お使いのOS・ブラウザでは、本サイトを適切に閲覧できない可能性があります。最新のブラウザをご利用ください。

放送中

放送中


柔道の父・教育の父「嘉納治五郎」

檀れい 今日の1ページ

女優の檀れいが毎回、その日にまつわる話題や風物詩などを交えてお届けする「檀れい 今日の1ページ」

今日は、日本人の心と身体の教育に大きな貢献をした「柔道の父・教育の父」と呼ばれる嘉納治五郎に注目しました。

嘉納治五郎は、1860年、旧暦の10月28日に兵庫県で誕生しました。
少年時代の治五郎は、勉強はできたものの、ひ弱で体力がなく、力の強い先輩にいじめられていました。
たくましい肉体が欲しい……と願うようになった治五郎。
そこではじめたのが、日本古来の武術「柔術」でした。

「柔術」を学んでゆく中で、治五郎はやがて、こう考えるようになりました。
「練習を通して、立派な人間を育てることができるのではないだろうか」。
そして、二十二歳のときに【人間形成】を目的とする【柔道】を創設、これを学ぶ場所として「講道館」を設立しました。

また、治五郎は、のちに、アジア初のIOC委員になり、1940年の東京五輪の招致も成功させます。
残念ながら、日中戦争の影響で、この五輪の開催は返上され、「幻の五輪」となってしまいましたが、その功績は無駄にはなりません。
1964年に開催された東京五輪への大きな布石となったのでした。

数々の名言を残している嘉納治五郎ですが、中でも有名なのが、このふたつの言葉です。

「精力善用」と「自他共栄」

簡単に言いますと……
●「精力善用」というのは、「心身の力を最大限に生かして、社会のために用いる」ということ。
●「自他共栄」というのは、「相手を敬い、ほかの人とともに栄える」ということ。

「柔道」は、この精神とともに、世界に広がっていったんですね。
これは、どんな仕事であっても、どんな立場であっても、そして、世界のどこであっても大切な精神と言えるのではないでしょうか。
     
「精力善用」「自他共栄」ぜひ胸に刻みたい言葉ですね。


TBSラジオ「檀れい 今日の1ページ」
月~金曜日 朝6時20分頃~放送中です。

ラジオは、AM954kHz、FM90.5MHz。
パソコンやスマートフォンでは「radiko」でもお聴きいただけます。