駒田健吾「BOØWYと近現代史と駒田健吾について考えてみた」/ゲストは、"南兵衛”さんこと、アースガーデン代表・鈴木幸一さん

TBSラジオからバービーがお送りする「週末ノオト」(毎週土曜13:00-14:55)

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藤森祥平さんに代わり、今月から第3週目のパートナーは、駒田健吾アナウンサー。

駒田健吾「BOØWYと近現代史と駒田健吾について考えてみた」

TBSラジオではこれまで、「Fine music」や「Kakiiin」といった音楽番組を担当してきた駒田さん。
そんな駒田さんの初回となるアナウンサーコラム「〇〇について考えてみた」は、「BOØWYと近現代史と駒田健吾」について。

駒田さんによると、「BOOWYと近現代史があれば、駒田健吾が浮かび上がるとのこと。



趣味が「ジャーナリストや学者、研究者の本を読むこと」ということで、先日、保阪正康さんの「陰謀の日本近現代史」を読んだ駒田さん。
この本には、太平洋戦争を中心に日本の近代史に潜む陰謀について書かれているそうで、戦争に至るまでも、国民やマスメディアが真実を知らないまま・・・。

駒田:読んでるとき、頭の中に、「冗談じゃないぜ」っていう声が聞こえてきたんですね。「冗談じゃないぜ(美声)」っていう。

バービー:ちょっと待って。駒田さんじゃない声・・・。

駒田:そうなんです。なにか憑依した感じの「冗談じゃないぜベイビー」

バービー:ベイビーついちゃった(笑)

駒田:あの氷室京介さんの声が聞こえてきたわけですね!

バービー:読んでたら!?(笑)

駒田:「冗談じゃないぜ」っていう一言が。

バービー:何についてだろう?

駒田:この本を読みながら、今の時代もね、やっぱり我々、騙されていないか、なにかに、と。

バービー:はぁ~~。

駒田:近所の方かもしれない、政府かもしれない、先輩かもしれない、この番組のディレクターかもしれない。「自分は疑う心をちゃんと持ってるかい?駒田健吾」って氷室京介が言ってくれたような気がしました。

バービー:急に氷室さんに言われなくてもいいんじゃない(笑)

駒田:本を読みながら、戦争に行かないためには、やっぱり一人ひとりが疑う心を持たなきゃいけない。私が疑うここを持ったのが、1988年、中学2年ですよ。

バービー:年齢的にそのくらいですよね。

駒田:では1988年、何があったか・・・。BOOWYが解散した年なんですね。
私が初めてBOOWYを聴いたのが88年、実は解散した後だったんですけど、中2の時に、友達が「これを聴け!」って、「GIGS」っていうライブアルバムを貸してくれました。カセットテープでそれを聴いて、私の価値観がガラっと変わったんですね。私それまでは、パパとママと先生の言う事しか信じない人間だったんですね。

バービー:いいお坊ちゃんだったんだ。

駒田:ほんとお坊ちゃんですよ。疑う心を知らない。大人は正しい。そこに飛び込んできたBOOWYの楽曲たち・・・。あの時、BOOWYを聴かなければ、今頃たぶん、東大卒業して、財務省とか入ってますね。

バービー:すごいエリートですけど(笑)

駒田:BOOWYを聴いたからこそ、2浪して、在野精神で知られる早稲田に入り、そして、関係ないけど離婚したりとかして(笑)。

バービー:関係ないですよね(笑)離婚は関係ないと思う!



そこから、止まらない駒田さんのBOOWY愛。大ヒット曲「Marionette -マリオネット-」の解説があって、駒田さんの一番好きな曲へ。

駒田:「ON MY BEAT」という曲があって、これ、高校の卒業文集でこの曲について書きまして。中学の時に書こうとしたときは先生に止められて(笑)

バービー:ここじゃダメだと(笑)

駒田:この曲の一節に、
「自分を守るのは何かを残した後だぜ」
「形にこだわっちゃ古びたものしか見えない」
「やたらと計算するのは棺桶に近くなってからでも十分できるぜ」
「Life is no my beat」
っていう。My beatに乗っていけっていう話しですよ。ね。

バービー:(笑)

駒田:高校受験の時、真面目な受験生でしたよ。その時、「勉強仕事に疲れて首をつるのは絶対いやだゼ」っていう歌詞がもう、ド刺さり。もう絶対、勉強と仕事に疲れるのやめようと思って、2浪したんです。

バービー:2浪はそのせいだ(笑)



こんな感じでとにかく、BOOWYが止まらない駒田さん、今後のコラムでもきっとBOOWYが・・・。来月もお楽しみに!

2時台:"南兵衛”さんこと、アースガーデン代表・鈴木幸一さん

この日のゲストは、数多くの野外フェスを企画制作・主催するなど、日本の音楽フェスシーンに深く携わってきた、アースガーデン代表で、アースデイ東京理事の”南兵衛”さんこと、鈴木幸一さん。

今のコロナ禍において、風当たりの強いフェス業界。その「中の人」として、どうお感じになり、どう行動してきたのか、お話を伺いました。

都市型のフェスよりも、フジロックのような野外フェスに関わってきた南兵衛さん。
その一つとして、去年行われたのが、東京・あきる野市の自然人村というキャンプ場での「ライブ・フォレスト」。

キャンプチェアを並べ、自然とソーシャルディスタンスで取れる状態のなか、自然豊かなキャンプ場で行われたこのライブ・・・



南兵衛:去年のゴールデンウィークからもう、夏フェスがほぼ全滅というなかで、「僕たちは夏フェスやります」ということで、7月31日~8月2日の3日間、自然人村という小さいキャンプ場で、1日300人限定でやりました。300人でフェスかっていうとあれですけど、七尾旅人くんとか、いろんな良いアーティストが出てくれて。その厳しい時だからこそ、非常に感動的なライブがありましたね。

バービー:いまライブの写真を見てますけど、お客さんが手を挙げてる写真があるけど、お客さんのリアクションって、アーティスト側からしたらどうなんですかね?

