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【放送後記】「無限に見えた可能性の輪が閉じる、それが青春の終わり」 2016年10月1日放送

ライムスター宇多丸のウィークエンド・シャッフル

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【第495回 放送後記】(2016年10月1日放送)

2013年3月23日、映画評論コーナー「ザ・シネマハスラー」(「ムービーウォッチメン」の前身)で扱った映画『横道世之介』評の中で、宇多丸はこう言いました。「無限に見えた自分の可能性がひとつの線に向かって集約していく、その過去を現在の視点から振り返ることが、“懐かしさ”の正体なのでは?」と。

今回の『君の名は。』評の中でこの話を自己引用しつつ、本作のエンディングの解釈について、ふたりの青春期の終わりを示してもいて、だから甘さと苦さが入り交じる“新海誠イズム”そのものだ、としています。また、そもそもアニメーションとしてのクオリティがダントツ! という話もして、国民的大ヒット作の“チューニング力”にいたく感心しておりました。

というような宇多丸『君の名は。』評、詳しくはこちらで全文チェックして下さい!

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来週の映画は、大根仁監督の最新作、福山雅治さん主演の『SCOOP!』です。

1985年の原田眞人監督『盗写 1/250秒』のリメイクとのことで、とても楽しみです。

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オープニングトークでは、2日間に渡って行われたいとうせいこうフェスの話。

一日目の金曜日にライムスターとして出演。2日目はタマフル生放送中につき出演叶わず。そこでラジオで宇多丸がフェスの感想を喋っていたところ……会場の東京体育館ではラジオ電波を楽器のように操るヤン冨田氏がチューニングしていたラジオから、偶然そのトークが流れてきたそうです。東京体育館の中に大音量で流れる生タマフル。せいこうさんに突っ込まれる宇多丸。そんなことを露とも知らず喋り続ける宇多丸……。現場にいた人間のタレコミで気づいたスタッフから状況そ知らされると、てきめんに狼狽する宇多丸……という、素晴らしすぎる流れがありました。

「素晴らしい偶然を求めて」活動するヤン冨田さんらしい、堂に入ったミラクルの呼び込み方。さすがとしか言いようがありません。

また、オープニングゾーンのあとには、かねてより告知していた「ババァ、ノックしろよ!」単行本の詳細も発表されました。

発売日は11月9日(水)、予価1500円で発売はリトルモアから。単行本作業は絶賛大詰め中ですが、まだ間に合います。投稿が採用されれば本に掲載されるかも。奮ってご応募下さい!

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J-POP DJコーナー「ディスコ954」にはラッパー/DJ/プロデュサーのマッカチンが久々登場。

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マッカチンが連れてきたゲストは女性ふたり。

左はHAZYさん。RAP BRAINSに所属し、マッカチンのニューアルバム「MARIRIN CAFE BLUE」の中で「男と女の純喫茶 feat HAZY」という曲に参加しています。

そして右は、MC恋してるさん。女性ラップデュオ「Y.I.M」のラッパー「OMEAL(オミール)」の変名で、彼女も「MARIRIN CAFE BLUE」収録の「理屈じゃなくて感じる sympathy feat MC恋してる」に参加しています。

このふたりの曲も最高です。
「LAZY」 HAZY&Omeal

ということで、マッカチンのニューアルバム「MARIRIN CAFE BLUE」はさらに最高です!!

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特集コーナーには皆大好き三宅隆太監督が登場。

脚本家・映画監督・脚本のお医者さん「スクリプトドクター」・ブルボン愛好家「ブルボニスト」・入浴剤ソムリエ・ぬいぐるみの伝道師「ヌイ・グル」など、不必要なまでに多くの肩書きを有する三宅隆太さん(番組で勝手に名付けたもの多数)。

今回の特集は、「これ、なんで劇場公開しなかったんですか?」特集。こちらのサイトで三宅監督が連載している記事との連動で、8月のタマフル24時間ラジオ2016でお披露目した「あれ? わたし何やってるんだろ?特集」とは別物です。と言うのも……

世界的にも国内的にもメガヒット作が連発される今の映画界。良くも悪くも絶賛&酷評の二分化が進む今、しかし映画館でやっている映画だけが映画じゃない。レンタルビデオやネット配信サービスには、劇場公開されなかった名作や佳作がゴロゴロあります。ひょっとしたら劇場公開作品にフィットしなかった“あなただけの一本”がそこにあるかもしれない──。

そんな未公開映画という大海に身を投じる際、羅針盤になればという観点から、「ハイコンセプト映画の場合」「ソフトストーリー映画の場合」と、大まかな2タイプの映画ごとに、「面白そうな映画の見つけ方」をレクチャーして頂きました。

Vimeoという動画サービスで予告編を見たり、海外でのアートワークや原題をチェックするのもいいですよ、とのことです。

三宅監督、今回もさすがの特集。ご馳走さまでした。

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サブから三宅監督を見守っていたのは「諦めの早いヤツ」(2016年7月2日の「怪獣が倒れるシーン特集」参照)こと超獣バキシム。

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バキシムを愛でるぬいぐるみの伝道師ヌイ=グル。

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不思議なメンバーで記念写真。

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スタジオ見学に来ていた三宅監督の担当編集、“ケイレイ”特集でお馴染みの吉野さんは、LazyさんとOmaelさんに放送後すぐさま「ケイレイしてましたよね!?」とがっついていました。やめてほしい。

ふたりが優しくてよかったです。

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ありがとうございましたー!(ケイレイしてるー!)

文/古川 耕(構成作家)
写真/小荒井 弥(音楽ディレクター)

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過去のタマフル放送後記はこちらから。
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