令和3年度「こども音楽コンクール」全12部門で文部科学大臣賞の受賞校が決定!

こども音楽コンクール

1月23日(日)東京・赤坂のTBS放送センター内で、令和3年度「こども音楽コンクール文部科学大臣賞選考会」が開催され、全12部門で「全国1位」にあたる「文部科学大臣賞」の受賞校が決定しました。今年度の「こども音楽コンクール」には、新型コロナウイルスの感染対策を徹底して、全国919の小・中学校、2万2422人が参加しました。文部科学大臣賞選考会には、地区大会、ブロック大会を勝ち抜いた全国7ブロックの代表校が収録音源で出場し、小・中学校それぞれ6つの部門(重唱・合唱・重奏・合奏第1・合奏第2・管楽合奏)で「文部科学大臣賞」受賞校が選出されました。

<審査員の先生>
文部科学大臣賞選考会は、小・中学校の声楽部門、小学校 器楽部門、中学校 器楽部門の3会場に分かれて審査が行われました。
 

○小・中学校 声楽部門・・・岩渕嘉瑩(声楽家)、太田黒京子(声楽家)、奥慶一(作曲家)、清水喜承(声楽家)、高牧康(声楽家)、田野崎加代(声楽家)


 ~小・中学校 声楽部門の審査~

<高牧康先生の講評>
コロナ禍にあっても、参加人数は前回開催された2019年の半数を超え、部門によっては7割に及んでいます。社会活動が数量的・距離的に制限される中にあって、なんとすごいことでしょうか。これは指導にあたられている先生方や保護者、そして児童・生徒の皆さんの、音楽を愛する想いと、なんとしても苦難を乗り越えようとする気持ちの強さに他なりません。心から賞賛の拍手を贈りたいと思います。このように数的なことが私たちの行動に条件を突き付けてきたように、コンクールの選曲においても、数的要件から考えることが重要ではないでしょうか?つまり「何人で演奏することがこの曲にベストか?」という視点です。逆に言えば、「合唱団員数にあわせた選曲がされているか」ということです。楽曲には、その曲にふさわしいダイナミクス、音量、そのための人数といった数的条件があると思います。そして、そのバランスがとれていて、楽曲の意図と演奏内容が一致しているところが、高評価を得たようです。未だ収束しないコロナ禍ですが、人数、練習時間、会場の広さなど、数的なことと向き合うことの重要性を、むしろ「今が好機」ととらえ、学んでいきましょう。

 

○小学校 器楽部門・・・有賀誠門(リズミスト)、大内邦靖(トロンボーン奏者)、志民一成(文部科学省)、鈴木寛(音楽教育)、外山和彦(作曲家)、吉田太美男(トランペット奏者)、渡部勝彦(指揮者)

~小学校 器楽部門の審査~

<外山和彦先生の講評>
新年を迎え、清らかな寒さの中、令和3年度の文部科学大臣賞選考会が行われました。演奏のレベルも音楽性も、小学生とは思えない(いつも申し上げることですが)皆さんの演奏に、審査員一同、審査を忘れてしまうほど楽しみました。バロックからジャズ、和から洋まで、幅広い音楽に小学生の頃から親しんでおられ、未来がとても楽しみですね。この2年以上続いているコロナ禍は辛い時間でした。しかしこの間に多くの何かを、皆さんはきっとつかんだはずです。あきらめずに明るい明日を待ちましょう。音楽は一生続けられる素晴らしい芸術なのですから。

 

○中学校 器楽部門・・・阿部博光(指揮者)、岩本伸一(サクソフォーン奏者)、小櫻秀樹(作曲家)、清水和高(フルート奏者)、中塚良昭(ヴィオラ奏者)、深江彰(クラリネット奏者)、松下倫士(作曲家)

~中学校 器楽部門の審査~(写真)

<松下倫士先生の講評メモ>
各ブロック代表の素晴らしい演奏を聴かせていただきました。色々と練習の制限がある中で、1人1人が技術を高め、曲を仕上げていくことは、大変だったと思います。しかしどの団体の演奏からも、音楽に対する情熱やたくさんの想いが伝わってきて、胸が熱くなりました。私は作曲家ですので、新しい作品をたくさん創り出していますが、バッハやベートーヴェンなどの過去の作品からたくさんの発見を得ています。生の音楽を聴くことが一番だと思いますが、今は色々な音楽を自宅ですぐに聴くことができる時代ですので、今まで聴いたことがなかった作品やジャンルにも興味を持って、音楽に親しんでいただけたら嬉しいです。また来年度も皆さんの演奏を聴かせていただけることを楽しみにしています。
 

