「日本酒は瓶」はもう古い?

森本毅郎 スタンバイ!

酒造年度の年明けであることから「日本酒の日」と言われている今月初め、10月1日に日本酒にまつわる新しいサービスを始めた企業が続々と見受けられたので取材をしました。TBSラジオ「森本毅郎・スタンバイ!」で竹内紫麻キャスターが取材報告しました。

 

★一合缶日本酒!

まずは、株式会社Agnavi代表取締役の玄成秀さんのお話しです。

「我々、全国10蔵元様とですね、10月1日からですね10月の27日までですね、これまでですね瓶で販売していた日本酒を一合缶180mlの小容量のタイプで、10缶飲み比べセットというものですね、販売させていただきました。日本酒っていうのは小容量のものっていうのがなかなか多くなかった、またあってもですね、例えばワンカップっていうものが瓶であるわけですけれども、若年層に対してターゲットをするような容器ではなかったことからですね、なかなか日本酒の消費量というのがコロナ禍においては落ち込んでしまったっていう現状があると認識しております。買う方もまず層から言いますと、日本酒は50代がですねピークになるんですけれども、だいたい40代がピークになっているっていうところで、この缶にすることで、一つ若返りが図られているかなと思っております。」

(株式会社Agnavi代表取締役の玄成秀さん) 

   今年の1月からスタートした「Ichi-go-Can」プロジェクトの一環で新たな取り組みとして、  今月、全国の歴史ある10の酒蔵とコラボして「保管しやしく、飲み切れる」一合缶の飲み比べセットを、クラウドファンディングのサイトキャンプファイヤーにて先行予約、販売を開始。

コロナ禍で、大容量のお酒が動きにくい状況、特に日本酒は飲食店や、対面でのプレゼント用に購入する人が多い特徴があり、売り上げは落ちる一方。そんな中、今までアプローチしにくかった若年層に手軽に楽しんでもらえるようにと小容量のタイプで販売できないかと言うことで缶での販売にたどりついた。

まだ販売して1カ月も経たない中で、「飲み切るのにちょどいい」などの理由から普段日本酒を飲まない若い世代から購入が増えたこともあり、缶での販売にしたことで、若返りが図れているのではと玄さん。

値段は10缶セットで、送料込、税込み8800円となっています。


 

「Ichi-go-Can」はこちらから!

https://camp-fire.jp/projects/view/455078

 

続いては、こちらも10月1日にスタートした少し変わった日本酒にまつわるサービスについて。

★パウチ型日本酒で旅行気分

YUMMY SAKE株式会社 代表取締役の山本祐也さんのお話しです。

まずこの「サケフライト」という商品なんですが、10月1日からですね、日本酒で日本をめぐる定期便ということで、まずお申し込みをされますとですね、5種類のお酒が入ったキットというのがお手元に届きます。そちらのキットの中にあるURL、そちらを読んでいただくとですね、スマートフォンでご自身の好みを入力できるようになっておりますこちらを入力していただくと、我々のシステムの方でお客様こういった先が好きだということを分析しまして、2ヶ月目以降ですね、そのお客様の好みのお酒を2種類。で、もう1種類は自分の味覚という幅を超えて、その地域の中でおすすめのお酒とおつまみ、例えば兵庫だったらこういうお酒とおつまみがあるんですよというのが毎月、手軽にお手元に届くことになります。

(YUMMY SAKE株式会社 代表取締役の山本祐也さん)

  こちらは缶ではなくて、さらに少量、100mlのパウチタイプ(栄養ゼリーのようなパウチタイプ)の日本酒。

 スマホで簡単に診断すると、毎月、自分に合った地酒が届く日本酒の定期便で、SAKEFLIGHT(サケフライト)と名付けられている。

▲パウチ型のSAKEFLIGHT。プラスチックのみにおちょこも入っています。 

最初は税込み送料込み3850円で5種類、翌月からは3300円で、自分好みの日本酒2種類+その月によって異なるおすすめ地域の日本酒とそれにあったおつまみが1セットが届く。

好みのお酒を楽しむだけでなく、アプリ内で味の背景にある各地の地酒の物語を読むことが出来るので、まだまだ気軽に旅行が出来ない今の時期に「自宅」で旅気分も味わってもらえれば、とのこと。

今回は300名限定で先行版。もう既に半分以上の枠が埋まっているそうです。

そもそもこの「サケフライト」を始めたきっかけについてですが、そこにはある生産者の声があったそうです。再び山本さんのお話しです。

 

★生産者の声

お酒を出す場所がないとまずメーカーが売り上げももちろんなくなってしまいますし、あるいは従業員さんの働く場所とかも減ってしまう。で、メーカーさんっていうのは原料は日本酒は水とお米になります。そうすると、そのお米を買うことというのがなくなってしまいます。そうすると、なかなか1ヶ月2ヶ月でお米って作ることができませんので、農家さんが作ってきた。よし、収穫してきた、じゃあこれを今まで作っていた方に販売しようとしたときに、いや今年はもうほとんどお酒売れてないから買えないんだよねと、そういう話をされて、できたお米、どうしようと途方に暮れてる。実はこういったことで、まさに生産者さんの苦しみとして聞いております。そういったことで、このコロナ禍では、よりお客様に喜んでいただける、そして生産者も地域もそれで幸せになるんじゃないかと、こういったサービスを開発いたしました。

(YUMMY SAKE株式会社 代表取締役の山本祐也さん)

コロナ禍で苦しいお米農家や地域の活性化のためにも少しでも助けになればと山本さんのお話しでした。

「SAKEFLIGHT」はこちらから!

https://sakeflight.jp/

 

取材:竹内紫麻

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