「無難に乗り切る」は性に合わない。大久保佳代子が「トレンド」に食らいつく30分間

大久保佳代子とトレンド遊び

6月5日(土)からスタートした、新番組『TikTok presents 大久保佳代子とトレンド遊び』。

「土曜の夕暮れ時に、わたし?(笑)」と戸惑いながらも、「ひとり喋り」に「TikTok」に……と慣れない挑戦をたっぷりと楽しまれている大久保さん。この日は「はじめての生放送」直前にお話を伺ってきました。

あっという間の30分

—— 新番組スタートおめでとうございます。2回の放送を経て、ついにこれから生放送ですね!(※ 6月19日、生放送直前にお話をお伺いしました)

大久保:ありがとうございます。そうなんですよ。月に1度は生放送の週があるんですけど、今日がその初回で。大丈夫かな……と思って。変なこと言わないか自分でも心配ですよ。大丈夫ですかね?(笑)

—— はははは(笑)。ブレーキを踏みつつ、といったところでしょうか……やはり収録とは違った緊張感がありますか?

大久保:そうですねえ。実は毎回、本当に気づいたら30分終っちゃってるんですよね(笑)。今は、どうしてもTikTokの勉強をさせてもらいながらやってるところがあるので。「こんな動画あるんですね」「コレはなんですか?」とか言ってたら、もう、すぐ終わっちゃって。

—— 夢中でTikTokを見ていたら、あっという間なんですね。

大久保:そうなんですよ。スタッフさんから「そろそろ締めてください」みたいな指示があるのかな、と最初は思ってたんですけど、そんなこともなく。めちゃくちゃ野放しなんですよね(笑)。本当、ただただ楽しくやらせてもらってたら終わってるって感じなので、そこは今後いい感じのバランスを見つけていきたいですね。

「慣れないこと」への挑戦は気持ちを強く持つこと

—— 初回の放送では「ひとり喋りは、あんまり得意じゃないんです」なんてお話もありましたが、引き込まれてしまって、まったくそんなふうに感じません。

大久保:いやいやいや。本当はやっぱり、すごく苦手で。喋ってるうちに「なに喋ってるんだろう?」ってわからなくなったり、着地点が見えなくなってきちゃうこともいっぱいありますよ(笑)。誰かいればね、「ねえ?」とか笑って誤魔化せますけど、ひとりだと自分でなんとかするしかないじゃないですか。だから、着地ができないときは、ふわぁ~~と、もうそのへんに……。

—— 宙に浮かしちゃって(笑)。

大久保:そうですそうです(笑)そういう、どっかに飛んでったぞ。どっか行っちゃったぞ。みたいなのも含めて楽しんでもらいたいですよね。真剣に聞いてる人だけが「ん? いまの何だったの?」って気づくようなラジオもまたいいですよ。

—— そこも夕暮れ時にほっこりと楽しめる味わいかもしれませんね(笑)。ひとり喋りにTikTokに、と慣れないことへの挑戦が詰まった番組となってますが、そういった「始める」ことに抵抗はありませんか?

大久保:そこはもう、「メンタルだな」と思ってる部分があって。ひとり喋りに関しては、その日話したいたいことをちゃんと用意して、それを「伝えたい」って気持ちをしっかり持って、ビビらずにやり切る、っていう。それが揃えばなんとかなる、っていうのは自分の中で思ってきたことではあるんですよね。TikTokにしても、もちろん存在は知ってましたけど、自分から積極的に触れてきたわけではないので、良い機会をいただいたと思って頑張ってます。だけど、改めて見てみると、みんなすごく工夫して投稿してるし、本当にすごいなって思いますよね。

それぞれのメディアのスター

—— TikTokやYouTubeのような新しいチャンネルから人気者が次々と出てきて、最近では、そういった方たちがテレビやラジオにも多く出演されたりしていますよね。人気番組で長くご活躍されてきた大久保さんは、そういった流れはどうご覧になってるんですか?

