車いす陸上のレジェンド登場!東京パラリンピックを振り返る! 花岡伸和さん & 聖ドミニコ学園の「管弦楽部」 11月15日放送分▼石井大裕×美空×嘉蓮(TBSラジオ ・月曜21時~)

TOMAS presents High School a Go Go!!

「High School a Go Go!!」は、「学校」を取りまくいろいろな話題にスポットを当てて、高校生の興味ある話題や悩み、そして疑問などを直撃取材する「高校生活応援プログラム」です。ハイスクール・ア・ゴー・ゴー、通称「ハイゴー」です。

パーソナリティはTBSアナウンサーの石井大裕です。

 

スタジオは、高校2年生の美空(みく)さん、高校2年生の嘉蓮(かれん)さんとお送りしました。

高校生の主張

番組レポーターが各地の高校にお邪魔して、直撃インタビューをする「高校生の主張」のコーナー。新型コロナウイルスの感染防止対策をじゅうぶんに行い、高校とも時間をかけて対策について話し合ったうえで学校をお訪ねし、短時間の取材を行いました。ご協力いただいた皆様、ありがとうございました。

今週と来週、ご紹介するのは、東京都世田谷区にあります「聖ドミニコ学園中学・高等学校」です。

聖ドミニコ学園は、教育理念に「真理を求め自由に生きる」を掲げていて、2019年度からは、教育に「Sustainability(持続可能性)」「Design(デザイン力)」「Connect(つながる)」の3つの概念を取り入れています。

今回は「聖ドミニコ学園」の「管弦楽部」を取材しました。高校2年生の「部長(打楽器担当)」と「副部長(バイオリン担当)」、そして高校1年生の「金管・打楽器セクションリーダー」のお三方に、白井京子レポーターが伺いました。

白井京子レポーター:聖ドミニコ管弦楽部の活動内容などについて教えてください

生徒の皆さん:「管弦楽部の活動を『聖堂』いう神聖な場所で行えるのも、とても魅力です。そこ(聖堂)で弾いていますと、響きがとても素晴らしく、気持ち良い」(副部長) 「クリスマス・ミサなどの宗教行事や学園祭など様々なイベントで演奏することが多いです」(セクションリーダー) 「毎年クリスマスの時期に学校の近くにある駅ビルでコンサートをさせていただいていましたが、去年と今年はコロナの影響で出来ませんでした。毎年3月に行っている定期演奏会は、4年に一度、外のホールを借りて行うようにしています。聖ドミニコの管弦楽部は創部から40年以上の歴史があります。多くの先輩方と演奏指導に来てくださるコーチの皆さんの指導を受けています。今年からは指揮者の西本智美さんが芸術監督を務めるオーケストラのメンバーの方々が指導に来てくださっています」(部長)

 

白井京子レポーター:管弦楽部としての今後の目標を教えてください 

生徒の皆さん:「今年、保護者の皆さん前では一度、皆で生で演奏することが出来ましたが、お友達の前や遠い親戚の方々などを呼んでの演奏が出来ていないので、学校でも、どんなに小さなところでも良いのですが、そのようなチャンスがあるなら、部員全員で演奏したいと思っています」(部長) 「活動期間は(来年)3月までですので、そこまでに、もっと自分の演奏技術をアップさせること、そして高校2年生で来年は受験生なので、勉強との両立も頑張りたいです」(副部長) 「来年、高校2年生になりますので、楽器(の演奏)をもっと上手になるために、日頃から出来る、毎日の基礎練習などを大事にして努力しようと思っています」(セクションリーダー)

 

なんでも課外授業

「学校ではあまり教えてもらわないかもしれないこと」をゲストを招いて色々と教えてもらうコーナー。今回は、車いす陸上競技のレジェンド、日本パラ陸上競技連盟副理事長の花岡伸和さんをお迎えしました。

