毎週日曜、夜9時からお送りしている
【ラジオシアター~文学の扉】
今週はゲストにピアニストの清塚信也さんをお迎えして、
ジョルジュ・サンドの『巨人のオルガン』をお届けしました。
ブース内にピアノをセッティングし、清塚さんの素敵な演奏と共にお送りしたラジオドラマ。
いかがでしたでしょうか?
清塚さんは今回で4度目のご出演。
番組ゲストさんの中で、誰よりも多く出演してくださっています!
音楽を台詞やその場の間によって即興で演奏してくださる清塚さん。
朋子さんも「本当に贅沢すぎる…!」と、何度も感動されていました。
その即興演奏ですが、当然台本には音符が載っているわけではなく、
ピアノのイメージしか書かれていません。
例えば、
《ピアノ(回想 なつかしいというよりも謎めいたイメージ)》であったり、
《ピアノ(巨人の手になった!)》など…。
ドラマの1番最後なんて、
《(ピアノ、盛り上がって、巨人はいる!の気持ちをこめて)》
しかし清塚さんの手にかかれば、文字もその言葉以上の音楽に早変わり!
恐怖・興奮・希望と絶望を併せ持ったような、
なんとも言えない感情がメロディーから伝わってくるようでした。
今回清塚さんには音楽教師のジャン先生役も演じていただきました。
冷淡で偏屈な先生に、朋子さんも思わず
「イヤな先生だなぁ…(笑)」
と呟いてしまう程!
それに対して、
「地じゃないですよ?(笑)」と
何度も繰り返し空気を和ませる清塚さん。
ピアノの腕前はもちろんのこと、爽やかでありながらチャーミングで、とても素敵な方です!
来週も引き続きピアニストの清塚信也さんにお越しいただき、
ジョルジュ・サンドの『花のささやき』をお送りします。
ラジオドラマと素敵なピアノ演奏の贅沢時間、どうぞお楽しみに♪
by 永瀬千裕
★清塚信也さん ピアノコンサートのお知らせ。
『清塚信也 K’Z PIANO SHOEW 2016』
日時:11月26日(土)14時開演
会場:東京紀尾井ホール
問い合わせ先:キョ―ド―東京公式HP