平和への願いを込めて…。 『あなたの心に響いた反戦の歌とは?』

森本毅郎 スタンバイ!

2005年に発売されたSMAPの「Triangle(トライアングル)」が、反戦歌として再び注目を集めています。

『大国の英雄や 戦火の少女 それぞれ重さの同じ 尊ぶべき 生命だから』

『精悍な顔つきで 構えた銃は 他でもなく 僕らの心に 突き付けられてる』

といった歌詞が今の世界情勢を映していると話題になり、音楽配信サイトの「レコチョク」では、2月28日付のシングルランキングで2位になったとか。

そこで今日のテーマです。平和への願いを込めて・・・。

「あなたの心に響いた反戦の歌とは?」

 

★多かったのは『戦争を知らない子供たち』

●「テレビでやっていたんですけど、SMAPさんのトライアングル。改めて聴いた時に確かにウクライナの情景と歌詞がピタっと合っていたんでいいな、いいなというのもヘンですけど、とても心に響いた歌だなと思いました。」

●「森山良子のさとうきび畑ですね。やっぱりその場面というのが表現されている、あれはいいな、とそれがやっぱり印象に残ります。」

●「戦争を知らない子供たち。小さい頃に聞きましたから。」

●「僕らの世代だったら、戦争を知らない子供たち。響いてる、ムズカシイね、それは。だけどやっぱりずっと残ってるよ。」

●「サザンか桑田さんかな、沖縄を歌にしてる、なんとか琉歌、ゴメン、タイトルが思い出せない。沖縄が一番、沖縄だけじゃないけど、国内では、そんな立場にずっと立ったわけじゃないですか、そこの滲みが感じたなっていう、戦争ってこういうことを残すんだろうなっていう、それをなんかジワ~っと感じたなって感じだね。」

色々と出ました。最後の方の反戦歌はサザンオールスターズの『平和の琉歌』でした。一番多かったのが『戦争を知らない子供たち』(作詞:北山修 作曲:杉田二郎)でした。1971年にはジローズがシングルを発売し大ヒットとなりました。子供の頃に聞いたよ、という人がたくさんいました。

 

★『リリー・マルレーヌ』『愛の追憶』『脱走兵』

そして、反戦歌といえば、こちらのジャンルもありました。

●「僕はシャンソンが好きで、シャンソン歌手に瀬間千恵さんという方、この人は85歳になるんですけど、この方が、『リリー・マルレーヌ』その後に『愛の追憶』この二つを続けて歌うんですね。美空ひばりさんが『悲しい酒』で泣くじゃないですか。たぶん、85歳戦争経験があるんでしょう。涙を見ると何とも言えないの、本当にこっちまで感動、震えてくる。1曲じゃなくて2曲でスイマセン。瀬間千恵さんが歌う『リリー・マルレーヌ』と『愛の追憶』これが僕にとっての反戦歌かな。(シャンソンは愛の歌という感じですが、反戦に繋がる)だって、『脱走兵』というのはボリス・ヴィアンが作った『脱走兵』というのも、フランス大統領閣下、私は脱走します、それは戦争がイヤだから、人を殺したくないからという歌。だから、シャンソンのジャンルには反戦歌というジャンルがあります。」

シャンソンに詳しい方でした。元々はお母さまが越路吹雪さんを好きで、その影響でご自分もシャンソンを好きになったそうです。瀬間千恵さんは今でも歌っていて、リリー・マルレーヌと愛の追憶を聞くと感動する、ということでした。シャンソンは心に沁みますよね。

 

★『風に吹かれて/Blowin' in the Wind』

最後に、こんな声がありました。

●「ボブ・ディラン、音楽をやっているんでね、バンドやっているんでボブ・ディランの『風に吹かれて』♪~How many~♪これ以外にないですね。まさしく、これを、これはベトナムの時のアレだから、もうウクライナの全土で歌ってほしい。プーチンに投げつけたい。あとは『花はどこへいった』とかね。♪~Where have all the flower ~ ♪森山良子さんなんか日本語で歌われましたけどね。時代はまた戻ってきちゃってるよね。良くないことだね。僕はボブ・ディランの『風に吹かれて/Blowin' in the Wind』という曲を是非TBSラジオでかけてください。」

♪~風に吹かれて/Blowin' in the Wind

反戦の歌として有名な1963年の曲です。ボブ・ディランさんは2016年に歌手として史上初のノーベル文学賞を受賞しました。

この方の「時代はまた戻ってきちゃってるよね」という話はとっても響きました。

戦中生まれの毅郎さんは「人間っていうのは本当にね、忘れちゃってまたね、こうやって、やってはいけないことを何度も繰り返して犯すんだよな・・・戦争というな。つくづくそういう、その哀しさを感じますけどね・・・。」とおっしゃっていました。

 

取材・レポート:近堂かおり

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