プリンが地域交流の架け橋に!?佐賀県の酪農家に訊く、地域の農家が抱える意外な悩みとは?

地方創生プログラム ONE-J

地元を盛り上げるために新しい取り組みをしている方にお話しを聞く
「トゥデイズピックアップ」。今回は「佐賀県をプリン県に!」をテーマに、地域の人たちと協力して「県内の個性豊かなプリンを紹介するマップ」を制作した酪農家、佐賀県みやき町「大富牧場フライングカウ」の大富藍子(おおとみ あいこ)さんにお話を伺いました。

現在、夫婦で牧場経営をしている大富さんは、東京で10年ほど役者として活躍していたという経歴を持っています。28歳で地元の佐賀に戻り、そこで今の旦那さんと知り合ったことがきっかけで牧場経営に携わることになりました。
佐賀県はプリンの消費量が全国で一位になったこともあるという「プリン大国」。県内には数多くのオリジナルプリンが存在するほどプリンになじみが深い県なのだとか。
大富さんがてがけるオリジナルプリン「牧場プリン3」は、その名が示すとおり「3」にちなんだ商品づくりをしています。“ご主人が牧場の3代目”“3つの素材(生乳・きび砂糖・卵)”“絞りたて3時間の牛乳を使用”“太陽のSUN”など、特徴ある商品となっています。

ユイカさんと妙子さんももちろん試食!牛乳の香りやまろやかさ、くせのない甘みに歓喜の声を上げていました。

「地域の名産になるようなものを作りたい」という思いがあった大富さん。当初プリン作りは「地域の人と繋がるためのツール」だったと言います。牧場の仕事は毎日が“牧場内で完結してしまう”ため、なかなか地域の人と触れあう機会がなかったそうです。プリンを作って地域のみなさんに食べてもらうことで会話が生まれ、繋がりができたと大富さんは話します。
プリンで交流が広がっていくにつれ、佐賀県内にはいろんなプリンがあることを知った大富さんは「こんなにプリンがあるならプリンマップを作れたら良いな」という考えに至りました。同時期に佐賀県が主催する事業でワークショップの講師を務めたことから様々な世代や職業の人との交流が生まれ、プリンマップを作ることができたのだそうです。

今後はチーズやアイスクリームなどを手がける「乳製品製造業」を兼ねた牧場経営体にしていきたいと語る大富さん。そのためには自社の努力もさることながら「農業の魅力」を発信していくことが重要だと考えています。大富さんが牧場に入った頃は107件だったという農家も、現在では38件まで減少したといいます。大富さんは食べ物以外にも、化粧品などに汎用できる「原材料としての価値」も農業の魅力と捉えて、農業の重要性と魅力を広めていきたいと考えています。

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