「見えるということ、見えないということ」 TEAM BEYOND presents 伊集院光と喜入友浩とパラスポーツと~伊集院光と落合啓士との巻

伊集院光とらじおと

毎週月曜日9時30分頃からは「TEAM BEYOND presents 伊集院光と喜入友浩とパラスポーツと」をお送りします。東京都のパラスポーツを応援するプロジェクト「TEAN BEYOND」の提供で、パラスポーツについて色々取り上げていくコーナーです。出演は伊集院光、TBSアナウンサー喜入友浩。

「見えるということ、見えないということ」について落合啓士さんと考える

今回はパラスポーツからちょっと離れます。今までブラインドサッカーやブラインドマラソン、パラ柔道等の取材を通して、視覚障害について何もわかっていないのではないか?と思い、「見えるということ、見えないということ」について、いろいろ考えていきます。ゲストに、このコーナーにも以前ご出演いただいたブラインドサッカーの元日本代表で、現在は松本山雅 BFC の監督、そして DMM で視覚障害者就労に関するオンラインサロンを開催している、落合啓士さんをお招きしてお話を伺いました。

日常生活で困ること

落合さんに日常生活で困ることを聞いたところ、「買い物の時に分かりにくい商品がパッケージされたもの」とのことでした。レトルト商品で考えてみると、レトルトカレーやレトルトの中華丼など様々な種類があるが、ほぼほぼ同じ規格の箱。触って分かる工夫があれば良いけど、全部つるつるの箱で触覚での情報がないとのこと。

牛乳パックとオレンジジュースの違い

生活で困っていることを聞いた後に、逆に視覚障害のある人への工夫が行き届いているものの話をうかがうと…「牛乳パック」は分かるとのこと。牛乳パックには視覚障害の方でも分かるように上部分切り込みがあり見分けがつくそうです。しかし、牛乳パックへの工夫はされているだけで、「牛乳かそれ以外」しか区別できない状況とのこと。ジュースだとしたら、果物の形が触って分かるように浮き上がっていれば触って判別ができるので、その工夫があるか無いかで買い物のしやすさが違ってくるそうです。

誰にとってのテクノロジーの進歩か

昔はスーパーに行ったらお肉コーナーにはお肉屋さんがいて、魚のコーナーには魚屋さんがいました。しかし現在は売り場に人が減ってきていて、視覚障害の方にとって頼りになる人が減ってきています。サービスが変わらないまま人件費が削減できるようにテクノロジーが進歩していますが、誰にとって便利になってきているのか?誰にとってサービスが変わらないのか?

落合さんは「セルフレジも音声機能を付けてもらえれば視覚障害の人も使える。なぜ音声機能を入れるのを忘れちゃったかな」ともおしゃっていました。

「視覚障害の方が利用しやすいサービスを行うチェーン店があれば、全国の目の不自由な人は購買者になるのでは?」という話になった時、「障害者手帳を持っている視覚障害の方は全国で31万人。手帳を持たず視覚に障害をもっている人は165万人。その人たちをファンにしたらコストをかけたって絶対に売り上げが上がると思う」と落合さんはおしゃっていました。

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