駒田:そうですよね。コール&レスポンスとかどうするんですか?

南兵衛:去年の夏・秋くらいまでは、マスクをして、ワーワー騒ぐ感じではなく、声を出してくださいと。あと、手を振るとか、そういうリアクションをアーティストと交換しましょうという呼びかけをしていました。
あと、出演者がたくさん出るんで、実は幕間がたくさんあるんですよ。そこでも1回1回丁寧に「ちゃんとマスクをしてください」「距離を取りましょう」「食事中も気を付けましょう」とか、毎回凄く丁寧にやりましたね。

そのような形で、自然の中、感染対策を施した状態で実現したライブだったようです。

そんなライブ・フォレストとは別に、南兵衛さんが2017年から主催しているのが、「ハイライフ八ヶ岳」。その名の通り「八ヶ岳」の山麓で行われるこのライブですが・・・。

バービー:このライブはどういうきっかけでスタートしたんですか?

南兵衛:もうやっぱり自然が好きなので。その自然があってこそ、僕たちは生きているわけで。地球と自然って分かりやすく言いますけど、ほんとうにそれが自分の仕事のテーマだと思っているので。それを一番みんなが体感できる場所で良い音楽を聴けたら、それは素晴らしいじゃないですか?素晴らしい場所で素晴らしい音を聴くっていう、自然の中でそれをストレートに実現できるところっていう意味で、八ヶ岳というところに辿り着いたんですね。
で、会場は富士山まで見えるような場所で、標高1900mの場所までステージがあるんですよ。

バービー:いいとこ見つけましたね。

駒田:八ヶ岳って、長野県と山梨県にまたがって、もう全部高いところじゃないですか?そんな所でパフォーマンスする側は、苦しくないですか?

南兵衛:そうなんですよ。管楽器のアーティストなんかは、「ちょっと厳しい」っていうのは実際にいます。

バービー:標高との戦い(笑)

南兵衛:本当に南アルプス・富士山・秩父連邦、そして八ヶ岳を後ろにドーンと、360度大パノラマの場所なので、風通しは間違いなく日本一。間違いなく日本一3密になりづらいっていう、そういう場所ですね。

バービー:そのライブ、去年は出来たんですよね。

南兵衛:去年は軒並みいろんなフェスが中止になっていく流れの中で、7月開催だったものを9月に延期して、結果的にいろんなフェスの中で、ハイライフが一番最初に再開する流れになったんですよ。別にそんなことを狙ってたわけでもないんですけど。「あれ、僕たちが最初か」みたいな。
でも、そういう中で、ちゃんと地元の方々の理解を得て、いろんな調整ができて、規模も1500人限定という形にしたんですけど、すごく穏やかにできたし、本当にいろんな方に喜んでいただけて、今でもWEBに参加者の声が残ってますけど、アーティストもみんな大喜び。
ところがそれが1年経って、「今年もやるぞ」っていう流れの中で、同じように地元の方とは丁寧に丁寧にやり取りしながら進めていったんですけども、8月のお盆過ぎに山梨県にまん延防止法が適用されたんですね。そこから、デルタ株で一気に感染者数が増えていったじゃないですか?そうなってくると、不安の高波から地域の方々も受け入れるのが難しいと・・・。


その他にも、山梨県からの任意での中止要請なども受け、一時は「中止にした方がいいのでは?」という意見も上がる中、参加するアーティストの意向も踏まえ、2022年まで延期という決断を。

そんな来年に向け、あらためて南兵衛さんがフェスについて思うこと。

南兵衛:僕たちは、もともと大きいフェスにも関わっていますけど、そもそも自然の中で、自然そのものを音楽と一緒に楽しむような場所づくりが理想なので、そんなたくさんの人を集めたいわけでもないんですよ。2000人3000人、多くて5000人ぐらいまでが自分たちの理想なんですね。いま、コロナ禍で大規模の会場がとにかく難しいですから。数百人から1000人2000人ぐらいの中小規模の場がこれからきっと求められてきて、安心感が高い場になってくるので、そういった規模で、自然に囲まれた中でやっていきたいですね。

今回お話を伺った南兵衛さんですが、10月30日・31日に「アースガーデン秋」というイベントを開催!
音楽だけでなく、エコやオーガニックに根差したマーケットエリア、フードエリアなど楽しめますので、ぜひ!

藤森祥平、最後のご挨拶!

この日のエンディング、先日お別れした藤森さんがあらためて、リスナーの皆さんにご挨拶。


部署移動により、アナウンサーという肩書きが外れた藤森さん、まったく新しい仕事をしていく中で、駒田さん憤激の言葉を残していくという・・・。



ぜひ全編タイムリーで!

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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