第457回「今年やめたいこと論」

マキタスポーツ、プチ鹿島、サンキュータツオがお送りしている「東京ポッド許可局」。1月22日の放送では・・・
タツオ:この前、YouTubeで配信してる「きょか飲み」で、リスナーから「今年こそやめたいこととかありますか?」って質問あったと思うんです。お2人はどうですかやめたいこと。
マキタ:人見知りをやめたい。僕は「人見知りとかしてんじゃねよ」って警鐘を鳴らしてきましたけど、俺、元来やっぱ人見知りなんですよ。気がつくと人見知りしちゃってるときがあるんです。仕事上は、出会う人たちにはそんなことはしませんよ、もちろん。
タツオ:うん。
マキタ:で、自分の中で穴があるとしたら、若手芸人じゃないかなと思って。たまに仕事上で会うことあって。もう若い世代過ぎて、おれが芸人だってこと知らないんですよ。人見知りを打開するチャンスのはずなのに、行かない方を選んでるんだよ。向こうが来るのを待って話しかけられるのを待ってるみたいな。
鹿島:でも、しょうがないよね、その状況だったら。

タツオ:若手から一応行くのが普通じゃない?
マキタ:でも知らないんだよ。俺はお笑い芸人だと思われてないわけだよ。
タツオ:そんな頑張らなきゃいけないんですか?
マキタ:若い人とはコミュニケーション取らないと、オレ気がつくと老害が出ちゃうから。家族では、もうそうなってます。でも今年は老害を辞めたい。
タツオ:俳優仕事の現場で大丈夫なのに、なんで芸人だと身構えんの?
マキタ:向こうが知らねからね、もう向こうが知らないからちょっと傷ついてんだよ俺も。でも、それを飛び越えていくような感じでいけば、そこには何かチャンスがありそうじゃないですか。思わぬ面白いことがあるかもしれないじゃないですか。何か美味しい果実が実ってるかもしれないじゃないですか。でもそれ全部逃してるかもしれない。
鹿島:そっか。そういうこと、やろうとして偉いね。
タツオ:でもさ、自分が20歳そこそこのときのことを考えると、もう50過ぎのベテランの芸人さんだかわかんないけど、「うかつに声かけて怒られたらやだな」と思うよね。知らないってことがバレて、「なんだ俺のこと知らないのか」とか言われたら嫌だし。50歳ぐらいの人って、ただただそこにいるだけでも怖いよ、若い人が。
マキタ:そうね。だから問題なんだよ、普段の俺は表情がないって知ってるんだよ。危機感があるんだよ。
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