「自分の性別や恋愛感情、恋愛対象で悩んでいる」私立恵比寿中学の真山りか・安本彩花と聞く、『誰にも言えない悩み相談室』

TALK ABOUT

毎週土曜夜10時より、TBSラジオからお送りしている「TALK ABOUT」。パーソナリティは、Da-iCEの工藤大輝。

ゲストは、私立恵比寿中学より真山りかさん、安本彩花さん!

今回、真山さん・安本さんと一緒にお届けしたテーマは「誰にも言えない悩み相談室」
友達や学校、人間関係、家族関係などで悩んでいることを、今回は仮名や匿名で紹介。相談者さんへ電話を繋ぎ、ゲストのお二人やリスナーのみんなと一緒にそのお悩みを聞いていきました!

しあさん(19歳)
自分の性別や恋愛感情、恋愛対象についてものすごく悩んでいて、自分を好きになれないんです。

真山:しあちゃんが今自分で思っている「性別」とか「恋愛」とかっていうのはどういうことですか?

しあ:ノンバイナリージェンダーっていうジェンダーを持っていて、「男性」「女性」っていう枠組みに当てはまらないというか当てはめたくないって思っていて、恋愛対象も特にこだわった性格がなくて。あと、アセクシュアルというセクシュアルを持っていて、恋愛感情が生まれにくいというのがあります。

工藤:今19歳ということだけど、具体的にそういう状況というか、どのぐらいの時にしっかり気づいたの?

しあ:小・中とか、女友達と恋バナとかをしている時に、「〇〇かっこいいよね」みたいな話についていけなかったりとか、逆に男子だけで「〇〇かわいい」とかって言っているのを小耳に挟んで共感してる自分がいたりっていうのが、最初の違和感かなって思いますね。

工藤:なるほどね。男子がかっこよく見えないとか、そういうことではない?

しあ:そういうことではないですね。ただ、どっちも共感できたりできなかったりっていうのがあったり。服装とかでもスカートが嫌だったりとか、「かわいい」って言われるのがあまり好きじゃなかったりとか。

安本:しあちゃんの中で、「違和感」が「確信」に変わった瞬間ってどの辺なの?

しあ:最初は、自分の好みがズレているだけかなと思っていたんですけど、当時はスマホとかも持っていなくて調べられなくて。中学を卒業してからスマートフォンをもらって調べて、「ジェンダー」とか「セクシュアル」っていう記事を見つけてジャンルとかを絞っていったら見つかったっていう感じです。

工藤:それで重ねていって、なんとなく自分の形というか、認識をしているって感じかな?

しあ:はい。

工藤:それは、例えば親とか家族とかには言っていない?

しあ:そうですね。まだ言えていない状態ですね。

工藤:そうか。やっぱり「まだ話したくない」っていう気持ちもあるの?

しあ:受け入れてくれるというのはわかっているんですけど、話そうとすると言葉が詰まるというか、なかなか言えなくて。それから、トランスジェンダーとは違って、体と性が全く逆みたいな感じでもないので、うまく説明できる気がしないというか。

工藤:明確にはっきりしていないからってことだよね。友達とかにも相談はしていない?

しあ:言ってないですね。

工藤:そういうのも含めて、一番悩んでいるのはどういうことですか?

しあ:世間的にもLGBTQという言葉は広まっているとは思うんですけど、言葉だけが広まっているイメージが強くて。なかなか人に言ってちゃんと理解してくれるかが不安だったり、逆に言わないほうが自分的にも負担にならないかなとかいろいろ考えていて、またさらに自分が嫌いになっていくというか。

安本:でも、しあちゃんは「いつかは本当の自分をみんなに知ってもらいたい」っていう気持ちはあるのかな?

しあ:そうですね。友達とか家族とかっていう知り合いだけじゃなくて、初対面で会う人とかにも「自分はこういうタイプです」っていうのをいつか言えたらいいなとは思っています。

工藤:まだ社会が追い付いてない感じっていうのはあるよね。確かに、名前だけよく聞くっていうのはわからんでもない気がする。それでちゃんとみんな深く理解しているかっていうとね。

しあ:はい。

工藤:誰かに言ったら少し楽になるのかな?どうなんだろうね。

安本:同じ共通の悩みを持っている子とかが近くにいたら少しは共有できそうだけど。

工藤:自分の周りにもそういういろんな人たちがいるんだけど、やっぱり「同じ属性を見つけるのがすごい大変だ」っていうのは言ってたから。そこな気はするんだよね。でも、今は例えばSNSとかもあるし、もしかしたらちょっとだけ同じ属性というか、同じ雰囲気というか、ちょっとでも近い人を見つけていったら少し楽になるのかなとは思うけどね。本来であれば全部バーッと言えるのが一番いいと思う。もちろん。でもやっぱりね。「そうしたほうがいいよ」とも無責任にも言えないなとは思うな。今、こうやって話してみてどうですか?

しあ:知り合いとかっていう人たちより、こうやって誰が聴いているかわからないところで話したほうが話しやすいなっていうのは思いましたね。たぶん知り合いだと「どう考えているんだろう」とか、いろいろ気にしちゃうからだと思うんですけど。

工藤:今、リスナーの子で同じようなことを思っている子がいるかもしれないからね。

安本:大きい一歩ですよね。

工藤:しあちゃんの話を聞いて勇気が出た子もいると思います。


この後、番組の公式LINEやTwitterにはリスナーのみんなからの感想やエール、そして共感の声が続々と!23時台もエビ中のお二人が登場し、再びしあちゃんと電話を繋ぎながらみんなから届いたメッセージを紹介していきました!

さらに、この他にも「誰にも言えないお悩み」を抱えたリスナーさんが、電話でその思いを打ち明けてくれました。そちらもぜひradikoのタイムフリー機能でお聴きください!

安本さんがライブでカバーした「CITRUS」をオンエア!

12月22日にライヴアルバム『エビ中 秋声と螻蛄と音楽の輝き 題して「ちゅうおん」2021』をリリースする私立恵比寿中学。そのアルバムに収録されている安本さんのカバー曲が、なんとDa-iCEの『CITRUS』!今回はそちらをオンエア!ぜひタイムフリーでチェックを♪

ねおちゃんのコーナー【ねお TALK ABOUT】

22時台後半は、モデル・YouTuberとして活躍しているねおちゃんのコーナー。今月は、ねおと同世代で「何かを作った人」や「起業した人」がゲストに登場!3人目となる今回は、無人古着店「感情七号線」のオーナーで大学3年生の山本菜々子さんが登場!長崎にある無人古着店を東京で運営!?そのきっかけや運営方法など、詳しくはコチラで。

工藤大輝・今週の選曲
♪ Know How / androp
♪ Lonely / androp

TALK ABOUT 今週のOA曲
♪ イヤフォン・ライオット / 私立恵比寿中学
♪ CITRUS / 安本彩花(私立恵比寿中学)
♪ なないろ(THE FIRST TAKE ver.)/ 私立恵比寿中学
 

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