大久保:ああ。たしかに、本当勢いがすごいですよね。わたし自身はやっぱりテレビやラジオで育ってきて、特に「テレビがいちばんのメディアだ」と思ってやってきたところがもちろんあるので、正直「なんだよ!」っていう気持ちも最初は無かったっていうと嘘だし、「いくらバズってるって言っても、テレビの土台に来たら、タレントと同じようにはやれないでしょ?」なんて思ってたところも、そりゃあ、多少はあったんですよ。

—— こちらのホームだぞ、と。

大久保:そうなんです。だけど、いざ一緒にやってみると本当に上手い人も多いですし、すごく器用に立ち振る舞って、盛り上げて帰って行ったりもするわけですよ。わたしたちの「テレビ1年生」のときとは、まったく違うんです。それで、その子たちの動画を見たりなんかすると、お喋りは達者だし、飽きないように本当にちゃんと作り込まれてて。ということは、俯瞰できちんとものが見れるってことですもんね。ただただ今では、すげえな!!!って思っちゃって(笑)。

—— やっぱりみなさん、努力もされて、慣れてもいて。

大久保:そうですそうです、あとは度胸がすごい! カメラ前で喋るっていうことに対して怯えるようなところがないですもんね。あわわ、となることもなく、大御所のMCの方なんかとも普通に話せて。わたしたちが小さい頃には経験してないような、カメラの前で喋ることとか、人に見られることにもすごく慣れてるんでしょうね。まあでも、「そんな簡単にはいかねえぞ」「どっかで失敗してくれ」とは、わたしは誰に対しても常に思ってますけどね!(笑)。

—— ははははは(笑)。みんなに等しく、なんですね。

大久保:だけど、若い人たちの、特に今の才能溢れる人たちの可能性は本当に無限大ですもんね。TikTokを見てても、本当にそう思いますよ。

—— 逆に、テレビのタレントさんがTikTokやYouTubeでたくさん活躍される、といった流れもあったりするのが、またおもしろいですよね。

大久保:そうなんですよね。それもまた、みなさんすごいなって。たとえば、TikTokでチュートリアルの徳井さんの料理の動画がバズってるて聞いて、見てみたら、たしかに料理してるだけなんだけど、テンポも良くて、サクサク見れちゃう。TikTokっていうものにしっかり合わせて、徳井さんのかっこいいところもちゃんと見せることができちゃうんですね。やっぱり多彩な人なんだなと改めて思って。「すごい!」って感じちゃいました。

—— タレントさんにもまた、他の場所でも活躍できる対応力がある。

大久保 本当、まさに“対応力”ですよね。そういうのって、もちろん年齢にも関わってくることだし、そろそろついて行けなくなりつつあるんじゃないか……なんて多少心配し始めてたところもあったので、この番組でTikTokを勉強できて、TikTokに挑戦できるっていうのは、本当にすごくありがたいんですよ。

—— 番組がすごく良い機会になったんですね。

大久保:そうなんです。やってみたら、徐々に投稿するおもしろさも見るおもしろさもわかってきたし。プライベートで自分ひとりだとね、なかなかきっとビビっちゃったり、面倒がって、絶対手を出せずにいたでしょうから。

大久保さんとラジオの向き合い方

—— そのTikTokをラジオというメディアで伝える、というのもまたすごくおもしろいな、と思うんですが、大久保さんにとってラジオはどんなものですか?

大久保:わたし、テレビもそうですけど、学生時代なんかは深夜ラジオにハマってたりして、ずーっとリスナーとして聴いてきたんですよね。すごく「距離が近い」メディアだなっていうのは、聴いてる側としても実感してましたし、それがわかるからこそ……「嘘はついちゃいけないな」って思うんですよね。

—— 嘘をついちゃいけない。

大久保:うん。変な話、どうにでもなるものじゃないですか。“表面的”というか、この番組であれば、「へえ、TikTokおもしろいものですね」なんて無難なこと言って、「じゃあ曲いきましょうか」って30分間乗り切る、みたいなこともやろうと思えばできちゃうわけですよね。だけど、聴いてくださる方と近い距離で、メールも頂きながらお話できるせっかくの機会だから。しっかりお喋りもお届けして、なにか、ひとつでもふたつでも聴いてる人の心にひっかかるような。「ふふふ、今のおもしろいな」でも良いですし、「たしかに、そうだな」でもいいですし。なにか心に残るようなことをお届けできたらうれしいなとは思ってるんですよね。

