【とにかく壁紙の話】とにかく壁紙の話ファミリーが解決!新築壁紙プロジェクト!

赤江珠緒たまむすび/金曜たまむすび

「金曜たまむすび」内、14時30頃から放送している「ヤヨイ化学presentsとにかく壁紙の話」。さぁ去年11月に、身内感を全面に押し出した企画をお届けしましたが、今回は最終章!完成編です!
 
題して…「とにかく壁紙の話ファミリーが解決!新築壁紙プロジェクト!」安東さんのマネージャー、村瀬さんが埼玉県に2世帯住宅を建てたのですが、自分たちが住む2階部分のリビングにどうも圧迫感があるのが悩み…
そこで、壁紙のチカラによって、解決してあげようじゃないかと立ち上げた企画です。今回もお馴染み、インテリアデザイナーの網村真弓さん、そして施工を担当して下さった白鳳堂表装店の鈴木辰太郞常務にお越し頂きました。
 
それでは、完成し生まれ変わった村瀬家のリビングをご覧頂きましょう!リビングの圧迫感があった部分はどう生まれ変わったのでしょうか?まずは、施工前の様子。

全体的に白で統一された室内。スッキリ見える反面、梁や天井が低くなっている部分に圧迫感を感じます。そして一部高くなっている天井も少し暗い印象です。さらに、準防火地域という土地柄、筋交いの柱にも不燃壁紙を貼らなくてはならなかったそうです。
 
まずは一番の問題点、天井が低く圧迫感のある部分。こちらにはこんな壁紙を貼りました!

網村さんがチョイスしたのは、大理石調の壁紙で少しラメっぽい素材が塗布されたもの。
 
壁紙が素材系になるんですけども、表情が少しあって、作戦としては全体と色が馴染んでいる。和室ともリビングとも、キッチンともマッチしました。そういう点では圧迫感もなくなり、連続する部屋とも上手く馴染んだかな?と思います。(網村さん)
 
鈴木さん、施工面ではいかがでしたか?リビングと和室の張り出しに差があったり、壁紙の素材でも大変だったかと。
 
はい、こちらの壁紙は堅いクロスだったので、まず張り出しに沿って曲げるのが難しい商品でした。曲げるポイントがたくさんあったので、ウチの職人も腕が鳴ったと思います。(鈴木さん)
 
そしてキッチン横の吹き抜けの部分。四隅に筋交いの補強柱があるんですが、ここもガラッと変わりました!まずは、施工前の写真!

こちらも生まれ変わりました!

もともと吹き抜けのイメージがこのように、木の素材そのままを生かしたかったんです!ゴージャスかつナチュラルな感じに仕上げたかったんですが、準防火地域ということで諦めていました。それが叶ったことに感動だったんですが、ウチの義父が完成した吹き抜けを見て『あ、やっぱりクロス剥がしたんだ!オレはこっちの方が良いと思ってたんだ』と(笑)リアルな木と勘違いしてました。(村瀬さん)
 
良くも悪くも、騙せちゃったんですね(笑)節目や木目のカンジがとてもナチュラルで確かに言わなくちゃ壁紙が巻かれているとは思わないです!
 
どんどん行きます!続いてはリビングの天井です。周りより一段高くなっているアルコーブ天井になってます。

こちらも他と同様、白い壁紙が貼られていました。もちろんこのままでも良かったのですが、網村さんからここにピッタリな壁紙をチョイス頂きました。…実は村瀬さん。壁紙のサンプルを見たときは正直『…冒険だな』と思っていたそうです(笑)それが貼られたものを見て、どうですか?

光が反射しているカンジで部屋がより明るく感じられるようになりました。一番気に入っています!電気を付けると表情豊かになります!(村瀬さん)

全面がギラギラしているわけでなく、一部分に手で加えたような意匠性があり、光が楽しめる空間になったかな、思います(網村さん)
 
鈴木さん、驚いたのは低くなっている張り出しの部分とアルコーブ天井が繋がっているんですね。なのに急に変わった!という感じがしないですね?
 
そうですね。そこは壁紙の選定の巧さがあったのではないかと思います。違和感なく2種類の特徴有る柄のクロスが繋がっているというのには脱帽です。(鈴木さん)
 
そしてキッチンの後ろ側、棚と棚の間の壁紙です。こちらは網村さんからの提案で変えることになりました。まずは施工前の写真。

全体の壁紙と同じく、白い壁紙が貼られていました。こちらが施工後の写真です!

ボクは少なくとも、ホンモノのレンガが貼られているのかと勘違いしていました(笑)村瀬さん、いかがでしょうか?
 
もうホントにタイルでしか無いんですけど、これ、実物のタイルより使い勝手が良いんです!ホンモノのタイルを貼ると、コーキングで打った目地のところなどが汚れてくると掃除が大変なんですが、壁紙だとお手入れが簡単です。(村瀬さん)
 
タイルに見えるけど、ホンモノのタイルより使い勝手が良いってのが最高ですね!
 
周辺がちょっとクールな印象の素材で仕上げているところに、やさしいナチュラルなウッド、そして筋交いのウッド、このへんが連携しているので非常に面と視点も繋がりがあって、なおかつ締まるところはキュッと締まっている。良い甘辛になっていると思います!(網村さん)
 
一番の問題だった圧迫感、これはもちろん解消して頂いて、それを逆に見る楽しみに変えて下さいました。低くなっている天井をワクワクする、良い家だなと思えてしまう、愛せる家に変わったというのがホントにありがたいです。
きっと世の中にはせっかく建てた家の〝ここがどうしても気に入らない〟〝ここだけなんとかなればなぁ〟と思っている方はたくさんいらっしゃるかと思います。とにかく、まずは相談してみると良いですよ、と言いたいです!(村瀬さん)
 
ということで、これにて「とにかく壁紙の話ファミリーが解決!新築壁紙プロジェクト!」は終了です!
網村さん、鈴木さん、そして村瀬マネージャーもありがとうございました!

『壁紙川柳』や『壁紙にまつわる疑問・質問』なども引き続き募集しています!
宛先:kabegami@tbs.co.jp

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