【音声配信】「ケアってなんだろう?~令和時代のつながりと責任の話」Part1▽塚越健司、小川公代、河野真太郎、吉川浩満、倉本さおり、山本ぽてと【文化系トークラジオLife】

文化系トークラジオ Life ニュース版
塚越健司さん(撮影:ササキミチヨ)

↑塚越健司さん(撮影:ササキミチヨ)


○ケアってなんだろう??   
ケアを必要とされている方は沢山いる(塚越)   
→コロナ陽性で、自宅療養されている方も聴いているかも知れません(塚越)

ステイホームでケア労働が変わった?(塚越)   
ケアとは関心を向け続けること(塚越)

8月30日に『ケアの倫理とエンパワメント』という本を出版(小川)   
学部生時代に政治社会学を専攻していた(小川)   
ケアの倫理の提唱者、キャロル・ギリガン著『もうひとつの声―男女の道徳観のちがいと女性のアイデンティティ』(小川)   
近代的自己に相対する、相互依存する自己を受け入れていく(小川)

Life初登場の河野真太郎さん(塚越)   
→専門は英文学。小説家、ヴァージニア・ウルフを研究(河野)   
→著書『戦う姫、働く少女』では、現代のポップカルチャーと女性と労働について書いている(河野)

ケアを描いた小説がめちゃくちゃ多い(倉本)   
Googleで「ケアの倫理」と検索するとサジェストで「わかりやすく」と出てくる(倉本)   
→皆「ケア」をどこか掴み損ねている(倉本)

予告編の、山本さんの「おばあちゃんの背中に軟膏を塗る話」が好評!(塚越)   
→どちらかと言うとケアは苦手分野(山本)   
→どういう風に向き合うか(塚越)

医学書院の「シリーズ ケアをひらく」など人文学の観点からもケアが考えられている(塚越)   
強制収容所の文学をずっと読んできた。ケアの観点から見ると新しく読み直せる(吉川)

「ケア」が称揚されることで社会の矛盾や差別的な構造が覆い隠されることがないように(メール)   
→「ケア」はマジックワード。何にでも使えてしまう言葉(塚越)

自身の身だしなみを整える。自分をケア出来ないと他人をケア出来ない(メール)

○ケアは恒常的なもの?   
新入社員が本来の力を発揮出来るように支援する「オンボーディング」という取り組み(メール)   
→どういう塩梅でケアしていけばいいか(塚越)   
→イギリスの小説家、ジェイン・オースティンの世界と近い(小川)   
→ジェイン・オースティン著『高慢と偏見』。付け焼き刃的なキャラクターのケアは短期的(小川)   
→ケアは恒常的なもの。オースティンは"constancy"という言葉を何回も使う(小川)   
→小説からケアを学べる(小川)   
→オースティンの『説得』という小説内の台詞「constancyは女性の性質だ」(小川)   
→「ケア」という言葉の広がりを考えた時に、リベラルアーツがどれだけの事を教えてくれるか(小川)

恒常的なケアが不可能になってきている。制度的な後ろ盾(インフラ的なもの)がどんどん無くなってきている(河野)   
→ケア提供者から見ると、"constancy"を常に求められると辛い(河野)   
→ケア提供者が弱者であった場合、相当辛い(河野)

会社は結果が一番大事。結果を産み出すためには人とか組織の状態を良好に保つ必要がある(吉川)   
→プロセスも結果も両立させないといけないが、難しい(吉川)   
→仕組みとして考える必要がある(吉川)

○アリアナ・グランデの「positions」   
アリアナ・グランデの「positions」の解説を書きました(小川)   
→「positions」Music Videoのテクスト分析(小川)   
→男性と女性のpositions. どうして女性は政治家になれないのか(小川)   
→「小川公代 positions」で検索すると出てきます(小川)   

text by 犬井おかか

 

このパートでかけた曲   
●岡田有希子“Summer Beach”(塚越健司さん選曲)   
●Ariana Grande“positions”(小川公代さん選曲)   

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