VOL.22 口呼吸

ちょっと気になる健康のはなし

2021/8/29 放送


Q.私は睡眠時、口呼吸をしているようです。口呼吸はあまりよくないと聞いています。口呼吸を続けるとどのような悪影響があるのでしょうか。また鼻呼吸をするには、どのようにしたらよいでし ょう。      

大阪府 井谷文恵さんからの質問

お答え頂いた専門家

水谷先生

サンスター財団 金田博夫研究助成基金 2009 年度受給者   
東京医科歯科大学助教 専門:歯周病学   
水谷 幸嗣(みずたに こうじ)先生    

A.口で息をしてしまう方は、蓄膿症(ちくのうしょう)とか副鼻腔炎(ふくびくうえん)など、鼻の具合が悪い場合もあるので、耳鼻科での治療が必要かを確認していただく必要があります。      

口を閉じていれば、唾液がお口の中の歯垢を洗い流したり、粘膜を保湿して保護したり、むし歯菌の酸を中和してくれます。ところが口を開けていると、口の中が乾燥してしまい、それらの機能が働きません。口の中の菌が増えて歯肉に炎症が起き、むし歯や歯周病にもなりやすくなります。      

対策としてはまず、起きている間は意識して口を閉じるようにしてください。特に唇の周りの筋肉をしっかりつけることが大切ですので、口をすぼめる「うー」と、口角を横に開く「いー」、を繰り返す体操などをやってみると良いかもしれません。      

寝ている間は乾燥を防ぐマウスピースの一種で、「オーラルスクリーン」というものがあり、歯科医院で自分の口にあわせて作ってもらうことができます。また、市販のものでは口呼吸防止用のテープで口をとめたりする方法や、マスクをして寝ることで乾燥を防げます。      
口の中の潤いを保つジェルやスプレー、マウスウォッシュなどもありますので、寝る前に使用することもお勧めします。      

     

 

口呼吸については下記 URL も参照ください。      
https://www.kenkodojo.com/      
column/knowledge/detail185/      



専門家に聞いてみたい健康のお悩みを番組までお寄せください。採用させていただいた方には、番組から記念品をお送りします。      

このコーナーは診察ではありません。深刻な悩みを抱えていらっしゃる方は、ぜひお医者さまを受診してください。      

※金田博夫研究助成基金とは      
糖尿病、糖尿病合併症の予防・治療を目指した基礎研究ならびに臨床への応用研究を支援するために、 サンスター財団が 2009 年に創設した助成事業。歯科分野、医科分野、栄養学分野、生化学分野等の 若手研究者を対象として 2 年間の海外留学を補助しています      
https://sunstar-foundation.eu-d.co.jp/grants

 

 

 
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