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古民家で子育てサロン

人権TODAY

毎週土曜日「堀尾正明+PLUS!」内で8:15頃に放送している「人権トゥデイ」。
様々な人権をめぐるホットな話題をお伝えしています。

古民家で子育てサロン

最近「パワースポット」とか「癒しのスポット」が結構話題になっていますけど、
今日は「赤ちゃんとママ」にとっての「癒しのスポット」を紹介します。

それは、東京・世田谷区の閑静な住宅地にある「古民家」です。
「古い民家と書いて こみんか」と言いますが、築160年以上の江戸時代から続く
木造の民家で、敷地には大きな木が何本も植えられていて緑に囲まれている
趣きがある所なんです。
ここを「子育てサロン」として地域に開放しています。

今も2世帯四人がこの「古民家」に暮らしていますが、その一部のお座敷や縁側、庭を、
今年の4月から「赤ちゃんとママ」の居場所として使って居るんです。
その名も「古民家ママス」と言います。

と言っても「この古民家」で「子育てサロン」。
なんだか結びつかないんですけど、なんで、「古民家」なのか?
「古民家ママス」 スタッフ代表の吉原さきこさんに聞きました。

吉原さきこさん
『 畳があって外と中が軟らかく繋がっている感じ。
 古い家に子供の笑い声や泣き声が響いたり、お母さん達がゆったりしているのが
 凄く似合うんですよね。ここのずっと刻まれてきた人の気持ちとか、
 暮らしが今の新しい赤ちゃんやお母さんを包む、そういう大きな人間の
 営みの中の優しさとか温かさとかつながりと言うのを感じさせますよね。』

「およそ20畳の畳の部屋」では、ゴロゴロ寝転がる赤ちゃんがいたり、
ママのところにがんばってハイハイをする赤ちゃんがいたり、、
その横の「縁側」では子供たちが走り回ったり、していました。

サロンのスタッフが常駐しているので、ちょっと子供から目を離しても
見てくれているので安心です。
ママ同士おしゃべりをして、子育ての情報交換をしたり、
先輩ママのアドバイスを聞いたり、楽しく過ごしていました。

この他、編み物教室を開く日もありますし、
大学病院の先生を招いてミニ講座も開かれていました!
「うちの子受け口がち なんですけど大丈夫でしょうか?」とか
「歯は何歳くらいから磨いたらいいですか?」と質問が飛び交っていました。

イベントを開く時には数が増えるそうですが、
私がうかがった日は20組ほど参加していました。

このサロンは火曜と金曜日の午前10時から午後3時までやっていて、
参加費300円を払えば、原則予約は要りません。
ふらっと昼過ぎに来る人がいたり、午前中で帰る人もいたり、そこも自由。
ママたちに感想を聞いています。

ママたちの感想
『 落ちついた感じでいいですね!それが子供にも伝わるのか、
 今日みたいな賑やかなときでもいつもだったらもっと泣いちゃうんですけど』
『 うちは和室がないのでこうやって畳で遊ばせる良い機会になると思います。
 冬は寒かったり、夏は暑かったりするんですけど、
 それもまた季節を感じられるので』
『 着いたらすぐ縁側をばあーっと走っていたので気に入っていたと思います。
 風の音がしたり、風が吹くたびにドアがバタバタと揺れたり
 居心地がいいですね。』

古民家の良さを、大いに実感しているようですね。

「木の匂い」や「畳の柔らかさ」「風の音」といった気持ち良さもありますけど、
「広いから思いっきりハイハイさせられる」とか
「ちょっとくらい大きな声で泣いても周りを気にしなくていい」とか
物理的な「良さ」もはあるようですね。

この古民家のオーナーの 鈴木のぶおさんは、
「古民家」を提供した理由をこう話しています。

鈴木のぶおさん
『 この古民家のぬくもりとか、それから場の持つ力、
 場の持ったエネルギー、オーラ、が多分あるんだよね。
 それを、次世代につなげて行きたいんですよね。ぬくもりを。
 ぬくもりのリレーだな。』

「古い建物」と「新しい世代」、一見相反するもののようですけど、
それが「ぬくもり」という言葉でつながるんですね。

古民家ママスのスタッフの吉原さんは、この「ぬくもりが詰まった古民家」で
今後「お正月、節分、ひな祭り」などの「伝統行事」をどんどん開いていって、
より深く、強い絆を次世代にバトンタッチしていきたいと話していました
「ぬくもりのリレー」をつなげていって欲しいですね」。

担当:山崎景子