「"全米が泣いた"は使いません!」映画の予告編制作者の愚痴

宮藤さんに言ってもしょうがないんですけど

毎週金曜夜9時から。宮藤官九郎さんが、いろんな職業の愚痴を聞く「宮藤さんに言ってもしょうがないんですけど」。今回は、映画の予告編制作者の愚痴!会社に所属し、数々の予告編を作ってきたF永さん、K川さんのお二人がスタジオに。

宮藤:そもそも、番組聴いている方々って、予告編は監督がタッチするものだと思ってると思うんです。っていうか僕、つい最近までそう思ってたんです。なので、今まで結構、予告編に口出ししてきたんですが…他の監督はしないんですか?

F永:する方もいれば…

K川:しない方も…。完全に宣伝部さんお任せという方もいらっしゃいます。

宮藤:撮った本人なのに、予告編に口出ししちゃいけないのかな…って。「え?監督がなんか言ってくるの!?」みたいな感じも時々あるじゃないですか。宣伝プロデューサーの方が間に入ってやりとりしてくれるんですが、だんだん腹が立って、直接言いに行ったりすることがあって。それを当たり前のことのようにやってたら、「もうちょっと冷静になって…」みたいなことを言われて。最近やっとお任せするようになりました。

F永:僕らの視点でみるときと、監督の視点で見る時は違うんですよね。本編に対する思い入れが、僕らは無いとは言わないですが、撮影の苦労も知らないですから。それを一切除外して、カットを選別できるので。

宮藤:そうですよね、そこが強みでもありますよね。

F永:そのために僕らがいるといっても過言ではないですね。

K川:宮藤さんに言ってもしょうがないんですけど、困ったときに、定型のフレーズを使いがちなんです。でも、全米が泣いたは絶対に使いません!

宮藤:そうですよね!そんなに全米は泣かないですもんね。

F永:僕、(このフレーズ)見たこと無いです。

K川:無いですよね。なんでみんな「全米が泣いた」っていうんですかね。

宮藤:「全米No1」はよく見ますね。

2人:それはあります。

宮藤:全米No1は何本あるんだとは思いますけど。

F永:あれも、データ●●調べっていう注意書きをしないと使っちゃいけないので。勝手には言っちゃいけないんです。

宮藤:そうかそうか。その、定型のフレーズって?

K川:「平凡な人生の・・・はずだった。彼に出会うまでは」

宮藤:(笑)

K川:あぁいうの使っちゃうと、負けた気持ちになるんですよね。

宮藤:そんな映画見たことあるな。

F永:宮藤さんに言ってもしょうがないんですけど、せっかく苦労して作った予告編なので、なるべく見て欲しいです。

宮藤:早めに映画館に行って?

F永:それもそうですが、わりと、自分が気に入った予告編が流れたときに、思いっきりおしゃべりをされると、「あぁ~~、もう!!」って。

K川:見て!画面見て!

F永:そこしゃべるかな!?

宮藤:今しゃべる!?って。

F永:どんだけ苦労したと思ってんだ。監督さんに怒られて…。走馬灯のようによみがえりながら、「あぁ、始まった!自分の!!」っていうときに、ポップコーン食べるやつ…

宮藤:前通り過ぎたり。

K川:トイレ行く人とか。あぁ!今トイレ行かないで!!って。 

どんな苦労があるのか。詳しい話は、radikoのタイムフリーで!また、週明け水曜には、Amazonオーディブルで、ロングバージョンのトークが入ったPodcastが配信されます。

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