「本当に好きなこと」を貫いてほしい! 科学者・発明家で東大生の村木風海さん & 大宮開成高校 アーチェリー部 10月4日放送分▼石井大裕×美空×嘉蓮(TBSラジオ ・月曜21時~)

TOMAS presents High School a Go Go!!

「High School a Go Go!!」は、「学校」を取りまくいろいろな話題にスポットを当てて、高校生の興味ある話題や悩み、そして疑問などを直撃取材する「高校生活応援プログラム」です。ハイスクール・ア・ゴー・ゴー、通称「ハイゴー」です。

パーソナリティはTBSアナウンサーの石井大裕です。

 

スタジオは、高校2年生の美空(みく)さん、そして高校2年生の嘉蓮(かれん)さんとお送りしました。

高校生の主張

番組レポーターが各地の高校にお邪魔して、直撃インタビューをする「高校生の主張」のコーナー。新型コロナウイルスの感染防止対策をじゅうぶんに行い、高校とも時間をかけて対策について話し合ったうえで学校をお訪ねし、短時間の取材を行いました。ご協力いただいた皆様、ありがとうございました。

今週と来週、ご紹介するのは埼玉県にあります「大宮開成中学・高等学校」です。

大宮開成は、校訓に「愛・知・和」の3つの精神を掲げていて、埼玉県内で有数の進学校として、受験生にも非常に人気が高い学校です。

今回は、大宮開成高校の「アーチェリー部」を取材しました。

アーチェリー部の男子部長で高校2年生の青砥正旺(あおと・まさあき)さんと、女子部長で高校2年生の中田早映(なかだ・さえ)に、片桐千晶レポーターがお話しを伺いました。

片桐千晶レポーター:まずは、アーチェリー、そして大宮開成アーチェリー部の活動内容について教えてください。

生徒の皆さん:「アーチェリーは的を狙って矢を放ち、どれだけ中心に近く、得点が入れられるかを競います。オリンピックなどの大きな大会ですと、的までの距離が70メートルです。高校の大会の部門としては30メートル70メートルがあります。(70メートルは)25メートルプールが三つ弱くらいなので、けっこうな長さですね。(大宮開成アーチェリー部は)令和元年は、毎年8月に行われるインターハイで、男子・女子揃って団体で出場しました。今年の8月に行われたインターハイで、女子が団体で8位に入賞することができました」(青砥さん) 「6射、放つことを、12回、繰り返して競います。全体で72射ですので、筋トレの練習を積まないと、きついですね。大宮開成アーチェリー部は、部員数が32人で、女子が14人、男子が18人です。活動日は、月曜、火曜、木曜、金曜、土曜の週5日です。入部する時には、9割が初心者です」(中田さん)

片桐千晶レポーター:アーチェリーの魅力はどんなところですか

生徒の皆さん:「小学校や中学校でアーチェリー部があるところは少ないですよね。ですから、サッカーなどのように小さい頃からやっている競技ではないので、初心者として高校生から始めたとしても、全国大会などで上位を目指しやすいという魅力もあります」(青砥さん) 「私も、やっぱり、アーチェリーは個人の努力で、どこまでも行けてしまう競技なので、各自が努力して、そしたらその分、結果が返ってくるので、そういうところが魅力だと思っています」(中田さん)

なんでも課外授業

「学校ではあまり教えてもらわないかもしれないこと」をゲストを招いて色々と教えてもらうコーナー。今週と来週は、化学者、発明家で東京大学3年生の村木風海(むらき・かずみ)さんをお迎えしました。

村木風海さんは、小学4年生の時に、「ホーキング博士」の本を読んだことをきっかけに「火星に住む」ことに興味を抱き、「二酸化炭素の研究」を始めました。中学2年からは、二酸化炭素の研究を活かして、「火星に行くための研究」と「地球を守るための研究」を行っています。2017年には、村木さんの研究が、総務省の「異能vatio 破壊的な挑戦部門」に本採択されました。これまでの研究実績をもとに、2019年、東京大学に合格し、理科 I 類に入学。一般社団法人「CRRA 炭素回収技術研究機構」を立ち上げ、代表理事・機構長として、研究・開発を行っています。また、雑誌「フォーブス」の「世界を変える、30歳未満の日本人」に選ばれるなど、若き化学者として注目されています。著書に「火星に住むつもりです 二酸化炭素が地球を救う」があります。

石井大裕アナウンサー:村木さんがとホーキング博士との出会いについて教えてください

村木風海さん:ホーキング博士は、イギリスの「車椅子の天才物理学者」と呼ばれた方です。難病を抱えてずっと車椅子の生活を20代の頃から続けた化学者で、そのような中でも、生涯、ずっと研究を続けた研究者、「宇宙物理学者」です。ブラックホールは最終的に縮むのか、爆発してしまうのかといった宇宙のいろいろな秘密など、最先端の研究をしていた方です。僕は、小学生の時に祖父が、ホーキング博士の子供向けの宇宙冒険小説を買ってきてくれました。「宇宙への秘密の鍵シリーズ」という書籍で、それがきっかけで研究を始めました。(今でも、その時からの研究への思いが続いている?)そうです。11年間、僕はずっと二酸化炭素や火星などのことを考えてきて、研究者としてずっとやり続けてきましたね。そして、とても嬉しいことに、今回、ホーキング博士の新刊が出たのですが、いわゆる「帯」の部分を僕が書かせていただきました

石井大裕アナウンサー:村木さんのように、将来、化学の道に進みたいと考えている高校生にアドバイスをお願いします

村木風海さん:化学の道に進みたいと思っている方もそうではない方もぜひ聞いていただきたいのですが、誰に何と言われようが、「本当に好きなことだけをやる」ということを、いちばん心がけてほしいと思っています。僕自身、実は今までの11年間の研究のうち、10年間くらいは、時代的にはまだ理解されていない状況だったので、ずっと馬鹿にされていたんですね。ですが、それでも続けられたのは「こうやらなければいけない」という義務感などではなくて、もう「好きで好きでしょうがない」という、ある意味、「僕の趣味なんで」という、ゆるっとした感覚なんです。ですから、本当に、それこそ、ゲームをやるなど、何でもよいと思うのですが、誰に馬鹿にされようが、好きなことを、「その分野だけは世界で一番取れる」くらいにやり続ければ、絶対に自分のアイデンティティになると思います。そうすると誰に何と言われようが、自分が揺らぐことがないので、特に化学に進もうと思っている方は、まだ、化学の世界は若い科学者が馬鹿にされて批判を受けがちな風潮があるので、そこは好きなことを貫いてほしいですし、そうではない方も、自分の好きなことをあえて振り切ってやりきることが大事だと考えています。

高校生の2人にとって、村木風海さんは「少し上の博識なお兄ちゃん」のような存在でしたね。村木さんから発せられる「二酸化炭素」や「火星」を巡るお話し、とても興味深かったですね。ぜひ、聴きなおしてみてください。

村木風海さんの著書火星に住むつもりです 二酸化炭素が地球を救う」は、光文社から、定価:1650円で販売中です。お近くの書店、光文社のホームページ、アマゾンなどインターネットの書籍販売サイトなどでお買い求めください。

番組は、下記のバナーをクリックして、radikoのタイムフリーでお聴きください!放送後1週間以内、聴くことが出来ます!

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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