お漬物はいったいいつからあるの?

ISUZU presents 檀れい 今日の1ページ

女優の檀れいが毎回、その日にまつわる話題や風物詩などを交えてお届けする「檀れい 今日の1ページ」。今朝は、リスナーの方からいただいたギモンに、お答えしました。

大阪府吹田市におすまいのリンリンさんからのお便り。

『家にいることが増えて、ぬか漬けを作るようになりました。
と言っても、簡単な市販のぬか床を買って、好きな野菜を漬けているだけですが。
きゅうり、にんじん、大根、茄子、ミニトマトなど早く美味しくできるので楽しくてたまりません。

私たちに馴染みの深いお漬物、いったいいつからあるのかな、なんて食べながら思っています。』

お漬物はいったいいつからあるのか…番組で調べてみました。
海に囲まれている日本では、食材を海水に漬けこめば、保存食になるということを日本人はずいぶん昔から知っていました。
また、海水に漬けこむと、乳酸発酵が起こります。
こうすることによって保存がきくだけでなく、食材がおいしくなったとも考えられます。
これを「漬物」と言っていいなら、漬物の歴史は、縄文時代にはすでにはじまったということになりそうです。

そして、奈良時代の木簡には「瓜の塩漬け」のことが記され、平安時代の『延喜式』にも季節のお漬物が登場します。
春には、なずな、わらび、せり、あざみ、ふき、秋には、瓜、大根、なす、みょうが、などを漬けていました。
こうしたお漬物は、塩や味噌、醬油、酒粕といったものが使われたようです。
平安時代というと、華やかな王朝文学や、華やかな衣装のイメージがありますが、お漬物のレパートリーも豊かだったんですね。

さらに、食文化が花開いた江戸時代には、調味料や野菜の種類が増えて、日本各地で、さまざまな漬物が作られるようになります。
また、漬物の専門店も人気を博したようです。

いまは新米の季節ですよね。
ぜひ、手作りの糠漬けで、炊きたてのごはんを思いきり楽しんでくださいね。

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