お使いのOS・ブラウザでは、本サイトを適切に閲覧できない可能性があります。最新のブラウザをご利用ください。

放送中

放送中


身近にあったIOT家電。そのリスクとは?

森本毅郎 スタンバイ!

森本毅郎・スタンバイ!ロゴ

インターネットとモノをつなぐIOTが普及し始めていますが、便利になる反面、リスクもあるようです。「森本毅郎・スタンバイ!」(TBSラジオ、月~金、6:30-8:30)の「現場にアタック」で、レポーター阿部真澄が取材しました。
阿部真澄

★インターネットと繋がる家電、IOT家電とは?

最近良く聞くようになった「IOT(アイオーティー)」という言葉。インターネットを経由してモノを動かしたり、指令を出すことができるものです。では、インターネットと繋がる“モノ”とはどんなモノがあるのか?ビックカメラ有楽町店家電コーナー 小瀧杏奈さんのお話です。

小瀧杏奈さん
「IOTはスマートフォンから家電製品を操作するもの。家電製品でいうとテレビ、Bluerayレコーダー、エアコン、炊飯器、洗濯機、冷蔵庫、コーヒーメーカー、扇風機、防犯カメラ、空気清浄機、カーテンに繋がるもの。最新のものは照明器具・電球。スマホを操作してその日の気分に合わせて色や明るさを変えることができる。最新の家電製品の上位モデルはスマホと繋がるのがほとんど。新しい製品が出れば出るほどIOT家電は増えると思う。」
IOT3

ビックカメラ有楽町店のIOT家電コーナーの様子

IOT2 (2)

最新のIOT家電が並んでいます。

ビックカメラでは6月からIOT特設コーナーを設けていて、15種類以上のIOT家電を販売しています。IOT家電は基本的にはスマホやタブレットで操作をするものです。Wi-Fiルーターなど、無線でインターネットが繋がる環境であれば、スマホに専用のアプリをダウンロードするだけで難しい作業はいりません。
例えば、エアコンであれば、外出先からスイッチのオンオフができます。また、冷蔵庫なら外出先から温度を変えられたりもしますし、扇風機や空気清浄機のリモコン代わりになるほか、室内の温度もスマホに表示してくれるものもあります。

★IOT家電使っていますか?関心ありますか?

お店では特設コーナーもあるIOT家電ですが、皆さんは関心あるのか?街で聞いてきました。

●「キッチン家電。冷蔵庫とか中の把握とかしてくれるんですよね。家を出ると何の食材が残っていたかわからない。温度とかもスマホから変えられるからハイテクでいいと思う。」
●「エアコンは興味があって、家に帰る前につけて暖かくすると便利かなぁと思っています。タイマーだと何時に帰るか決まっていればいいけれど、残業が多かったり帰る時間まちまちなので。」
●「家の鍵の閉め忘れとか確認できたらいい。テレビは録画し忘れとか「好みの番組が録れていません」みたいな表示が出てくるといいな。」
●「防犯という意味では、家に着いてから電気つけると今帰ってきたなということでバレてしまうので、帰る何時間か前に先につけておく。インターネットに家電を繋げられるんだったらどんどん繋ぎたい。」
●「家にIOT家電あります。クーラーと炊飯器。炊飯器は朝出る時に米を入れといて帰る前にスイッチオン。帰ったらご飯が炊き上がる時間なので便利です。」

IOT家電について関心高い方が多く、実際に炊飯器を使っているという人もいました。少しずつ私達の身近なものになってきているようです。

★既に国内でも被害が!IOTを狙ったサイバー攻撃

ITジャーナリスト 三上洋さん
「IOTの危険性の1つは、私たちの情報が取られてしまうこと。例えばエアコンの温度、冷蔵庫に入っているもの、防犯カメラの映像、こういったものから私たちがいつ、何をしているのかどんなものを食べているのかといったデータまで取られてしまう可能性がある。この情報をもとに、いない時間を見計らって空き巣に入ることも想定される。また、インターネットに繋がったスマートテレビでは、画面上に「この番組観たからお金を払え」という架空請求を出すという被害が国内で出ている。」

スマートテレビは、現在国内出荷台数760万台以上あります。そのスマートテレビの画面上に、金銭を要求する脅迫文を表示させるサイバー攻撃が、既に国内で300件以上検出されているようです。こうした架空請求の画面が出ても、絶対にお金を支払わないようにということでした。

★IOT家電を狙ったサイバー攻撃から身を守るためにできる事

こうしたIOT家電を狙うサイバー攻撃は、基本的にはメーカーが対応するもので、IOT家電の家電そのものの対策は自分達ではできません。では、サイバー攻撃を防ぐためにどうすれば良いか?最後に三上さんに聞いたところ、インターネット側の対策が必要だと教えてくれました。

ITジャーナリスト 三上洋さん
「インターネットに接続するためのWi-Fiルーター。家庭でプロバイダーと契約している人なら、必ずこのWi-Fiルーター、もしくはルーターが家にある。ルーターのパスワードが甘いと、攻撃を受けて情報が盗み取られる危険性がある。ネットにつながる一番根幹の部分なので、ルーターが最新のバージョンか、パスワードが初期設定から変えてあるかをチェックしてほしい。」

インターネットに接続するための機器をルーターといいますが、このルーター自体がサイバー攻撃を受けて、そこからIOT家電に飛び火する可能性もあるそうです。また先日も、持ち運びできる無線ルーターにウィルスが侵入する欠陥が見つかって販売停止になったというニュースもあります。初歩的なことですが、まずは根幹の部分で対策する必要があるということでした。

(取材・レポート:阿部真澄)

TBSラジオ「森本毅郎・スタンバイ!」は月~金6:30-8:30放送中。
AM954kHz、FM90.5MHz。
パソコンやスマートフォンでは「 radiko 」でもお聞きいただけます!
番組へのメールは→ stand-by@tbs.co.jp