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【放送後記】「『力及ばずですいません……』からの!」 2016年10月15日放送

ライムスター宇多丸のウィークエンド・シャッフル

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【第497回 放送後記】(2016年10月8日放送)

この日の特集は「応援上映」について。

宇多丸さんがたまたま遭遇した『HiGH&LOW THE MOVIE』の応援上映に興味を示し、そこから取材が始まったこの特集。

既存のファン参加型=ファン主導型のイベント上映形式ではなく、制作・劇場が主催し、継続的に開催され続ける「応援上映」は、いったいいつ、どこで始まったのか? 客席はサイリウムで彩られ、ライブコンサートのような声援があがる(中には200回以上通った猛者も!)。ニコニコ動画や二次創作文化と共通点も多い、このリアルタイムな事象を探ってみました。

ナビゲーターは、ボーイズラブ研究家の“カネジュン”こと金田淳子さんと番組構成作家・古川耕。余談ですが、DJヤナタケさん含め全員1973年組です。当たり年!(自称)

取材ではっきりしたことは、いくつかのルーツはあるものの、直接的な発火点はやはり今年1月9日に公開が始まった映画、通称『キンプリ』(『KING OF PRISM by PrettyRhythm』)と言っていいでしょう。

公開直後は成績が奮わず、上映2週目にはプロデューサーから監督に「力及ばずですいません……」とメールが送られたほど絶望的な状況に陥ったそうです。しかし、危機を知った熱心なファンたちが一念発起。本編の魅力や応援上映の楽しさをSNSでアピールし、口コミや友人を誘うなど地道な活動を続けた結果、噂が噂を呼んで客足が増加。14館で公開が始まり、一度は9館まで上映館が落ち込んだものの、最終的にはのべ130館、9ヶ月以上ものロングランとなったそうです。

宇多丸さんが遭遇した『ハイロー』の応援上映は、この『キンプリ』で確立したスタイルが外に伝播していく過程のものだったんですね。そもそも『ハイロー』は『キンプリ』的な応援上映スタイルにとても馴染みやすい作品だったというのもある(ミュージカル的側面、多種多彩なキャラクター、突っ込みどころのあるストーリーなどなど)

いずれにせよ、模索を続ける今の映画館を象徴する動きが、熱心なファンたちの活動から生まれたというのは何とも頼もしいかぎり。

詳しくは、こちらで音声をお聞き下さい。

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オープニングトークは告知マシマシです。

(1)10月22日のスペシャルウィークは「宇多丸vs西寺郷太の“80’s POPs源平合戦”」!
  プレゼントは、あの国民的ヒットエンターテイメント作、『君の名は』のDVD!
  (注・お届けするのはモノクロの実写映像となります)

(2)11月5日と6日、赤坂サカスにて開催されるラジフェスにタマフルチームも出演(16:30〜)。
  珍能力を持つリスナー「3代目タマフルミステリーメン」も大募集!

(3)タマフル本「ババァ、ノックしろよ!」の表紙発表!
  帯コメントは『進撃の巨人』の諫山創先生!
  6日のラジフェス会場にて先行発売!(全国発売は11月9日)

■「ババァ、ノックしろよ!」

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週刊映画時評ムービーウォッチメンで扱った映画は、クリント・イーストウッド監督最新作『ハドソン川の奇跡』

来週の映画は、朝井リョウ原作の『何者』です。

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J-POP DJコーナー「ディスコ954」。DJヤナタケさんによる「宇多田ヒカル『Fantom』MIX」をお送りしました。鉄板。

ちなみにヤナタケさんはつい先日、このコーナーで宇多田ヒカルMIXを初披露したことがきっかけで出会った彼女さんとめでたく入籍なさったそうです。

おめでとう!!

文/古川 耕(構成作家)
写真/小荒井 弥(音楽ディレクター)

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過去のタマフル放送後記はこちらから。
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