花岡伸和さん

昭和51年(1976年)生まれ、大阪府のご出身です。高校3年生の時にバイク事故で脊髄を損傷し、車いすでの生活を送るなか、入院生活中に出会った「車いすマラソン」に衝撃を受けて、パラアスリートの道を志しました。厳しい練習を経て頭角を現し、「パラリンピック」には「車いすマラソン」で2度出場。2004年の「アテネ大会」では日本人トップの「6位入賞」、2012年の「ロンドン大会」では「5位入賞」と、2度の入賞を果たすなど、輝かしい成績を収めました。現在は、パラ陸上のクラブチームを立ち上げて指導者として活動するほか、日本パラ陸上競技連盟の副理事長を務めています。また、手で自転車を漕ぐ競技「ハンドサイクル」にチャレンジするなど新たな挑戦を続ける、車いす陸上競技のレジェンドであり、トップアスリートです

 

石井大裕アナウンサー:改めて振り返って、東京パラリンピックはどのような大会でしたか

花岡伸和さん:まず、「待ち焦がれた大会」でしたね。コロナが無ければ、昨年行われていたはずではありましたが、やはり我々選手や元選手にとっては、自分の国でパラリンピックが行われるなんて、これ以上無い幸せなんですよね。それが本当に、この東京の街で行われたということに、まず、感激と感謝の気持ちです。(世界記録が続出するなど、レベルの高い大会になりましたね)そうですね。コロナの延期期間中、やっぱり世界の選手も日本の選手も、皆、やっぱり通常のトレーニングが出来ずに、いろいろな苦労を強いられたとは思うんですよね。それで、やっぱり、普段の仕上がりというものが本当に出来るのだろうかと思ってはいたのですが、蓋を開けてみたら、皆、ちゃんと仕上げてきていました。そこはやっぱり、コロナ禍でも、自分自身のやるべきことを果たすんだという、その情熱であったり、工夫というものが大会で生きたなと思っています

 

石井大裕アナウンサー:いろいろ悩んでいる日本の高校生たちにアドバイスを送っていただけますでしょうか

花岡伸和さん:正直、今の日本が生きやすい社会なのかというと、僕は疑問なところもあるのですが、「人が生まれて歳を取ってゆくということ」そのものは変わらないと思うんですよ。やっぱり生きてゆく中でいろいろなことが起きるのが人生だと思いますし、それとどうやって向きあい、どういうことを考えるのかということについて、起きた出来事に対して「面白い」と思えるようになってくると、何が起きても大丈夫というふうになると思うんですよね。でも、それを、10代とかそれくらい歳でやるのは、なかなか難しいですけれども、「いつかきっと、今のこの苦しみも役に立つんや」と思えば、目の前にある悩みとかも、ずいぶん変わってくるのではないかなと思うんですよね。悩むということは、実は既に前を向いているんですよ。良くしたいから、そうやって(悩んだり)思うわけであって、ですから前を向いてる自分というのを、まず、しっかりと見て、褒めてあげてほしいなと思っていますね。「前を向いてるから大丈夫や」と、自分で自分に言ってあげれば良いのではないでしょうか

 

花岡さんには、バイク事故から車いす陸上競技に出会った頃のことや、パラリンピックに出場された際のお話しもたっぷり伺いました。

 

今度の日曜日・11月21日に、大分県で「第40回記念 大分国際車いすマラソン」が開催されます。こちらの模様は、当日の朝9時55分から正午まで「BS・6チャンネル BS-TBS」で生放送します。ぜひ、ご覧ください。花岡伸和さんが実況中継の解説を務めます。かつて花岡さんも出場し、国際的な活躍へのきっかけとなったこの大会、車いすマラソンの分野では世界的な大会として知られています。また、大分県では、OBS(大分放送)のラジオとテレビでも放送します。

番組は下記のバナーをクリックして、radikoのタイムフリーでお聴きください!放送後1週間以内、聴くことが出来ます!

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