—— ああ、でもそれが本当に聴いていて伝わってきますし、そういった意味では「悩み相談」のコーナーも、またおもしろいだろうなあとすごく楽しみにしてます。

大久保:それなんですよ!(笑)。お悩みを募集して相談に乗る、みたいなコーナーも当初から用意してるんですけど、時間が足りずに、まだ1回もできてなくて!(笑)。この夕暮れ時に、どこまでディープな回答ができるか、どこまで掘り下げていいのか、わかりませんけど、恋愛相談とかもね。近々やりたいですよねえ。

褪せないヒョンビンへの想い

—— あとは、大久保さんのヒョンビンさんへの想いも目玉ですよね(笑)。

大久保:そうですね。この番組の、まずひとつ目の目標はTikTokで動画をバズらせて、韓国のヒョンビンに届けること」ですから。

—— 実はわたしも『愛の不時着』の虜になってしまったひとりで。まだやっぱり、ヒョンビンさんのことが忘れられずに……。

大久保:え!いや、よかった!(笑)。みんな忘れるの早くないですか?「いつまで言ってんの」みたいに言われますけど、本当に久々に「きゅん」として。

—— わたしもです(笑)。今日は、そのお話ができると思って、楽しみにまいりました……。

大久保:良かった。まだそんな熱がある人がいて!(笑) 朴訥(ぼくとつ)として、真面目で、命かけて守ってくれる、あの姿がね。軍服も最高にかっこいいし。

—— まさにですね。なので、「ヒョンビンに届けっ!」のコーナーで、実際にヒョンビンさんまで動画が届くことを、本当に期待してます! 届きそうですかね?

大久保:どう思います……???(笑)。いや、 1投稿目は最初全然見てもらえなくて。「何が悪いんだ……」って話してる間に、すごい閲覧回数が伸びて。だけど2投稿目は全然伸びずなんですよね。悪い結果が続くと、モチベーションの維持も難しくなっちゃうじゃないですか。

—— たしかに、毎週のことですからね。徐々にでも広まっていくと楽しめますよね。

大久保:そうなんですよ。だけど、本当にその可能性を信じてやらないと意味がないですもんね。本気でやらないと。まずは海を渡って、韓国で話題になってもらうことが大事だと思うので。韓国にロケに行ったときの、韓国在住のコーディネーターさんにまず広めてもらおうか、といろいろ考えてるんですよ(笑)。

—— いや、使えるものはなんでも使ったほうがいいですもんね!

大久保:そうですよね(笑)。ちょっと、本当に頑張ります。いずれは届くと信じて。しっかり時間もかけて毎回ラジオの収録後に投稿してるので、ぜひラジオが終わったあと、TikTokで動画を確認する、っていうところまでセットで楽しんでいただけたらうれしいですね。

—— 放送後のお楽しみも、応援できる喜びもあって、すごくおもしろい番組だなと思います。

大久保:そうなんです。この番組を通して、わたしみたいにTikTokと言われてもよくわからないような初心者の方にも、アプリをダウンロードして応援もらえたら、うれしいなと思います。

—— いよいよ生放送ですね。

大久保:そうですね。今日ばっかりは、すごく噛むんじゃないかな……ちょっと緊張感はありますけど、心強いサプライズゲストが来てくれるはずなので。

—— そうなんですね!

大久保:たぶん、来てくれるはずですよ(笑)。だから、なんだかんだ言いながら、今日もきっと楽しめるんじゃないかな。尚更30分があっという間じゃないかと思います(笑)。

生放送のサプライズゲストは、もうすぐカナダ留学に立たれる、相方・光浦靖子さんでした!大久保さんも心強いわけですね。おふたりのTikTok動画も投稿されています。番組と一緒に、ぜひ番組のTikTok もお楽しみください。

https://www.tiktok.com/@trendkayoko

*次回の生放送&TikTok LIVEは7月24日(土)です。

Photo:藤原慶  Text:中前結花

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