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MASACA!建築家故丹下健三さんの家は真っ白で何もなかった!?~ゲスト:丹下憲孝さん

コシノジュンコ MASACA

2016年11月6日(日)放送

ゲスト:丹下憲孝さん(part1)
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JK:私いつも「ポール」って呼んでいるから、緊張しちゃうわね。憲孝さんって言うと。
丹下:すいません。
出水:なぜポールって言われていらっしゃるんですか?
丹下:クリスチャンネームというか、洗礼名がパウロでして。生まれて3か月くらいの時からパウロでして。ポールと呼ばれていたらしく、私も幼稚園で憲孝っていう名前を呼ばれて、振り向かなかった。
JK/出水:(笑)
丹下:ですから、ジュンコさんにはいつもポールって言われているので・・・

出水:丹下憲孝さんは1958年東京生まれ。1985年にハーバード大学大学院、建築学専門課程を修了し、丹下健三都市建設設計研究所に入所。2003年に丹下都市建設設計代表取締役社長に就任され、世界中の建築プロジェクトを手掛けていらっしゃいます。
JK:今日はどっかから帰って来たんですか?
丹下:えぇ、今朝1番でシンガポールから。
JK:シンガポールで何か?
丹下:いろいろやってまして、全部で30くらい、プロジェクトが。父の時代から、いろいろありまして。
出水:いま、1年間のうちに、海外何か国くらい行かれるんですか?
丹下:何か国っていうとわからないんですけど、年に200日くらいは・・・
出水:今日はここにいるのが奇跡ですね。
丹下:そうです。ジュンコさんからのお声がけを頂ければ、何が何でも夜行便で飛んでまいりました。来週の土曜日にまたシンガポールに行きます。
出水:ほんとに!すいませんー。
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出水:先ほどジュンコさんと一緒に、お父様の丹下健三さんのお話をしていたんですけど、お父様の代表作のひとつ、国立代々木第一体育館、第二体育館。あちらを世界遺産にという声が上がっていますけど、如何でしょうか。。。
丹下:大変ありがたいお話ですが、私の大先輩の方々が、お声がけをしてくださいまして、いまやっていただいているので、私共は当の本人というか、そういう立場ですから、あまり何もできないんですけれども。。。。。
JK:だけど2020のオリンピックがあるから、象徴的なのは原宿のど真ん中にある、目立つじゃないですか。それを維持していきたいですね。
丹下:そうですね。またあの、あちらも今度2020年のオリンピックで使っていただけますし。私どもも、もうあれから50年近く、毎年、いろんな形での改修、修復をやってきています。ですから、私共としても、あれは父の代表作ですし。
JK:そうですね、象徴ですね。
丹下:建物としての形状もそうなんですけれども、都市計画的にも渋谷の駅と原宿をつないで、人の流れを特にゲームが終わったときはバッと人が(体育館から)出ますから、そういう時に、人の流れをどうするというか・・・
JK:それこそ50年ももっているけど、本当にレガシーでしたね。そういう意味で、ずーっと生き続けて。それであの当時、宇宙ってこういうの?っていうぐらいに、なんか見たことのない建築でしたよね。建築って四角いのかなって思ったら、ものすごいじゃない、天に向かって。
丹下:そうですね。そういう意味ではウチの父は奇抜な建物を連発してまいりましたけれども。
出水:そういった建物をご覧になると、いまお父様の事を思い出されたりすること、ありますか?
丹下:私は父の下で20数年働いていましたんで、すべてが父から習ったことなんで、私の習ったことって、みんな父から、はい。
JK:でもお父様を越えるっていうのは、ものすごいプレッシャーですよね。建築ってでも、凄い大胆なことやるじゃないですか。
丹下:そうですね。でも超えるのは無理だと思いますけれども、これもレガシーですので。
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出水:お父様はどんな性格の方だったんですか?厳しかったりとか・・・
丹下:そうですね。パーフェクショニストでしたね。完璧主義者。
出水:どんなことに?
丹下:すべて。
JK/出水:すべて!?
JK:家庭の中まで?
丹下:家庭の中では、ちょっと違ったかな。ただ、家の中は全部ぴしっと綺麗で、家の中は全部真っ白。
JK:真っ白!
丹下:ジュンコさん、大好きだと思いますよ。何もない。何も外に置いていない。全部壁の中に入ってる。
JK:偽装ですよ。
出水:テレビのコードとか・・・
丹下:そんなのうろうろしていたらダメ。うろうろというか、ちょろちょろ出てたらダメ。
JK:いや、恰好いいわ。それが大正2年生まれですよ。ウチの母と一緒なんです。
丹下:そうですか!そういう意味では、厳しい父でしたけれども・・・
JK:厳しいっていうか、ほんとに、完璧主義でも歓声が最高じゃないですか。なかなか・・・
丹下:厳しい父でしたけれども。
JK:感性が最高じゃないですか。なかなか、言っていてもできないですよね。

丹下:来ているセーターも白。みたいな。なんか真っ白けな中で、真っ白な人が出くると、なんかちょっと(笑)。でも、誕生日は楽だったんですよ。白いセーター買えばよかったから。

出水:ホッチキスの止め方にもこだわりをお持ちだったと伺っているんですけど。
丹下:はい、ウチの会社では、決まってます。
出水:それは角度ですか?
丹下:いえ、角から、こんな感じ・・・
JK:あー、端っこに。
丹下:これが斜めになっていると、やりなおし。
JK/出水:ほぉ~・・・・。