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【予報士に聞く】気象警報が出たら、どう行動すべきか知ってる?【音声あり】

ジェーン・スー 生活は踊る

ウェザーマップのスター気象予報士・増田雅昭さんから「気象警報」についてのアドバイス!

「みなさん、“警報慣れ”していませんか??」

9月は台風や秋雨前線の影響等で、警報が多く出る時期ですが…
「また出てるなー」と慣れちゃってたり「聞いてもどうしていいかわからない」と思っていませんか?

実は気象警報は、増加傾向
2000年は997回(全国・警報全種類)だったのが、2014年度は2371回に。
2010年以降、市町村ごとに細かく発表されることになり、警報を目にすることが多くなりました。また、2013年からは警報より上の「特別警報」が発表されるようにもなっています。

そもそも「警報」とは?
重大な災害が起こるおそれのあるときに警戒を呼びかけて行うもの。

じゃあ「特別警報」って?
2013年に設定。警報の発表基準をはるかに超える現象が予想され、
重大な災害の危険性が著しく高まっている場合に、最大限の警戒を呼び掛けるもの。

最近では昨年9月の鬼怒川の決壊で発令
2013年の伊豆大島豪雨災害や2014年の広島の土砂災害では出ていません。今の発表基準では、特別警報は狭い範囲の現象には出ないんです。

いろんな警報が出すぎたら慣れちゃう気が…
特別警報が狭い範囲=市町村範囲などで出るようになると、警報のように頻繁に発表されることになり、結局警報慣れしてしまい、また「新たに上の警報を作ろう」となりかねない…そんな懸念もあります。難しいところです。

で、特別警報が出たらどうすればいいの?
避難をするなど、とにかく「命を守る行動」を取ってください。
ただし、近くの避難所に避難する途中で被害にあったケースも。
既に周囲の水があふれてしまっている場合などは、無理に避難所に行くのではなく、
「垂直避難」と言って家などの中の高いところ、できれば斜面の逆側に避難することが推奨されています。

今後、「警報」出たときはどう受け止めればいい?
警報が出る度に、ただちに避難行動に移るのは現実的ではないかもしれません。
ただ、警報が出るということは、荒天が近くで起こっている可能性が高い状況。
災害から身を遠ざける方法は、まず「知る」こと。「あっ、警報出た」「また出た」で済ませず、「今どういう状況なのか」を、雨雲レーダーのサイトなどで調べる。
そういった“最低限のアクション”を習慣づけていただきたいと思います。

生活は踊る20160901