処方箋どおりに薬を出す人…じゃない!薬剤師の愚痴

宮藤さんに言ってもしょうがないんですけど

毎週金曜夜9時から放送している「宮藤さんに言ってもしょうがないんですけど」。

7月16日は「薬剤師さんの愚痴」を聞きました。

Hさん。薬剤師歴19年。90年以上続く薬局の4代目

Iさん。薬剤師歴11年。薬局の2代目

I :薬剤師の役割が、まず、知られていないんです。ただ薬を用意するだけの人と。

宮藤:正直、そう思ってましたけど… え?薬を用意するだけじゃ…ない…?

2人:(苦笑)

宮藤:今、笑われちゃった…なんもわかってねぇなって。

H :処方箋でお薬を渡すだけではなく、その中で、本当にこの人がこの薬を使って大丈夫なのかを想像しながら働いているんです。

宮藤:想像!?!?

H :この人、なんでこの薬を飲み始めるのかな?と。お会いして、渡すときにいろいろと伺っていくんですけど、本当にこの薬を使って大丈夫なのかを、会話の中から探っていくっていう。

宮藤:だから根ほり葉ほり聞いてくるんですね!なんでだろう?って思ってました。薬局で、「この薬、初めてですか?」「どういう症状ですか?」とか聞かれるけど、もうそれは(事前に)やっててくれ!と思うんですよね…

H :病院からの情報は一切わからないので。

I :処方箋に書かれたことしかわからないです。

宮藤:え!!全く聞いてないんですか!!

I :見当はつきますけど、この病名でこうなってますよっていうのは、明確にはわからないので、想像の部分なんです。

H :宮藤さんに言ってもしょうがないんですけど、入ってきて早々、薬まだ!?ってプレッシャーかけてくる患者さんがいるんですよ。

宮藤:…。いますよ。ここに。薬受け取るだけのつもりで薬局行くんですけど、カウンターのガラスの向こうでなんかやってて、いやいや出してよ!!!はやく!!って。

H :自分たちが想像しながら、考えながら。薬剤師って、どちらかというと知識職にもなるので、頭の中をグルグルグルグル回しながら働いています。

I :あとは単純に、処方箋の中身が間違ってることがあります。「1日3回飲む」って書かれてるのに「2錠」になってる。それは、1日2回なのか、3回飲むつもりで打ち間違えたのか、先生じゃないとわからないんです。それを問い合わせたり。

宮藤:結構な頻度で問い合わせてますか?

H :結構な頻度ですね…

I :20枚に1件は必ず。間違ってるというよりは、患者さんと話して初めてわかったんですけど…ということとか。

宮藤:どう対応してくれるんですか?

H :まぁ…良かったり悪かったり。

宮藤:悪いときって?

I :先生につながらないですよね。その手前で、看護師さん…

H :看護師さんまでいけばいいですけど、事務さんとか。

宮藤:忙しいからやめてよ!みたいな?

H :やめてよ までは言われないですけど、事務さんが代わりに先生に聞いてくれたり。

I :代わりに聞いてくれるんならまだいいんですが、そこまでいかないことがあります。カルテに書いてあるんでそうして下さいみたいな。それに問題があるから聞いてるんですけど…

宮藤:ここまで話を聞いてたら、皆さんの味方になってきました…

様々な板挟みにあっている薬剤師さんの愚痴。ロングバージョンは、AmazonオーディブルでPodcast配信中です。

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