【音声配信】「文化系大忘年会2021~これは最高!みんなに教えたい!今年の文化系トピック」Part8(外伝2)▽鈴木謙介(charlie)、矢野利裕、海猫沢めろん、西森路代、速水健朗、倉本さおり、塚越健司、山本ぽてと▽2021年12月26日(日)【文化系トークラジオLife】

文化系トークラジオ Life ニュース版
矢野利裕さん

↑矢野利裕さん(撮影:ササキミチヨ) 
 

◯過去の作品を今また見る 
・いつか実現しようと思っていた『北の国から』シリーズの一気見。あらゆる種類のいたたまれなさが詰め込まれている(メール・碇雪恵さん) 
→昔は純と蛍の目線で見ていたが、40代になると田中邦衛視点に。会話にし切れない行間が盛り込まれている(速水) 
・リマスター版の映画を大きなスクリーンで見た(メール・ベネティクト・カンバーバッチの缶バッチさん) 
→今の技術でかつての作品を見られる。過去作を追いかけやすくなっていて、過去作という概念がなくなるかも(charlie)

◯生まれる以前の音楽を元ネタにする若者たち 
・メディア研究の課題で作ったら本当にTikTokでバズったWurtS(charlie) 
→平成初期の細かいアレンジを、当時は生まれていない人たちがトレースしている(charlie) 
→Vaundy『花占い』を聴いたときも同じ印象だった(矢野) 
→元ネタが細分化されている。90年代でも今のシティポップでも器用に取り入れてアレンジできるすごさ(矢野)

◯中公新書 
・『サラ金の歴史~消費者金融と日本社会』ちょっとマニアックな視点から近現代の日本社会の有り様を浮き彫りに(メール・ペイルライダーさん) 
→新書の世界は中公新書一人勝ちの様相を呈しているといっても過言ではない(斎藤) 
→個人向け金融の社会的役割に焦点をあてた時点で設定勝ち。手つかずの研究分野が新書で読めるのはありがたい(charlie) 
→サラリーマンの歴史と重なる。文化とつながるものという視点がおもしろい(速水)

◯対称性、アニマルウェルフェア 
・オープンダイアローグなど、対話を活動としてやっていく取り組みが目立った(斎藤) 
→今まで非対称だったものをどうやって対象的な関係にしていくか。対称性の回復の人文書が増えている(斎藤) 
→動物や植物と、本当に対称性は完成させることができるのか(charlie) 
→ヨーロッパではアニマルウェルフェアのトレンドが強くなった。ビジネスでも企業に求められるようになる(charlie) 

text by ササキミチヨ

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