者の井田勝大(いだ・かつひろ)さんをお迎えしました。

井田勝大さん

鳥取県のご出身です。東京学芸大学音楽科を卒業ののち、東京学芸大学大学院を修了。東京学芸大学に在学中から、海外のオペラ団体の来日公演に制作助手として携わり、その後、世界的な指揮者、小澤征爾さんのアシスタントなどを務めました。2007年、熊川哲也さん主宰の「Kバレエカンパニー」の「白鳥の湖」の公演で、指揮者としてデビューを果たすと、国内外の数々のバレエ団の公演で指揮を担当。現在は、「Kバレエカンパニー」と「シアター オーケストラ トーキョー」の音楽監督を務められています。若手の指揮者として、抜群の音楽的才能とアイデアで活躍されています

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石井大裕アナウンサー:「指揮者」という仕事について伺います。井田さんは、日本を代表する世界的指揮者、小澤征爾さんのアシスタントも務められました。まず、指揮者になりたいと考えた時、どうすれば良いのでしょうか

井田勝大さん:王道で言えば、指揮科がある音楽大学に進んで専門的なことを勉強するという方法ですね。そして、指揮者は最終的な資格があるわけではないので、これは漫画家でもそうですし、ピアニスト、バイオリニスト、管楽器の奏者、皆、資格が無いので、自分が「演奏家です。指揮者です」と言ってしまったら、もうそこからは自分の責任で仕事を取ってこなきゃいけないというところから始まります。そういう意味では、何か決まった道筋は特になくて、指揮者でも、普通の大学を出た後に音楽大学に入り直したという方もいらっしゃるし、そもそも音楽大学に入らないで普通の大学を出たらそのまま指揮者になるという方もいらっしゃいます。意外といろいろな方向から、それぞれの得意分野で、自分が「こんなことをやってみたい」ということを発揮して、指揮者になった方はたくさんいらっしゃいます。(小澤征爾さんからはどんなことを学びましたか?)やはり、仕事に向かうスタンスというものを学びました。どのくらい勉強しなければならないのか、どのぐらいわかっていなければならないのかということを、身をもって見せていただきました。例えば朝、小澤先生をお迎えにご自宅まで行くと、必ず勉強なさっているんです。朝5時には必ず起きられて、お迎えに行く瞬間までずっと勉強していらっしゃって、時には「ちょっと待ってくれ」と20分くらい待つ時もあったり、「さあ、行くぞ」と3分くらいで出発する時もあったり、日によって違うのですが、そういう小沢先生が勉強している後ろ姿をずっと見ながら、「きょう、小沢先生はどんなリハーサルをなさるんだろう」とか、「どういう本番になるんだろう」ということを想像して、用意なさっていたことがきちんと本番で発揮できる、もしくはリハーサルでそれを体現される小沢先生の姿に、いつも尊敬の念を抱いてましたし、自分もそういう指揮者ではないといけないなと思っていましたね

石井大裕アナウンサー:高校生の皆さんはどのように過ごしてゆけばよいのか、メッセージをお願いします

井田勝大さん:高校生の皆さんは、たくさんのいろいろなことに興味が湧くと思うんでね。それを深く掘り下げる時間もなかなか無いかも知れないし、その方法もわからないかも知れないし、でも、せっかく自分が興味を持ったのだとしたら、一度、そこにこだわって、立ち止まってみて、その周辺にどういうことがあるのかとか、ちょっと深く掘り下げる。表面的にそのことを知っているという程度ではなくて、ちょっとだけで良いので深く掘り下げる努力を積み重ねてほしいです。そうすると、また新しい世界が見えてくると思いますし、自分が知らなかったことをたくさん知ることが出来て、そういう含蓄の深さ、いろいろ知っているということ、そして、探求しようという気持ちをすぐに行動に表せるということが、いろいろな職業をしてゆく上で、とても大事になってくるかなと思っています。時間もなかなか無いし、そういうことをするエネルギーも難しかったりする時もあるかも知れないけれど、せっかく興味を持ったのなら、ちょっとだけ深堀りしてみるのも面白いのではないでしょうか

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井田さんが音楽監督を務められる「DaiwaHouse PRESENTS 熊川哲也 Kバレエカンパニー Spring2022『カルメン』」が、6月1日・水曜日から6月5日・日曜日まで、東京・渋谷、渋谷駅から歩いて7分の「Bunkamura オーチャードホール」で上演されます。チケットは、全席指定 で「TBSチケット」で販売中です。詳しくは、パソコン・スマートフォンで「TBSチケット」と検索してください

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今週も嘉蓮さんからの「指揮者の練習とは?」との質問に井田さんが丁寧に答えてくれました。ぜひ、タイムフリーで聴いて確かめてください!びっくりしますよ!

番組は下記のバナーをクリックして、radikoのタイムフリーでお聴きください!放送後1週間以内、聴くことが出来ます!

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