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祝ディカプリオさんオスカー受賞!鬼怒川からおめでとう!?(現場にアタック)

森本毅郎 スタンバイ!

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忙しい朝でもニュースがわかる「森本毅郎・スタンバイ!」
(TBSラジオ、月〜金、6:30-8:30)
7時35分からは素朴な疑問、気になる現場にせまるコーナー「現場にアタック」。本日3月1日(火曜日)はレポーター近堂かおりが『祝ディカプリオさんオスカー受賞!鬼怒川からおめでとう!?』をテーマに取材をしました!

現場にアタックレポーター:近堂かおり
取材の着眼点とインタビューでの表現力に定評あり。

★5度目の正直!ついにディカプリオがオスカー受賞

今年のアカデミー賞。注目の主演男優賞はレオナルド・ディカプリオでしたね!5度目のノミネートで、ついに悲願のオスカーを手に入れました。世界中で大ヒットして14部門もノミネートされた『タイタニック』では、主演のディカプリオだけノミネートされませんでした。オスカーに近くなる、と言われる、実在の人物(ハワード・ヒューズ)を演っても、障害を持つ難しい役を熱演しても・・・、太った74歳の役、西部劇の人種差差別主義者の悪漢を演っても・・・。とにかくいろんな役に挑戦したのに、ことごとくだめ。それが今回、『レヴェナント 蘇りし者』での演技を評価されて、悲願の受賞となりました。

★でも映画「レヴェナント」ってどんな映画?どんな演技だったの?

『レヴェナント 蘇りし者』
日本では、4月公開予定で、アメリカ西部に先住民たちが暮らしていた19世紀初めに実際にあった話ということ。では、オスカーに輝いた演技とはどんなものだったのか?映画雑誌「DVD&ブルーレイVISION」の編集部・大北優子さんにうかがいました。

大北優子さん
「きましたね~。本当によかったです。編集部員の人も泣きながら観てました!本当にご老人のオスカー会員に嫌われているんだろうなとは思っていたんですけど。受賞できてよかったです。ディカプリオは、この受賞作『レヴェナント』ですごく体を張っていました。今まで見たことがないですね、こんなディカプリオは。実は、今回あんまりセリフがないんです。だから目で訴えるシーンが非常に多くて、ある意味、新境地なのではないかと。もう今回、取れないとたぶん一生ムリだろうなっていう渾身の演技を見せているので、オスカーも納得です」

ここまで言われると、観てみたくなりますよね!今回は氷点下30度の大自然ロケでスタントなし。格闘シーンで鼻を骨折したり、極寒の海に飛び込んだり。これで賞を取れなかったら何をやればいい!?という熱演。授賞式の会場は発表前はみんな祈るような目で壇上を見つめ、ディカプリオの名前が呼ばれた瞬間、総立ちでした。

★オスカー俳優ディカプリオは日本の○○が好き!?

実は日本にも、ディカプリオとつながりがあって、その受賞をずっと心待ちにしていた人がいました。それは栃木県日光市、鬼怒川温泉にあるゴーカート場「グランデ・イソーラ」の社長・大島裕人さん。でも、鬼怒川のゴーカート場が、ディカプリオとどういう関係があるの??大島さんに聞きました。

大島裕人さん
「『タイタニック』の当時、鬼怒川温泉に来ていただいて、ホテルに入る前に、私どもは、カートのサーキットなんですが、乗っていただいてかなり盛り上がって、次の日もまた来ていただいたという経緯があります。後々わかったんですが、映画会社のホームページを見たら、お休みがあるけど何がしたいと聞いたら、「電車に乗りたい。温泉に入りたい。サルが見たい」というので、まさに鬼怒川がどんぴしゃですね。日光猿軍団に寄って、温泉のホテルに帰る時に私どものレーシングカーを見て寄ってくれたって書いてありました。ただ私自身が、有名な人かどうかというのは全く知りませんでしたので、すごい至近距離でお会いした時に右目と左目が青とか緑色だったんですね。それで、近所で飼っているシベリアンハスキーと同じ目をしてるなというのが第一印象でしたね。」

ディカプリオは「電車、温泉、サル」が好き!?サルと一緒に温泉に入ったのでしょうか・・・それにしても、お忍びで鬼怒川へきて、ゴーカートで遊んでたとは知りませんでした。

★ディカプリオと会った日本人、大島さんの失敗

しかし、大島さんは、レオ様のこと知らなかったんです!「タイタニック」の時にディカプリオを知らなかった大島さんにも驚きましたが・・・どれくらい知らなかったか、というと、なんと、ディカプリオが一緒に写真撮りましょう、と言って、大島さんの奥さんの背中側から抱きかかえるように腕をまわして、あの「タイタニック」の船上のポーズで写真をとろうとしてくれたのに(うらやましいぃぃぃ!)大島さんは・・・

大島裕人さん
「その人は私の奥さんなので、NO,NO,NO,NO!!」

と断ってしまったそうです。もったいない!!(笑)

当時は、大島さんが一念発起し鬼怒川温泉にゴーカート場をオープンして3年目のこと。その時の元気な外国人がディカプリオだと知った大島さん、それからずっと気にして、20年近くアカデミー賞の結果を追いかけていたそう。出会いから19年の年月を重ねたディカプリオの姿はどう映ったか、お聞きしました。

大島裕人さん
「今のほうが格好いいかなという感じがします。たくさんいろんなことを経験された、そういうものが表情からうかがえるかなという感じがします。私たちにとっても非常に嬉しいですね。ここに来ていただいたという事実は間違いなくありますので。ただ、私もその当時、どんなすごい人かって知りませんでしたので、もし会えるならもう一度会いたいですね」

ディカプリオの受賞に便乗して商売してもいいのではと思いましたが、そこは控えめで、純粋に受賞したことをが嬉しそうでした!

★ところが、やっぱりディカプリオはオスカー運が悪い??

ただ、ここでひとつ気になることが。
今回のアカデミー賞、俳優部門の候補者が全員白人で黒人がいないことが批判されました。ボイコットする人がいたり、司会者からも痛烈な皮肉が飛び出していましたよね。せっかくのディカプリオの受賞が、ボイコットのあった88回だ、となると、ディカプリオのオスカーにケチがついてしまうんじゃないか、心配になってこれも映画雑誌「SCREEN(スクリーン)」の編集部・疋田周平さんに伺ってみました。

疋田周平さん
たしかにそういった負の話題が先行してしまったような感じは今回あったんですけど、ディカプリオに関しては、今年、ゴールデングローブ賞や俳優組合賞など、アカデミー賞の前哨戦といわれる賞をずっと取ってきていたので、特にそういった負の話題が受賞の価値を落とすということはないと思います。逆に、擁護する立場というか、「俺たちも、もっといい演技を見せていかなきゃな」っていうふうに黒人の側から言う人も出てきていますし、アカデミー賞側もその対策をすると発表していますので、これからいい方向に変わっていくと思います

今回のディカプリオの評価は(今のところ)変わらなそうでちょっと安心。アカデミー賞だけで受賞したわけではない、ということは、まさに演技が認められた、ということですもんね。

ただ、これでディカプリオも本当に「休業」しちゃうかな?って心配する人もいるかもしれませんね。

とにもかくにも、『レヴェナント 蘇りし者』 は来月4月22日公開予定です!

(取材・レポート:近堂かおり)

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