【若狭湾の日】若狭ならではのスペシャルな漁法を大公開

若狭湾の日

月に一度お届けしている「日曜サンデー若狭湾の日」。2月27日(日)の放送は、スタジオと三方湖がリモートで繋がりました。スタジオがある東京・赤坂は日中の気温16度と春の兆し。

一方の三方湖は2度と寒い日が続いていますが、冬の味覚は若狭の魅力のひとつ。渡辺英朗若狭町長からは、気温差を感じさせない熱いメッセージが届きました。


若狭町と美浜町にまたがる三方五湖(みかたごこ)には、江戸時代から行われている4つの伝統漁法があります。

水面を竹ざおで叩き、湖底でじっとしているフナやコイを驚かせて網に追い込む「たたき網漁」、筒を湖底に沈め、その中に入ってきたウナギを捕まえる「うなぎ筒漁」、樹木の枝を束ねた「柴」の間に入ったテナガエビや小魚を捕獲する「柴漬け漁」、専用の道具を駆使して人手により採取する「しじみ漁」です。


そのスタイルはなかなかユニークですが、獲りすぎることがないサスティナブル(持続可能)な漁法として、近年は注目を集めています。漁師さんにとっては「一網打尽!」とはいかない地道な漁法ではありますが、環境を大切に守ってきたからこそ、400年以上も三方湖でおいしい魚が獲れることは確か。こうした水産資源の保全努力や、伝統漁法を継承してきたことなどが評価され、2019年には「日本農業遺産」にも認定されました。

とはいえ、漁のイメージはなかなかつきにくいもの。そこで、若狭町の渡辺町長による実況中継、「鳥浜漁協」の田辺喜代春組合長による実践で、「たたき網漁」の様子をスタジオにお届けすることに。


リモートの画面に映し出された風景は一面の雪。震えるような寒さのなかで、渡辺町長が手づかみでフナを画面に大写しにしてくださいました。スタジオ一同、「さすがは福井県最年少の町長!」と絶賛。パッシャーンパッシャーンと竹竿で水面を叩く様子は、なかなかの迫力。でも、フナやコイを追い込む網は目が大きいので、稚魚は逃げることができるのだそう。まさに、環境に寄り添った漁法なのです。

こうして獲ったフナとコイはお刺身でいただくのが一番。塩分を含んだミネラル豊富な湖水で生きているので臭みがありません。淡水魚が苦手な方は、きっと、イメージが逆転するはず。漁の時期は12月上旬から3月下旬まで。湖面のパッシャーンパッシャーンは、若狭の冬の風物詩でもあります。

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