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「粉もん+ご飯」の重ね食べに大阪府の注意喚起~各料理店の店主たちの主張~

森本毅郎 スタンバイ!

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★大阪府が「重ね食べ」に注意喚起

先週、大阪府が、「大阪版健康・栄養調査」(速報版)というものを発表しました。
どういうものかというと、肥満の人ほど、お好み焼きなど“粉もん”をおかずにご飯を食べる「重ね食べ」の頻度が高いとして、太めの方はバランスよく・・・ということなんです。今日は、その重ね食べについて、「森本毅郎・スタンバイ!」(TBSラジオ、月~金、6:30-8:30)の「現場にアタック」で田中ひとみが取材しました。

この話、お好み焼きとご飯を重ね食べする大阪に限ったことではありません。ラーメンライスやパスタにピザなど、日本では和・洋・中どのジャンルでも、この粉もんプラスご飯の組み合わせはあります。そこで、各ジャンルの店主にその話をぶつけてきました。まずは大阪府の名物でもあるお好み焼きとご飯、お好み焼き店の店主はどう思っているのでしょうか。

 

森本毅郎スタンバイ!

関西では常識?!お好み焼きとご飯。

★お好み焼き店の店主「大阪では皆ご飯の上にお好み焼きが当然、何言われようが食べる」

東京・赤坂のお好み焼き店の店主
「私は大阪生まれの神戸の育ちなんですけど、お好みやさん行くと、もちろんそこには、お好み焼き定食、焼きそば定食っていうのがありました。もう、お好み焼きとご飯を一緒に食べるというのは当たり前の話なんですよね。だからどうのこうの話が出ようが、僕らは食べます。僕はご飯の上にお好み焼き置いて食べます。みんなそうですよ。関西って。だから関東の人に僕もよく言うんですけど、ラーメン定食ってあるじゃないですか、それと同じなんですよねラーメンも炭水化物、ご飯も、でも一緒に食べるじゃないですかと。
(バランスの良い食事を心掛けた方がって…)そんなん言ってたらもの食べれないじゃない。ラーメン餃子ご飯って、それ言い出したら食べれないって。だからそんな感じだと思います。」

この店主の方は、お好み焼き定食や、焼きそば定食で育ったので、粉もんご飯の組み合わせは当然。それを言ったら関東の人も食べるラーメンライスだって食べられないでしょうと持論を展開されて、やめろなんて言われても食べるとおっしゃっていました。

では、いまのお好み焼き店の店主の方が話していた、ラーメンライスを出す中華料理店の店主はどう思うのか、東京・赤坂の中国料理たけくまの店長・野口召敏さんのお話です。

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中華料理店のメニューには、ラーメン+ライスがズラリ・・・

★中華料理店の店主「お好みご飯は信じられない、でもラーメンライスは浸透しているでしょ」

東京・赤坂の中国料理「たけくま」 店長 野口召敏さん
「まあ自分は東京出身なのでわからないんですけど、大阪だとご飯のおかずに、お好み焼きとかたこ焼きとか言うのは私たち信じられないんですけど。まあでも比較的、ラーメンにご飯とかは浸透しているのかなって思うんですね、うちのお客さんでもやっぱりご飯はおかわりされるんで、ランチだと麺とあとご飯ついて、炭水化物に炭水化物なんですけど、女性はご飯は食べない方もいらっしゃるんですよ。
ただ男性は圧倒的にご飯もおかわりされる方が多い、男性はがっつりいきたいと思うんで、そんなに気にしていらっしゃる方はいないと思うんですけど、ここは赤坂なのでオフィス街午後も頑張るぞという意味でも炭水化物に炭水化物、健康気にしていられないそんな感じ。」

この店長さんは東京の方だったので、大阪のお好みご飯は信じられないけど、ラーメンライスは浸透しているので当然でしょうとのこと。ちなみにスーラータンメンとタンタンメンが人気のこのお店では、ランチはすべて麺とご飯がセットでまさに炭水化物と炭水化物のメニューがズラリと並んでいました。

和食と中華では粉もんとご飯は当然といったムードでしたが、では、パスタとピザやバケットといったパンを組み合わせる洋食のイタリアンはどうか。こちらも東京・赤坂にあるイタリアンのお店クレドのオーナーシェフ川上大輝さんに伺いました。

★イタリアンの店主「パスタとピザの組み合わせは日本人だけの感覚、向こうではやらない…」

東京・赤坂のイタリアン「クレド」 オーナーシェフ川上大輝さん
「赤坂でイタリアンやってます。ピザとパスタを一緒に頼んで、シェアして食べる、これは日本人がよくやるパターンですね。日本人が勝手にパスタ食べるときも、ピザを一緒に食べたりしているだけで、向こうの人はパスタ食べるときはパスタ。ピザ食べる時はピザですからね。パスタとピザの組み合わせしないですからね。向こうにいてコースで食べるときはもちろんバケットはついてきますけど、一緒に食べることはないんで、パンを食べるときにパスタ一緒に食べないので。ソースをつけたりとかするためのバケットだったりするので。組み合わせてるって感覚では向こうはないですね。そういう組み合わせというのを自然とコンビニでもまわりでもやっているので。特に関西の人はそれが強いだけじゃないですか。」

川上さんの分析では、中華料理の中国を含めアジアの人はシェアするのが好きだし、特に日本人はイタリアンでパスタとピザをシェアして分けて食べる慣習があるため、それゆえ日本のイタリアンでは炭水化物と炭水化物の組み合わせが定着しているとのことでした。

最後に、こうした、粉もんとご飯、パスタとピザのような炭水化物と炭水化物のメニューについて、店主たちがしょうがないと一定の理解を示していることを、今回粉もんご飯の調査結果から注意喚起していた大阪府はどう思うのか。大阪府の健康づくり課・中村清美さんに聞きました。

★大阪府「重ね食べ自体を否定しているんじゃなく、もし重ね食べしたら回数や量に工夫を」

大阪府 健康づくり課 中村清美さん
「主食の重ね食べにとても話題が集中しておりますので、少々驚いているというのが正直なところなんですけど、決して主食の重ね食べを否定しているのではなく、太めの方でこういう結果が出たので、回数とか量を工夫していただいたり、重ねたべをしたら、次の食事では、ちょっとバランスに気をつけて下さいねとか、具体的には、そういうところを注意して頂けたらなというところなんです。」

大阪府も重ね食べ自体を否定するためにこの結果を公表しているんじゃなく、もし重ね食べしたら回数や量に工夫してほしいとの意向から、こうした呼びかけを行っているということでした。