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宇多田の新アルバムにも収録。「ラッパー参加曲」のルーツは? (9/26〜9/30の選曲リストも)

ジェーン・スー 生活は踊る

28日に発売となり大ヒットとなっている宇多田ヒカルのニューアルバム「Fantome」。収録曲の「忘却 featuring KOHH」が話題になっていますが…もはや定番となった「ラッパーのゲスト参加曲」のルーツはどこにあるのか?  音楽ジャーナリストの高橋芳朗さんが解説!
生活は踊る160930(高橋芳朗)

I Feel For You / Chaka Khan

高橋:ラッパーをゲストに起用した初めての歌もののヒット曲。今年4月に亡くなったプリンスのカバー。ヒップホップ、ラップのパイオニアであるグランドマスター・メリーメルがラップしています。彼が参加することになった背景にはブレイクダンスの世界的流行があり、ヒップホップカルチャーが浸透していたことにあります。

P.I.M.P. the S.I.M.P. / Rick James feat. Grandmaster Flash

高橋:おそらく史上初めてゲストにラッパーを起用した曲。これも、ヒップホップのパイオニア、グランドマスターフラッシュがラップしています。Chaka Khaは流行を受けての曲だったのに対し、こちらはヒップホップカルチャーに着目して取り入れたという印象があります。というのも、Rick Jamesはストリート、街中のリアルを伝えるシンガーでした。その頃のヒップホップはゲットーのリアルを伝えている面が強かったので、相性がよかったんです。Chaka Khanの曲にはなかったんですが、この曲は「feat」という表記を使っています。これも、ヒップホップを取り入れているということを表現しています。

Friends / Jody Watley feat. Eric B. & Rakim

高橋:歌物とラッパーのコラボを完全に確立した重要作。Rakimはラップにおける神様。ラップの規範を作った人。そんな彼がゲストに参加したというのが大きな衝撃だったんです。前の2曲はスパイスとしてのラップ、記号としてのラップだったんですが、この曲はより歌ものとヒップホップの有機的なコラボレーションが達成されています。

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当ラジオ番組では「日々の生活に音楽を」をコンセプトに、音楽ジャーナリスト・高橋芳朗さんによる洋楽選曲を毎日オンエア(稀にかかる邦楽はディレクター選曲)。最新1週間のリストは以下です。

9/26(月)

(11:02) Love Won’t Wait / Bobby Caldwell
(11:43) What Can I Say / Boz Scaggs
(12:15) I Believe in Love / Kenny Loggins
(12:24) 8th Avenue Shuffle / The Doobie Brothers
(12:50) Wham Bam Shang-a-Lang / Silver

9/27(火)

(11:02) Swing Little Indians, Swing / Anita Kerr Quartet
(11:43) Can You Tell Me How to Get to Sesame Street / Free Design
(12:15) Oh Susannah / Quarteto Em Cy
(12:50) When the Saints Go Marching in-March / Conjunto 3D

9/28(水)

(11:03) Sugar Daddy / Jackson 5
(11:16) One Bad Apple / The Osmonds
(11:43) Breaking Up Is Hard to Do / The Partridge Family
(12:16) Come a Little Closer / The DeFranco Family
(12:52) We Must Be in Love / The Five Stairsteps

9/29(木)

(11:03) You Make Me Feel Brand New / Inner Circle
(11:15) Stoned in Love / The Chosen Few
(11:43) Silly Wasn’t I / Sharon Forrester
(12:15) When Will I See You Again / Marcia Griffiths
(12:24) 堀込泰行 / New Day

9/30(金)

(11:02) I Need Your Lovin’ / Teena Marie
(11:15) Jump to the Beat / Stacy Lattisaw
(11:44) Let’s Spend Some Time / Slave
(12:15) Bon Bon Vie T.S. Monk
(12:24) The Funk Won’t Let You Down / Patrice Rushen