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巷の「速く走る裏技」を全て検証した結果 → 「足に輪ゴム」がヤバい【音声あり】

ジェーン・スー 生活は踊る

来る10月10日は「体育の日」。連休に運動会も多いですよね。そして「保護者リレー」的なものに出る予定の人もいるのでは…? 普段、運動不足の大人にとって「久しぶりの全力疾走」は不安の種。良いところを見せたい! でも心配! そんな迷える大人たちのために、巷にあふれる「速く走る裏技」、蓮見アナが身体を張って検証しました。
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「ゴルフボールを握る」

⇒両手に1個ずつ、ゴルフボールを握るだけ。こうすることで遠心力が増して、それが推進力となって前に進む力になるそうです。
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「ティッシュを奥歯に詰める」

⇒両方の奥歯に小さく丸めたティッシュを詰めて、噛みしめるだけ。すると奥歯に力が入り、骨を引っ張る力が増すとのこと。スポーツ選手が試合中にマウスピースするのと一緒の理論だそうです。
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「足首とつま先に輪ゴムをかける」

⇒普段使う輪ゴムより、ちょっと太くて長いモノを用意して、足首にはめます(100円ショップで売ってるヤツ)。それを伸ばして1回ひねって親指に引っ掛けます。そうすると、足首と親指に8の字でかかっている状態に。輪ゴムの弾力で適度につま先が上がるので、地面を蹴る力が増加するとか…。
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「かかとにプチプチを入れる」

⇒プチプチを10cmほどの大きさに切って、スニーカーのかかとの部分にIN!こうすることで踵が浮き、前傾姿勢を作ることができ、蹴った力を地面に伝えやすくなります。
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蓮見アナが検証した結果、普通に走ったときよりタイムが上がったのは…以下の3方法。

「ティッシュ」「輪ゴム」「プチプチ」

中でも、「輪ゴム装着」には手ごたえあり!

蓮見アナの個人の感想では、「ゴムを装着した瞬間に思わずその場でジャンプしてしまうくらい、身体に新たなバネが加わったような感覚があった」とのこと。

さらに今回は、なんと!世界陸上男子200メートル銅メダリストの末續慎吾さんに、専門的な観点で、巷の噂の根拠についてお話を伺うことができました(長くスポーツ競技の取材をしてきた高畑百合子アナの協力で)!!

末續さんによると…
「親指にゴムを引っ掛けるのは、普段意識してない親指の裏『ぼしきゅう』をゴムを引っ掛けたことによって意識できたのではないか?それによって地面を強く蹴る親指にうまく力が伝わったのではないか?」とのこと。なるほど理論的!!

ゴルフボールを両手で握る、そして、ティッシュを奥歯で噛む、については…
「局所的に力が入ってしまい良い走りはあまり期待できないのでは?」
と解説していただきました。たしかにそうかも…
走るときには、カラダ全体のバランスが非常に大事だということで、力が入りすぎても、抜きすぎてもよくないんだそうです。

ちなみに末續さんは、子供たちに陸上を教える際、
「過度なアドバイスをしない」ことを心掛けているそうです。
重点的にアドバイスをしてしまうと、そこにだけ意識が集中してしまって、バランスがとても悪くなることがあるそうです。

ということは……全部同時に試したら一番速くなるんじゃね? と思いついたディレクターの出した答えが「ゴルフボールを握りティッシュを噛んで足に輪ゴムをかけてプチプチを靴に入れて走る」。単純な足し算すぎる…
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理論上これが最も速いはず……… いけるぞ!(貧困な発想)
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注目の結果はなんと………今までの最速タイムに!!! まじか…!!!
普通こういうときの展開って、失敗して「やっぱり欲張りすぎはいけないですね」みたいなオチになるのが基本なのに!?

衝撃の結果を末續さんにお伝えしたところ、こんなご意見をいただきました。

「何度も走って、体が温まってたからじゃないかな?」

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「これが……ウォーミングアップの力なのか……?」