【2021/12/12】2022年の自転車界はこうなる!自転車ジャーナリストの菊地武洋さんに訊きました。

石井正則(七代目自転車名人)と疋田智がいろんな角度から自転車の魅力を発信するTBSラジオ「ミラクル・サイクル・ライフ」(毎週日曜日18時30分~19時) 今週の「ポイント オブ サイクルトーク」はこちら!
年末恒例、自転車ジャーナリストの菊地武洋さんをお迎えし、2021年を振り返りました。
今年もコロナ禍による供給不足で、パーツやフレームが足りない1年。 菊地さんも「今どんな自転車が流行っているの?」と訊かれてもトレンドがいえず、返答に窮したと語ります。 人気メーカーになると、2021年夏にオーダーしたものが納車されるのが2023年5月になるというとんでもない事態に。 業界全体が通常に戻るのは2023年末ではないかといわれているそうです。
一方で、日本の部品メーカーには史上最高益をあげたところも。 理由はヨーロッパでの売り上げが好調であるという点です。 それに比べると日本のマーケットは小さいので、ヨーロッパが優先され、どうしても国内にまでまわってこない状態なのだとか。
しかし、完成車がないから自転車自体はあまり売れないけど、コロナの影響で新たに自転車に乗る人が増えたことで修理で大忙しというショップもあり、業界全体は活気があった1年と分析されます。
そんな大変な1年でしたが、良かったことも。
その1つに東京オリンピックが無事に開催できたことを菊地さんは挙げてくださいました。 スタッフとして関わり、菊地さんも男子ロードレースのコースを車で走行。 素晴らしいレースだったと振り返ります。
また、五輪効果か、バーチャルライドを楽しむアプリ「ZWIFT」に日本のコースが登場。さらにE-Bikeの普及が急加速したことについてもお聞きしました。詳しくは音声でお楽しみください。
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