乙女ゲームが好きすぎる真山りかさん(私立恵比寿中学)、恋愛の曲は全部『薄桜鬼』を思い浮かべて歌っていた

PlayStation®初の公式ラジオ番組として、2016年4月からレギュラー放送しているプレイステーション presents『ライムスター宇多丸とマイゲーム・マイライフ』(毎週木曜日 夜9時~)。
寝食を忘れてゲームにのめり込むほどのゲーム好きで知られるライムスターの宇多丸と、ゲームをこよなく愛する著名人をゲストにお招きし、「人生におけるゲームとの出会い」や「あのゲームとの思い出」「今オススメのゲーム」など、ゲームについて楽しく熱く語り合うトーク番組です。
第237回:私立恵比寿中学の真山りかさん前編
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■恋愛禁止だから乙女ゲームに走りました
「マイゲーム・マイライフ」のゲストに私立恵比寿中学(エビ中)の真山りかさんがやってきました。
とにかく乙女ゲームが大好きな真山さん。乙女ゲームをやり込みまくっていたことで、ある意味アイドルとしての活動にもプラスになったようで……。

真山「あまりにも(乙女ゲームに)熱中しすぎて、その当時のエビ中の歌で、恋愛要素のある歌は全部『薄桜鬼』を思い浮かべながら歌ってましたね」
宇多丸「はははは。ファン的には微妙な気持ちになる(笑)。でも、いいよね。歌の情感的にはプラスですよね。感情が入るとね」
真山「やっぱりアイドルなので、あんまり恋愛とか普通にできないので」
宇多丸「リアルのはね。あんまり推奨はされない」
真山「察しろ、と言われているので、察してた私はこっち(乙女ゲーム)に走りました」

宇多丸「いいですね。感情だけはリアルに出せるわけだから。アイドルはみんな乙女ゲームでシミュレーションするべきっていう」
真山「そうですよ。普通のリアルな恋愛よりももしかしたら要素が多すぎるので、濃い恋愛経験ができるかもしれない」
宇多丸「確かに。(リアルな恋愛だと)そんなに死んじゃったりしないもんね。悲劇性まで学べる」
確かに、そう言われてみればアイドルとしては合理的なのかもしれません。アイドルの曲はほとんどが恋愛についての曲なのに、恋愛禁止なことが多いのってよく考えたら無茶な要求な気が……。ダイレクトに自分の“体験”として恋愛をできる意味では、恋愛小説や恋愛映画に触れるよりも乙女ゲームのほうが適しているように思います。これには目からウロコでした。
■今回のピックアップ・フレーズ
(歴史系の乙女ゲームについて)

真山「歴史も学べるので、歴史の点数だけやたらよくなる(笑)」
宇多丸「なんで学んだかって、薄桜鬼(笑)。燃えじゃくっていたら勉強にもなりました」
文/朝井麻由美(ライター、コラムニスト)