令和3年度「こども音楽コンクール」文部科学大臣賞・受賞校

<小学校・重唱部門>
●徳島県徳島市 千松小学校
♪「同声合唱または同声アンサンブルのための日本の情景」~ 一人来な 二人来な(三重唱)

<中学校・重唱部門>
●千葉県船橋市立海神中学校
♪「棗のうた」(女声三重唱)

<小学校・合唱部門> 
●長野県佐久市立野沢小学校
♪「未確認飛行物体(小改訂版)」(三部合唱)

<中学校・合唱部門>
●東京都府中市立府中第四中学校
♪「アメツェタン(夢の中で)」(混声四部合唱)

<小学校・重奏部門>
●千葉県習志野市立谷津小学校
♪協奏曲集「調和の霊感」第3番(弦楽六重奏)

<中学校・重奏部門>
●千葉県習志野市立第一中学校
♪3つのヴァイオリンのための協奏曲ヘ長調RV551 ~第3楽章<作曲:ヴィヴァルディ>(弦楽六重奏)

<小学校・合奏第1部門>
●千葉県船橋市立峰台小学校
♪「妖精(エルフ)」(筝合奏)

<中学校・合奏第1部門>
●奈良県天理市 天理中学校
♪「弦楽セレナーデ」第1楽章、第4楽章から抜粋<作曲:チャイコフスキー>(弦楽合奏)

<小学校・合奏第2部門>
●千葉県習志野市立谷津小学校
♪バレエ組曲「火の鳥」~カスチェイ王の魔の踊り、終曲(管弦楽)

<中学校・合奏第2部門>
●福島県郡山市立郡山第二中学校
♪「交響曲第2番ホ短調 作品27」~第3楽章、第4楽章<作曲:ラフマニノフ>(管弦楽)

<小学校・管楽合奏部門>
●長野県小諸市立野岸小学校
♪「アイ・ガット・リズム」(管楽合奏)

<中学校・管楽合奏部門>
●北海道美幌町立北中学校
♪「三つのジャポニスム」(吹奏楽)

 

令和3年度「こども音楽コンクール」審査員特別賞・受賞校

<中学校・管楽合奏部門>
●三重県四日市市立南中学校
♪吹奏楽のための風景詩「陽が昇るとき」から(吹奏楽)

 

令和3年度「こども音楽コンクール」各部門順位(1位~3位)

<小学校・重唱部門> 
1位:徳島市 千松小学校 2位:北九州市立市丸小学校 3位:目黒区立大岡山小学校

<中学校・重唱部門> 
1位:船橋市立海神中学校 2位:名古屋市立志賀中学校 3位:田辺市立東陽中学校

<小学校・合唱部門> 
1位:佐久市立野沢小学校 2位:さいたま市立指扇北小学校 3位:北上市立黒沢尻北小学校

<中学校・合唱部門> 
1位:府中市立府中第四中学校 2位:岡崎市立六ツ美北中学校 3位:須賀川市立第二中学校

<小学校・重奏部門> 
1位:習志野市立谷津小学校 2位:枚方市 関西創価小学校 3位:札幌市立新琴似北小学校

<中学校・重奏部門> 
1位:習志野市立第一中学校 2位:西郷村立西郷第二中学校 3位:西予市立野村中学校

<小学校・合奏第1部門> 
1位:船橋市立峰台小学校 2位:鹿屋市立田崎小学校 3位:白河市立白河第一小学校

<中学校・合奏第1部門> 
1位:天理市 天理中学校 2位:静岡県立浜松西高等学校中等部 3位:豊橋市立羽田中学校

<小学校・合奏第2部門> 
1位:習志野市立谷津小学校 2位:須賀川市立西袋第一小学校 3位:札幌市立澄川西小学校

<中学校・合奏第2部門> 
1位:郡山市立第二中学校 2位:習志野市立第一中学校 3位:刈谷市立朝日中学校

<小学校・管楽合奏部門> 
1位:小諸市立野岸小学校 2位:西郷村立小田倉小学校 3位:北斗市立上磯小学校

<中学校・管楽合奏部門> 
1位:美幌町立北中学校 2位:四日市市立南中学校 3位:北上市立上野中学校
 

受賞校の皆さん、おめでとうございます!
大変厳しい状況の中、コンクールにご参加頂いた全ての皆さん、
素晴らしい演奏をありがとうございました。来年度も是非ご参加くださいね♪


※東京オペラシティコンサートホールで2月26日(土)に予定していた「文部科学大臣賞授賞式・記念演奏会」につきましては、新型コロナウイルス感染急拡大の状況を鑑み、中止させていただくこととなりました。受賞校の皆様には誠に申し訳ございませんが、皆様の安全を考慮致しました結果、やむなく開催を断念することになった次第です。何卒ご理解頂きますようお願い致します。

こども音楽コンクール事務局


 



 
 

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