大雨や台風被害は火災保険でカバー

ジェーン・スー 生活は踊る

ここ数年、大雨が昔に比べてとても多くなっています。そこで今日8月17日(火)の「スーさん、これいいよ!」は、ファイナンシャルプランナーの飯村久美さんに、こうした大雨などに伴う水の災害の補償についてお話しいただきました。

飯村さんは埼玉県生まれ、2人のお子さんを持つ母です。
▼2006年、家計や住宅ローンなどの相談事務所、「アイプランニング」を開業されます。
▼これまで行なった家計診断数は、なんと1000件以上!だそうです。
▼そして今年春に新刊「お金の先生!できるだけ簡単にお金が増える方法を教えてください。」がアスコムから税込み1430円で販売中です。

水の災害を補償してくれるのは火災保険

自然災害の被害にあった場合、一定の条件を満たせば、国の「被災者生活再建支援制度」の支援金がもらえます。ただ金額は、住宅が全壊した場合で最大300万円。家を再建したり、家財道具をそろえたりするのに十分な額とはいえません。

また、豪雨などの浸水被害の場合、支援金が受け取れるのは原則として床上1メートル以上の浸水になります。つまり、「被災者生活再建支援制度」の支援金はハードルが高い上に、十分な額がもらえません。

そこで火災保険です。
火災保険は、火災だけではなく風災(風の災害)や水の災害なども補償の対象になっています。ただし、注意点があります。

・保険商品によってはプションで付ける場合あり。
・加入している火災保険の内容を確認してください。
 
どんな時に保険金がおりるかというと、
▽豪雨で川が氾濫、床上浸水した
▽集中豪雨による土砂崩れが家に及んだ
▽ゲリラ豪雨でマンホールがあふれ浸水した
▽連日の大雨による土石流で家が流された
▽大量の雪解け水で洪水が起こり浸水した
このように、豪雨、洪水、高潮、土砂崩れなどで建物や家財に損害を及ぼした場合、対象となります。

また注意点として
・火災保険は、建物と家財は別になっていてそれぞれで契約します。

・保険金が出るのは一般に床上浸水か、地盤面から45センチメートル超の浸水があった場合などです。

→こちらの基準は保険会社によって異なるので確認しておきましょう。

逆に火災保険で補償されない被害は?

▽津波で家屋が流された→→→→→→→→→→→これは地震保険で補償されます。

▽地震による土砂崩れが家に及んだ→→→→→→これも地震保険です。

▽洪水により自家用車が水没した→→→→→→→これは自動車保険です。

▽土砂崩れで自宅の塀が倒れ隣家を破損した→→こちらは個人賠償責任保険です。

▽マンションの上の階から漏水で被害を受けた→火災保険の水災補償ではなく、水濡れに該当します。


水の災害の補償が必要かどうかどう判断するのか、我が家がリスクに晒されているのか判断するために、「ハザードマップ」を確認しましょう。

・「ハザードマップ」とは、洪水や高潮、氾濫による浸水などの水害や土砂災害などで被害が想定されるエリアや避難する場所等を表示した地図のことです。

・そこで、大まかな水災リスクを確認できる「重ねるハザードマップ」を確認し、次に各市区町村の自治体が発表している「わがまちハザードマップ」で詳細をみてみるとよいでしょう。

・ネットで「重ねるハザードマップ」や「わがまちハザードマップ」と検索すると出てくる。

・少しでも水災のリスクがあれば、火災保険の水災補償でカバーしておきましょう。

 

ちなみに、お部屋が賃貸の場合は・・・
▼部屋は大家さんがかける場合の方が多いので「家財」に保険をかけましょう。

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